Scalable Vector Graphics
Download
SVG Overview
Tutorials
Demos
In Depth
FAQ
リリースノート
アドビとSVG
SVGの現在のサポート状況
Community
Feedback
Windows版Adobe® SVGビュワー

リリースノート
バージョン 1.0 (ビルド 94)

目次

SVGビュワーについて
システム条件
SVGビュワーのインストール方法
Netscape用プラグインを別のブラウザに用にコピーする方法
WebブラウザでSVGを表示する方法
アートワークをSVGに変換する方法
ティップス&ヒント
現在わかっている問題点
アドビのSVGサポートに関する詳しい情報

SVGビュワーについて

アドビのIllustrator用SVGフォーマット・プラグインは、2000年3月3日に公表されたW3Cのスケーラブル・ベクター・グラフィックス 仕様書“最終”草稿に記されている、スタイラブルSVGをサポートしています。この仕様書はまだ草稿段階であることにご注意ください。2000年後半に推奨される仕様として確定されるまでは、まだこれからも改善される余地が残されています。

SVGビュワーのインストール方法

1.  インストールの前に、ビュワーの古いバージョンでSVGを表示するために使用したアプリケーションを終了してください。
2.  ダウンロードしたファイルを実行してください。

Netscape用プラグインを別のブラウザに用にコピーする方法

NetscapeプラグインのサポートがあるNetscapeをもう一つインストールする場合は、以下のファイルをプラグインフォルダにコピーすることによって、ブラウザでSVGを表示することが可能になります。

NPSVGVw.dll
SVGView.dll
SVGViewer.zip

WebブラウザでSVGを表示する方法

Adobe SVGビュワーをインストールすれば、サポートしているすべてのブラウザで、Illustratorから書き出したあらゆるSVGファイルを表示することができます。

アートワークをSVGに変換する方法

Illustrator 9を利用すればSVGに書き出すことが可能です(Illustrator 8.01を利用してSVGアートワークを作成するためには、Adobe Illustrator SVGフォーマット・プラグインをインストールする必要があります。これは英語版Illustrator 8.01で動作します)。まずIllustratorでアートワークを作成し、SVGに書き出します。その後、JavaScriptによるインタラクティビティや、アニメーション、フィルタ効果などを手動で付け加えます。

ティップス&ヒント

スタイル属性(ないし、エンティティ・リファレンスを利用するスタイル属性)は、埋め込まれたスタイルシートより短時間でレンダリングできます。

システム条件 Requirements

Windows 95, 98, 2000, or NT 4.0
Netscape NavigatorないしCommunicator versions 4.0から4.73、または Internet Explorer 4.0以降
13 MBのハードディスクスの空き領域
32 MBのRAMを推奨

SVGビュワーに関して現在わかっている問題点

すべてのブラウザ

SVGビュワーは現在のところ、デフォルト値が‘自動’に指定されている場合、デフォルト値0であるかのようにglyph-orientation-verticalを取り扱います。つまり、将来的にビュワーがサポートした際に、このプロパティが正確に機能するようにするためには、すべての縦書きテキストに、スタイル“glyph-orientation-vertical:0”と書き込んでおく必要があります。
SVGグラフィックのエッジ近くのエレメントが、マウスアウト・イベントを受け付けない可能性があります。
filterUnits="objectBoundingBox"のフィルタ効果に関して、ビュワーは現在のところフィルタ・ノードの長さを filterUnitsuserSpaceOnUseであるかのように取り扱います。
ログインをやり直さない限り、Win/9xのシステムではSVGファイルをブラウザに関連づけることができません。

Internet Explorer

(たとえばMicrosoft Officeのような)別のアプリケーションのActiveXコントロールとしてSVGビュワーを利用するためには、Internet Explorer 4 以降がインストールされていなければなりません。
ビュワーの新バージョンをインストールする前に、アクティブ・デスクトップからすべてのSVGを削除しなければなりません。
SVGの下に隠れて、HTMLページのバックグラウンド画像が正しく表示されない場合もあります。
ActiveXコントロールでSVGファイルを表示する場合には、コントロールのアップデート・バージョンをインストールする前にまずInternet Explorerを終了してください。
同一のSVGファイルへのリンクを含むウィンドウを複数開いた状態で、しかもHTMLの<embed>タグでそのSVGが埋め込まれていると、どれか一つのウィンドウを印刷しようとすると、別のウィンドウのDOMの変更に基づいて印刷が行われる可能性があります。これはInternet Explorerの制限によるものです。
Internet Explorerの制限により、SVGファイル内で定義されたスクリプトから、別のウィンドウのプロパティを見ることはできません。
WindowsでのAdobe SVG Netscapeプラグインの利用は、サポートされていません

Netscape

あるページを見終わって次のページに進む際、NetscapeがHTML内で動作しているすべてのスクリプトを終了するまで、NetscapeがAdobe SVGビュワーを終了できないということがよく起こります。従ってスクリプトを書く際には、HTML JavaScript内のsetTimeoutあるいはsetIntervalコールバックからSVG DOMにアクセスしようとする前に、プラグインがロードされているかどうかをチェックするように注意してください。
Netscapeの設計上の制限のために、次のような形式でのHTMLの利用は避けてください:
    <a href="#" onclick="myScriptWhichModifiesSVG()">
 

問題になるのは、JavaScriptがオンクリック・イベントに反応して、スクリプトの実行を開始するにもかかわらず、Netscapeもリンクのクリックに反応して、JavaScriptが現在表示中のページをリロードするのを妨げる点です。このコンフリクトは次のようにコードを書き換えることによって回避できます:

    <a href="javascript:myScriptWhichModifiesSVG()">
 

Netscapeのスクリプト・エンジンの制限のために、svgDocumentオブジェクトは、SVGの <script>エレメント内で宣言されたJavaScriptの機能では定義されません。これを避けるために、手渡されるevtオブジェクト上でgetTargetを宣言することにより、SVGドキュメント・オブジェクトをSVGイベントハンドラ内から除去することができます。たとえば:
    // Retrieve the SVG document object:
    var directTarget = evt.getTarget();
    var svgDocument;
    if( directTarget.getNodeType() != 9 )  // if not DOCUMENT_NODE
      svgDocument = directTarget.getOwnerDocument();
    else
      svgDocument = directTarget;
 
Netscapeをご使用の場合、サーバ上で修正されたSVGグラフィックのコンテンツをリロードしようする場合には、ブラウザのキャッシュを0バイトに設定してあっても、シフトキーを押しながらNetscapeのツールバーのリロードをクリックしなければなりません。
JavaScriptイベント・ハンドラにエラーが含まれていると、それ以降のJavaScriptは実行できません。
Netscapeのスクリプトの制限のために、SVGイベント・ハンドラから別のフレームにURLを変更することはできません。
Netscapeのスクリプト・エンジンの制限のために、SVGイベント・ハンドラ内からalert()機能を呼び出すことができずに、それ以降のJavaScriptを実行できなくなる可能性があります。セキュリティ特権ウィンドウを含め、Netscape形式のウィンドウにも同様の問題が起こります。
JavaScriptを利用するプラグインを含めることに関して、Netscapeで、JavaScriptを利用したプラグインでページを読み込んだ後、Javaを無効にしてブラウザを終了すると、Netscapeはクラッシュする場合があります。
Netscapeでは必ずしもSVGスクリプト内からdocument.embeds[]アレイにアクセスできるとは限りません。このような現象を回避するため、document.mySVGというスクリプトを利用します。ここでmySVGというのは埋め込みオブジェクトの名称です。
NetscapeでAdobe SVGビュワーのようなプラグインが含まれるページを印刷する際に、“プリント・プレビュー”コマンドを使うと、Netscapeがクラッシュする場合があります。同じ理由で、Acrobat Distillerを使ったプラグインを含むページを印刷しようとする場合にも、Netscapeがクラッシュする可能性があります。
Netscape 4.0x で、同一のSVGファイルを2つのウィンドウに同時に表示させる場合、そのファイルがウィンドウ・オブジェクトに関してグローバルJavaScriptを利用していると、JavaScriptが2番目のウィンドウを初期化できないこともあります。このような現象を回避するために、Netscapeをより新しいバージョンにアップグレードしてください。

Copyright ©2000 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved.
法律上の注意事項と商標について
オンラインでのプライバシー保護について