アプリの診断および使用状況情報に関するFAQ

 

最終更新日:2022年12月5日

 

アドビのプライバシーポリシーでは、お客様が当社の本サービスおよびソフトウェアを使用または操作する際に、アドビが個人情報を収集、使用、および開示する方法を説明しています。このFAQでは、アドビのデスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、およびwebアプリケーション(以下「アプリ」という)が、お客様によるこれらのアプリへのアクセスおよび使用方法に関する個人情報をどのように収集、使用し、アドビに送信するかについての追加情報を提供します。

デバイス上のアプリは、お客様がアプリまたはアプリ内のコンテンツにどのようにアクセスし、使用しているかについて特定の情報を自動的に収集します。収集された情報のうち、アドビがアプリを最新の状態に保ち、想定どおりに動作していることを確認し、デバイスと情報を保護するために必須の情報(以下「診断情報」という)はアドビに送信されます。収集されたその他の情報(以下「使用状況情報」という)は、アドビに送信するかどうかをお客様が選択でき、お客様はこの情報をアドビに送信しないようにオプトアウトできます。アドビのサービスにアクセスする権利を組織から提供されているビジネスユーザーの場合、権利を提供した組織にこの情報の一部が送信される場合があります(本条件で定義されていない用語は、アドビ基本利用条件で定義されているものと同じ意味を有します)。

アドビは、診断情報および使用状況情報をお客様のアドビアカウントと関連付けることで、個々のお客様に合わせてパーソナライズしたエクスペリエンスの提供、アプリの品質、信頼性、機能、およびユーザーエクスペリエンスの改善、お客様とのコミュニケーションのパーソナライズ(マーケティングコミュニケーションを含む)が可能になるだけでなく、不正行為、欺瞞的行為、もしくは違法行為、または本サービスおよびソフトウェアの不正使用にも役立てることができます。アドビは、明記した目的のために、機械学習などの技術を使用して診断情報および使用状況情報を分析することができます。

アドビアプリのアクセス、使用、および操作する方法に関する使用状況情報をアドビに送信しないように設定できますか?

はい。お客様は、以下に示すように環境設定を行うことで、使用状況情報をアドビに送信しないことを選択できます

デスクトップアプリの場合:アカウント管理のプライバシーページで、「デスクトップアプリの使用状況」の設定を変更します。この設定は、お客様が持つすべてのアドビデスクトップアプリ内の機能の使用状況に適用されますが、これらのデスクトップアプリから接続されるオンラインサービス(Behance、Adobe Fonts、Document Cloud、Creative Cloudなど)には適用されません。Creative Cloudエンタープライズ版またはCreative Cloud 教育機関向けのメンバーは、デスクトップアプリの使用状況情報の収集が無効になっているため、この設定を使用できません。詳しくは、以下の「エンタープライズユーザーや教育機関ユーザーは、自分のアドビアプリの使用状況情報の共有について、どのようなことを選択できますか?」を参照してください。

モバイルアプリの場合:特定のモバイルアプリの「設定」または「環境設定」で設定を変更できます。各アプリの収集設定は、その特定のアプリで行われる収集にのみ適用され、これらのアプリから接続されるオンラインサービス(Behance、Adobe Fonts、Document Cloud、Creative Cloudなど)や別のアドビアプリで行われる収集には適用されません(各モバイルアプリ内で設定を調整する必要があります)。

Webアプリの場合:webアプリ内のCookieの環境設定リンクをクリックして、設定を変更します。このプロセスは、場合により、使用状況データを収集するアドビのwebベースのアプリやサービスごとに繰り返し行う必要があります。詳しくは、https://www.adobe.com/privacy/cookies.html.を参照してください。

お客様がオプトアウトした場合でも、当社のアプリは法的および安全性の目的で診断情報を収集しますが、この情報は詐欺、セキュリティ、不正行為もしくは違法行為の可能性、アドビの本サービスおよびソフトウェアの不正使用、または技術的問題およびソフトウェアの違法コピーを検出、防止、もしくはその他の方法で対処するためにのみ使用されます。詳しくは、「アドビのプライバシーポリシー」を参照してください。さらに、これらの設定は、本サービスまたはソフトウェアのプレリリース版またはベータ版には適用されません(プレリリース版またはベータ版プログラムでは、それらのプログラムの一環として、アドビ基本利用条件に従い使用状況情報が送信されます)。

これらのサービスの一部として収集される使用状況情報には、サービス個別のプライバシーポリシーおよびアドビプライバシーポリシーが適用されます。オンライン使用状況追跡のオプトアウトについて詳しくは、アドビプライバシーセンターの「プライバシーに関する選択肢」のセクションを参照してください。

どのような使用状況情報が収集され、アドビに送信されますか?またアドビはその情報をどのように使用しますか?

使用状況情報がアドビに送信される場合、お客様によるアドビアプリの使用方法および操作方法に関する以下の情報が継続的に送信されます。

  • ブラウザーとデバイスに関する情報。例えば、デバイスのモデルとオペレーティングシステム、ソフトウェアとハードウェアに関する情報、ブラウザーとデバイスの設定、一意の ID(IPアドレス、Cookie ID、デバイスIDなど)、インストールされているメモリ容量、言語設定、画面解像度など
  • アドビ製品情報(バージョン番号など)
  • お客様のコンテンツやドキュメントに関する情報(ページ数や一意のドキュメント識別子など。ただし、お客様のドキュメント内のコンテンツは含まれません)
  • コンテンツの使用状況情報(お客様がコンテンツにアクセスした回数や、アプリ内でお客様が自分のコンテンツに対して行った操作など)
  • お客様がアドビアプリに対して行った操作、およびアドビアプリがお客様のコンテンツに対して行った動作(お客様が使用した機能、選択したオプション、アドビのアプリに到達するまでにお客様がたどった経路、使用した機能、選択したオプションなど)
  • クラッシュログ

アドビがお客様またはお客様のデバイスに関して情報を収集および使用する方法について詳しくは、アドビプライバシーセンターを参照してください。

エンタープライズユーザーや教育機関ユーザーは、自分のアドビアプリの使用状況情報の共有について、どのようなことを選択できますか?

デスクトップアプリの場合

Creative Cloud

Creative Cloud Packager 経由、またはEnterprise ID によってアプリケーションのインストールを管理する場合、Creative Cloudエンタープライズ版やCreative Cloud教育機関版のメンバーは、この情報をアドビに送信する機能が無効であり、有効にすることはできません。ただし、ベータ版アプリケーションは、使用状況情報をアドビに送信します。

ただし、ユーザーがAdobe IDを使用してCreative CloudデスクトップからCreative Cloudアプリケーションをインストールすることを管理者が許可する場合、ユーザーは自身によるアプリケーションの使用状況に関する情報を送信できます。ユーザーは、アカウント管理のページにアクセスして、いつでも環境設定を変更できます。

Photoshop ElementsおよびAdobe Premiere Elements

Adobe Volume Licensing(教育機関向けを含む)を使用してアプリケーションのインストールを管理している場合、この情報をアドビに送信する機能は無効であり、有効にすることはできません。

モバイルアプリとwebアプリの場合:すべてのユーザーは、ライセンスや使用権限の種類に関係なく、上記の「アドビアプリのアクセス、使用、および操作する方法に関する使用状況情報をアドビに送信しないように設定できますか?」のセクションに記載されているように、自身のモバイルアプリまたはwebアプリの使用状況の収集に関する設定を調整できます。