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Macintosh版Adobe® SVGビュワー リリースノート 目次
アドビのIllustrator用SVGフォーマット・プラグインは、2000年3月3日に公表されたW3Cのスケーラブル・ベクター・グラフィックス ファイナル版候補とされているワーキングドラフトに記されている、スタイラブルSVGをサポートしています。この仕様書はまだドラフトの段階であることにご注意ください。2000年後半に推奨される仕様として確定されるまでは、まだこれからも改善される余地が残されています。
Netscape用プラグインを別のブラウザに用にコピーする方法 NetscapeないしNetscapeプラグインのサポートがあるInternet Explorerをもう一つインストールする場合は、以下のファイルをプラグインフォルダにコピーすることによって、ブラウザでSVGを表示することが可能になります。
Adobe SVGビュワーをインストールすれば、サポートしているすべてのブラウザで、Illustratorから書き出したあらゆるSVGファイルを表示することができます。 Illustrator 9を利用すればSVGに書き出すことが可能です(Illustrator 8.01を利用してSVGアートワークを作成するためには、Adobe Illustrator SVGフォーマット・プラグインをインストールする必要があります。これは英語版Illustrator 8.01で動作します)。まずIllustratorでアートワークを作成し、SVGに書き出します。その後、JavaScriptによるインタラクティビティや、アニメーション、フィルタ効果などを手動で付け加えます。 スタイル属性(ないし、エンティティ・リファレンスを利用するスタイル属性)は、埋め込まれたスタイルシートより短時間でレンダリングできます。
注意: SVGビュワーのインストーラーは、サポートしているブラウザの割り当てメモリを増加させます。こうすることによって、適切にSVGを表示することが可能になるわけです。もしブラウザへのメモリ割り当てを少なくすると、SVGグラフィックスが適切に表示されなくなる可能性があります。次の表は各ブラウザに対して必要な割り当てメモリの一覧です。
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・ | SVGビュワーは現在のところ、デフォルト値が‘自動’に指定されている場合、デフォルト値0であるかのようにglyph-orientation-verticalを取り扱います。つまり、将来的にビュワーがサポートした際に、このプロパティが正確に機能するようにするためには、すべての縦書きテキストに、スタイル“glyph-orientation-vertical:0”と書き込んでおく必要があります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | SVGグラフィックのエッジ近くのエレメントが、マウスアウト・イベントを受け付けない可能性があります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・ | filterUnits="objectBoundingBox" のフィルタ効果に関して、ビュワーは現在のところフィルタ・ノードの長さを filterUnits が userSpaceOnUse であるかのように取り扱います。 |
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・ | Mac版のビュワーは非常に短いオーディオクリップを取り扱うことができません。短いオーディオクリップをドロップしないようにするためには、先頭に無音の空白時間を入れるか、ドロップ可能なオーディオファイルの断片を利用するのがベストです。このようにした後で、それに従ってタイミングを調整してください。 |
・ | Macintosh版Internet Explorerでは、JavaScriptによるプラグインへのアクセスが提供されていません。つまり、Macintosh版のAdobe SVGビュワープラグインではJavaScriptを利用できません。従ってMacintosh版のInternet ExplorerでSVGを表示した場合、説明アニメーションは機能しますが、インタラクティブになりません。これに関する付随的な現象として、“ソースを見る”コマンドはMac版のInternet Explorerではサポートされません。さらに、“Adobe SVGビュワーについて”コマンドを実行すると、アバウトボックス・グラフィックスを表示する代わりに、Adobe.comのSVGのページにジャンプします。 | |
・ | 複合SVGファイルを表示しようとするとInternet Explorerがクラッシュする可能性があります。Internet Explorerへの割り当てメモリを増やしてやると、多くの場合この問題を回避することが可能です。 | |
・ | SVGファイルをHTMLに埋め込む場合、embed タグに旧式のalign 属性を使用しないでください。Mac版のInternet Explorerは、このような属性付きで埋め込まれたプラグインを、描画したり印刷することができない場合がしばしばあります。 |
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・ | SVGファイルに<script> エレメントが含まれていたり、XMLの宣言がない場合に、Internet ExplorerはSVGファイルをビュワーに引き渡すことに失敗することもあります(SVGファイルの代わりに、空のファイルを渡してしまいます)。その代わりにInternet Explorerは、サーバがSVGの正しいMIMEタイプを送っている場合でも、SVGファイルをHTMLとして解釈しようとします。このような現象を回避するために、すべてのSVGファイルにはXMLの宣言を必ず入れるようにしてください。 |
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・ | ファインダからInternet Explorer 5にSVGファイルをドラッグ&ドロップする場合には、Macのファイルタイプが‘svg’でなければなりません(スペースに続けて“svg”です)。これ以外のファイルだと、ファイルをAdobe SVGビュワーに渡す代わりに、Internet Explorer 5 自身がSVGを解析しようとします(そして結局は、Internet Explorer 5ではSVGファイルを表示することができません)。 |
・ | あるページを見終わって次のページに進む際、NetscapeがHTML内で動作しているすべてのスクリプトを終了するまで、NetscapeがAdobe SVGビュワーを終了できないということがよく起こります。従ってスクリプトを書く際には、HTML JavaScript内のsetTimeout あるいはsetInterval コールバックからSVG DOMにアクセスしようとする前に、プラグインがロードされているかどうかをチェックするように注意してください。 |
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・ | Netscapeの設計上の制限のために、次のような形式でのHTMLの利用は避けてください: <a href="#" onclick="myScriptWhichModifiesSVG()"> 問題になるのは、JavaScriptがオンクリック・イベントに反応して、スクリプトの実行を開始するにもかかわらず、Netscapeもリンクのクリックに反応して、JavaScriptが現在表示中のページをリロードするのを妨げる点です。このコンフリクトは次のようにコードを書き換えることによって回避できます: <a href="javascript:myScriptWhichModifiesSVG()"> |
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・ | Netscapeのスクリプト・エンジンの制限のために、svgDocument オブジェクトは、SVGの <script> エレメント内で宣言されたJavaScriptの機能では定義されません。これを避けるために、手渡されるevt オブジェクト上でgetTarget を宣言することにより、SVGドキュメント・オブジェクトをSVGイベントハンドラ内から除去することができます。たとえば: // Retrieve the SVG document object: var directTarget = evt.getTarget(); var svgDocument; if( directTarget.getNodeType() != 9 ) // if not DOCUMENT_NODE svgDocument = directTarget.getOwnerDocument(); else svgDocument = directTarget; |
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・ | Netscapeのバグのために、サーバ上で修正されたSVGグラフィックのコンテンツをリロードしようする場合には、ブラウザのキャッシュを0バイトに設定してあっても、シフトキーを押しながらNetscapeのツールバーのリロードをクリックしなければなりません。 | |
・ | JavaScriptイベント・ハンドラにエラーが含まれていると、それ以降のJavaScriptは実行できません。これはプラグインを使って実行するスクリプトのハンドリングに関してNetscapeにバグがあるためです。 | |
・ | Netscapeのスクリプトの制限のために、SVGイベント・ハンドラから別のフレームにURLを変更することはできません。 | |
・ | Netscapeのスクリプト・エンジンの制限のために、SVGイベント・ハンドラ内からalert() 機能を呼び出すことができずに、それ以降のJavaScriptを実行できなくなる可能性があります。セキュリティ特権ウィンドウを含め、Netscape形式のウィンドウにも同様の問題が起こります。 |
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・ | JavaScriptを利用するプラグインを含めることに関して、Netscapeにはバグがあります。JavaScriptを利用したプラグインでページを読み込んだ後、Javaを無効にしてブラウザを終了すると、Netscapeはクラッシュします。 | |
・ | Netscapeでは必ずしもSVGスクリプト内からdocument.embeds[] アレイにアクセスできるとは限りません。このような現象を回避するため、document.mySVG というスクリプトを利用します。ここでmySVG というのは埋め込みオブジェクトの名称です。 |
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・ | 現在のところSVGを印刷するためには、Netscapeの割り当てメモリを少なくとも35 MBにする必要があります。 | |
・ | フレームを含め、NetscapeプラグインAPIにバグがあります。これを回避するために、すでにSVGを表示している別のフレームにSVGコンテントを表示させるためには、<a href="some.svg" target="some-frame">フォーマットを使用しないでください。これの代わりに、ターゲット・フレーム内のSVGプラグインの“setSrc(url)”方式を利用してください。 | |
・ | 複数のSVGファイルを同時に表示すると、Netscapeがメモリ不足に陥る可能性があり、その結果、SVGファイルを読み込めなくなる場合もあります。このような場合には、Netscapeへの割り当てメモリを増やすことにより、同時に複数のSVGファイルを表示させることが可能になります。 | |
・ | Mac版Netscape上でプラグインを利用して表示したページをフルページで印刷する場合に問題が発生する場合があります。一時的に回避する手段は開発してありますが、これを利用すると、MacではSVGのフルページ印刷をキャンセルできなくなります。こうなった場合には、印刷が終了するまでシステムが反応しなくなります。 | |
・ | Mac版Netscape 4.05 では、メモリが十分あるにもかかわらず、メモリ不足のためにある種のプラグインをロードしなくなるという現象が発生する場合があります。 | |
・ | Netscapeには表組みでプラグインを扱う場合に問題が発生する場合があります。Netscapeがプラグインに対してページの違う部分を描画するように指令し、プラグインもこれが間違った部分だと知ることができないといった現象です。これは、表が入れ子上に重なるほどこのバグが顕著に現れます。従って、MacではAdobe SVGビューワーで表組みを利用することは避けるようにしたほうが賢明です。 | |
・ | Mac版Netscape 4.xでは、プラグインの埋め込みを含むページを印刷する場合にこれらのブラウザを利用してWebページをを印刷し、“戻る”をクリックし、次に“ホーム”をクリックし、さらに“戻る”のボタンを数回クリックすると、Netscapeがクラッシュする場合があります。印刷が終了してから10秒ほど待つと、Netscapeが回復して、クラッシュを回避できる場合もあります。 | |
・ | Netscapeのプラグインとフレームの取り扱いに関して、同一フレーム内でフルページの表示をするプラグインとリンクしているフレームを持つフレームセットがある場合、リンクをたどり、“戻る”ボタンをクリックし、さらに、同一フレーム内に表示する別のフルページ・プラグインへのリンクをクリックすると、Netscapeはクラッシュする場合があります。 | |
・ | Mac版のNetscapeは、ウィンドウのサイズを変更すると、フレーム内のページをリロードします。このため、ウィンドウのサイズが変更されると、JavaScriptが要求するSVG DOMオブジェクトはすべて、ドキュメントの古いバージョンとなってしまいます。この問題を回避するためには、イベント・ハンドラ、setTimeout、setIntervalなどのコール間のJavaScript変数内に、SVG DOMオブジェクトをキャッシュしないようにします。 |
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