【無料】AndroidスマホでPDFを閲覧・編集・保存する方法
AndroidスマホでPDFファイルを扱うにはAcrobat オンラインツールが便利です。以下のページをぜひチェックしておいてください。
勤務先や取引先、子どもの通う学校などから、PDFファイルで資料やお知らせが届くことがありますよね。
ビジネスでもプライベートでも、PDFファイルに触れる機会は多いものです。PCが手元にない外出先では、スマホでPDFファイルを扱いたいこともあるでしょう。
この記事では、AndroidスマホでPDFファイルをスムーズに閲覧する方法や、様々なファイルをPDFへカンタンに変換する方法をご紹介します。
あわせて、PDFファイルの圧縮やページ削除といった編集方法も紹介しますので、ぜひお手元のAndroidスマホで試してみてください。
AndroidスマホでPDFを開く(閲覧する)方法
スマホでPDFファイルを開いて閲覧できれば、外出先でも手軽にPDFファイルの内容を確認でき、webで見つけたPDFファイルの情報もすぐにチェックできます。
そこで便利なのが無料のモバイルアプリ「Adobe Acrobat Reader」です。
通常、AndroidスマホではPDFファイルをアプリなしでは開けません。しかし、Acrobat Readerをインストールしておけば、メールに添付されているPDFファイルや、web上のPDFファイルを開くことができます。
Acrobat Readerをインストールした状態でPDFファイルを開くと、以下の画像のように、「Adobe Acrobatで開く」という選択肢が表示されます。「1回のみ」または「常時」のいずれかをタップすると、スムーズにPDFファイルを開けます。
また、Acrobat Readerを使うとPDFファイルの閲覧だけでなく、注釈の追加や入力編集、署名、共有といった操作も可能です。PDFファイルを閲覧した後に、電子署名をして相手に返信したり、資料内にコメントを追加してチームメンバーと共有したりできるので、スマホでの作業がはかどります。
以下のリンクから、Acrobat Readerをダウンロードしてぜひお試しください。
AndroidスマホでダウンロードしたPDFの保存先
web上や、受信したメールからダウンロードしたPDFファイルを確認したいとき、「どこに保存されたのかわからなくなってしまった」という経験のある方も多いのではないでしょうか。
Androidスマホ内にダウンロードしたPDFファイルは、基本的に内部ストレージの「Download」フォルダに保存されます。「ファイル」アプリの「ダウンロード」のフォルダをチェックしてみてください。
また、ダウンロード後に表示される「ダウンロード通知」をクリックして開くこともできます。目的のファイルが見つからない場合は、SDカードなど外部ストレージに保存されていたり、ダウンロード元のアプリ名のフォルダに保存されていたりするので、確認してみましょう。
Androidスマホで様々なファイルをPDF形式に変換する方法
PDFファイルの閲覧だけでなく、写真やMicrosoft Word・Excel・PowerPointなど、他のファイル形式からPDFへの変換ができると、事務やデータ管理においてとても便利です。
また、スマホによるPDF変換を使いこなせると、移動中や外出先であっても、素早く効率的に対応できるようになります。
例えば出張中や移動中に、取引先から急ぎで請求書の送付を求められた場合。PCで書類を作成済みであっても、手元にPCがない場合や、社内ネットワークにアクセスできない場合、オフィスに戻ってから対応する時間がないといったケースもあるでしょう。
しかし、そんな状況でもスマホを使えば、スマホでファイルを変換して、その場で送信することができます。PCでの作業をスマホで補完できるため、急な対応が必要な際でも、スムーズに処理を進められます。
そんなPDFファイルへの変換をスマホで行うのにオススメなのが「Adobe Acrobat オンラインツール」です。無料かつブラウザーで使えるツールなので、アプリをダウンロードする必要もなく、すぐに他形式のファイルをPDFファイルに変換できます。
さらに、Acrobat オンラインツールは、アップロードされたファイルを暗号化するため、安全に利用することが可能。ログインせずにAcrobat オンラインツールを利用した場合、アップロードしたファイルは短時間でサーバーから削除されます。ログインした場合は、アップロードや変換したファイルは暗号化されたのち、クラウドストレージに自動で保存され、いつでも確認・削除できるため安心です。
ここからは、Acrobatオンラインツールを使った変換方法をご紹介します。
【手順1】変換したいファイルをアップロードする
「様々な形式からPDFに変換」にアクセスして、「ファイルを選択」をタップしましょう。
今回は例としてExcelファイルをPDFに変換していきます。
「ファイルを選択」をタップすると、スマホに保存しているファイルが一覧で表示されます。表示された中から変換したいExcelファイルを選択しましょう。すると、ExcelファイルがPDFファイルに変換されます。
【手順2】PDFファイルをダウンロードする
PDFファイルへの変換が終わると、画面が切り替わります。「ダウンロード」ボタンをタップすると、スマホ内に保存されます。
Word、PowerPoint、JPG・PNGなども同様の方法でPDFに変換できます。
また、同じアカウントでログインすれば、PCやタブレットからでも同じファイルへのアクセスが可能です。例えば、移動中にスマホで作業を始めても、自宅やオフィスに戻ってから、シームレスに作業の続きを行えるため、効率的に作業を進められるようになります。
次の章では、Acrobatオンラインツールで使えるPDFファイルの編集機能をご紹介します。
他にも便利なAcrobat オンラインツールの編集機能
Acrobatオンラインツールには、PDFファイルを手軽に編集できる25以上の豊富な機能が備わっています。
ここでは、その中から外出先でもスマホで手軽に利用できる機能をピックアップしてご紹介します。
1.PDFファイルを圧縮する
PDFファイルを圧縮し、データのサイズを小さくできます。圧縮をすると、次のようなシーンで便利です。
- ファイルサイズを小さくして、スムーズに送信したい
- メールやチャットツールで送る際、送信ファイルサイズの上限内におさめたい
- PDFファイルの表示速度を高めたい
- ファイル容量を抑えて、スマホのストレージを節約したい
PDFファイルをAcrobatオンラインツールで圧縮するには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードして編集してください。
2.ページを削除する
PDFファイルの一部のページを削除できる機能です。以下のようなシーンで役立ちます。
- PDF資料から、古い情報が含まれているページを削除したい
- PDF資料から必要のないページを削除したい
- 不要なページを削除してデータサイズを小さくしたい
AcrobatオンラインツールでPDFファイルの一部のページを削除するには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードして編集してください。
3.PDFファイルを結合する
複数のPDFファイルを結合し、1つにまとめられる機能です。以下のようなシーンに役立ちます。
- 複数のPDF資料を1つにまとめて、管理しやすくしたい
- 重要なPDF資料を統合して、情報にアクセスしやすくしたい
- 過去のプレゼン資料やレポートをまとめて、新しい資料を作成したい
Acrobatオンラインツールで複数のPDFファイルを結合するには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードして編集してください。
4.ページを抽出する
PDFファイルから特定のページを抽出できる機能です。以下のようなシーンに役立ちます。
- 大量のページがある資料から必要なページだけを取り出したい
- 複数の資料からデータを抽出し、比較や分析をしたい
- 特定の案件に関連するページだけを抽出し、別の資料として保存したい
AcrobatオンラインツールでPDFファイルの特定のページを抽出するには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードして編集してください。
5.ページを回転する
PDFファイルのページの向きを回転させる機能です。ページの向きを揃えたり、回転させた状態で保存したりできます。PDFファイル内の1ページのみを回転することも、全ページを一括で回転することも可能です。以下のようなシーンに役立ちます。
- 意図しない向きでスキャンされたページを、正しい方向に揃えたい
- 印刷する際に、用紙にあわせてページの向きを調整したい
- 読みやすいように、適切な方向にページの向きを修正したい
AcrobatオンラインツールでPDFファイルを回転させるには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードして編集してください。
6.ページを並べ替える
PDFファイルのページの順序を任意に並べ替えられる機能です。以下のようなシーンに役立ちます。
- ページの順序を入れ替えて、PDF資料の流れを整えたい
- 過去に作成した資料を整理する際、ページの順序を調整したい
Acrobatオンラインツールでページの順序を並べ替えるには、以下のリンクから該当のファイルをアップロードしてください。アップロードしたPDFファイルのページをドラッグ&ドロップするだけで、カンタンに順序を入れ替えられます。
以上が、スマホでも使いやすいAcrobatオンラインツールの機能のご紹介でした。PDFを扱う作業が便利になるので、ぜひ使ってみてください。
次の章では、無料のAcrobat オンラインツールを利用する際のよくある質問について、わかりやすくお答えしていきます。「Acrobat オンラインツールでPDFが扱いやすくなるのはわかったけど、このまま使い始めても大丈夫かな」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Acrobat オンラインツールを使う際のよくある質問
ここからは、無料のAcrobat オンラインツールに関するよくある質問に回答していきます。「無料で使える?」「ツールが安全かどうか不安」そんな方は、気になる項目をチェックしてみてください。
無料で使えますか?
はい、無料で使えます。
Acrobat オンラインツールなら、今回ご紹介したPDF形式への変換に加えて、PDFに関する25以上の機能を無料で使用可能です。ただし、無償版のAcrobat オンラインツールには使用回数の制限があります。
有償版のAdobe Acrobat Proなら、Acrobat オンラインツールの全機能を回数無制限で使えます。それに加えて、電子署名や墨消しといった機能もご利用可能です。(※Creative Cloudのコンプリートプランを既にご契約中の方も、回数の制限なく全機能をお使いいただけます)PDF関連の業務が多い方は、ぜひ検討してみてください。
安全に使えますか?
はい、アップロードされたファイルは暗号化されるため、安全に使えます。
ログインせずにAcrobat オンラインツールを利用した場合、アップロードしたファイルは短時間でサーバーから削除されます。ログインした場合は、アップロードや変換したファイルは暗号化されたのち、クラウドストレージに自動で保存され、いつでも削除できます。(セキュリティに関する取り組みについて詳しくは「アドビのセキュリティについて」もご確認ください)
PCやタブレットでも使えますか?
はい、PCやタブレットでも使えます。
Acrobat オンラインツールは、ブラウザー上で動くオンラインツールです。そのため、インターネット環境があればAndroidスマホだけでなく、MacやWindowsといったPC、iPadをはじめとするタブレットでも使用できます。(一部の機能は、スマホやタブレットで使うときにアプリのインストールが必要です)
AndroidスマホでPDFを変換・編集するなら、「Acrobat オンラインツール」がオススメ
Acrobat オンラインツールは、ブラウザー上でPDFの変換や編集ができる無料ツールです。
今回の記事でご紹介した、各種ファイルをPDFファイルへ変換する機能や、圧縮・削除・結合といった編集機能は、スマホでも操作がしやすく非常に便利です。
そのほかにも、ページ追加やテキストの編集、電子署名など、全部で25以上のPDFに関する機能が無料で使えます。
以下の記事では、Acrobat オンラインツールで使える機能と詳しい使い方を紹介しています。
はじめてのAdobe Acrobat オンラインツール完全ガイド(概略版)
また、スマホのカメラを利用して資料をスキャンし、PDFファイルにできるアプリ「Adobe Scan」も便利です。
紙の資料や、ホワイトボードに板書した内容も、Adobe Scanを使えばカンタンにPDFファイルとして保存できます。
Adobe Scanには、自動で紙の境界線を検出したり傾きを補正したりする機能があり、紙の資料にスマホをかざすだけで鮮明なPDFファイルを作成できます。
ぜひAdobe Scanをダウンロードして、あなたのスマホに高性能なスキャン機能をプラスさせましょう。
(執筆:ウェブライダー)
https://milo.adobe.com/libs/img/mnemonics/svg/acrobat-pro-64.svg
ぜひAdobe Acrobatオンラインツールをお試しください
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