アドビ、Adobe Expressを発表
「すべての人に『つくる力』を」を届けるアドビのミッションを体現
素晴らしいコンテンツを誰もが簡単に作成可能にする、webとモバイル統合型の新製品
【2021年12月14日】
米国カリフォルニア州サンノゼ発:アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、Adobe Creative Cloud Expressを発表しました。これは、SNSでの投稿からロゴ、チラシ、バナーなどのマーケティング資料まで、美しくリッチなマルチメディアコンテンツを簡単に作成・共有することを可能にした、webとモバイルで利用できる製品です。Adobe Creative Cloud Expressはドラッグ&ドロップ操作によるコンテンツ作成をサポートし、わずか数クリックであらゆる人々が創造性を表現できます。また、アドビが提供するAdobe Creative Cloud Expressには、数千もの高品質なテンプレート、2万種類のプレミアムフォント、そして1億7,500万点のライセンス取得済みAdobe Stock写真が含まれます。さらに、アドビの強力なAIおよび機械学習フレームワークAdobe Senseiが搭載され、Adobe Photoshop、Adobe Premiere、Adobe Acrobatのようなアドビの主力製品に使われているテクノロジーの恩恵も受けられます。
「すべての人に『つくる力』を」という理念は、デジタル体験を通じて世界を変えるというアドビのミッションの中核にあるものです。Adobe Creative Cloud Expressは、スキルレベルを問わず誰もが素晴らしいものを作ることを可能にする製品です。
アドビは、学生やSNSのインフルエンサーから中小企業のオーナーまで、誰もがクリエイターであると考えています。学校でプレゼンテーションをしたい、自分の体験を友人とSNSで共有したい、ビジネスを成長させたい、自分のブランドを確立させたい等々、さまざまな局面で誰もが自分のアイデアを表現したいと思っています。また、個人や企業がコンテンツ、製品、サービスをオンラインで収益化するケースが増加しており、商材や自分自身を表現するための使いやすいテンプレートベースのツールが求められています。
これまでメディアの消費と共有に最適なメディアだったwebは、クリエイティビティのための強力なプラットフォームへと急速に進化しています。Webはまた、クリエイティビティへのアクセスをあらゆるタイプのクリエイターに開放できるユビキタスな舞台でもあります。人工知能、クラウド、webテクノロジーの進歩により、私たちはwebをクリエイティブ活動に使うエキサイティングな新時代を迎えようとしているのです。
Adobe Creative Cloud Expressは、モックアップの作成からブランディングの一貫性の確保やSNS投稿まで、制作プロセスのアイデア創出に関わる部分で役立ち、当社の主力アプリケーションをお使いの既存のAdobe Creative Cloudメンバーにとっても大きな価値をもたらします。
「誰もが伝えたいストーリーを持っており、誰もが自分のアイデアを表現できるようにするのが私たちの使命です。何百万人もの人々がパーソナルまたはプロフェッショナルなブランドの構築に取り組む極めてユニークな時代に私たちは生きていますが、今回発表したシンプルなテンプレートベースのツールであるAdobe Creative Cloud Expressによって創造・共創・共有のプロセスが統合され、あらゆる人々が簡単に制作できるようになる可能性に興奮しています」と、アドビのCreative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)のスコット ベルスキー(Scott Belsky)は述べています。
アドビのデジタルメディア事業部門担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CBO(最高事業責任者)のデビッド ワドワーニ(David Wadhwani)は、「Adobe Creative CloudとAdobe Creative Cloud Expressの両方を提供することで、あらゆるタイプのクリエイターの要求に応え、クリエイターエコノミーを活性化させます。Adobe Creative Cloud Expressは、初心者クリエイターをアドビのユーザーコミュニティに迎え入れるための、まったく新しい旅の始まりですが、既存のサブスクリプション加入者にも大きな付加価値を提供します」と、述べています。
主な機能
- 数千種類の美しいテンプレートをシンプルなドラッグ&ドロップ操作ですばやくカスタマイズ可能
- Adobe Fontsが提供する2万種類のプレミアムフォントと、Adobe Stockが提供する1億7500万点のロイヤルティフリーライセンス取得済み写真
- Adobe Stockマーケットプレイス機能を利用した高度な検索
- 写真の背景の除去、ビデオのトリミングや結合、ビデオのGIF化、PDFの変換や書き出しが数クリックで完了する、Adobe Sensei搭載の「クイックアクション 」機能
- 共有テンプレートや共有ブランド機能を使って、異なるチームによる制作作業でもブランディングの一貫性を維持
- ContentCalの買収とアドビ製品への統合に伴い、SNS投稿のワークフローをシームレスに管理する機能を追加予定
- Adobe Creative Cloudライブラリの統合
価格と提供時期
- Adobe Expressは、本日より提供いたします。どなたでも無料で利用を開始することが可能です。
- Adobe Creative Cloud Expressは、web(アドレス:adobe.com/jp/express)およびApp store、Google Play、Microsoft Storeで入手できる無料アプリとして提供されます。
- Adobe Creative Cloud Expressは、Adobe Creative Cloudコンプリートプランおよび月額2,728円(税込)の単体プランに含まれており、教育機関向けには無料で提供されます。
- 追加機能を備えた Adobe Expressプレミアムプランは、月額1,078円(税込)でご利用いただけます。
- エンタープライズ版およびグループ版のAdobe Expressは、2022年に提供予定です。
- その他のプラン情報はこちらでご覧いただけます。
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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