アドビ、Adobe MAX 2021にて、「すべ人に『つくる力』を」解放する次世代Adobe Creative Cloud発表

 

 

Adobe Creative Cloud全体にわたる数々のAdobe Sensei機能、Frame.io買収によるビデオ制作での協調型クリエイティビティ実現、3Dおよび没入型体験強化、Adobe Photoshop web版およびAdobe Illustrator web版発表

 

渡辺直美氏、佐藤可士和氏、ヘンリー ゴールディング氏、ティルダ スウィントン氏、キーナン トンプソン氏、クロエ ジャオ氏国内外からの著名人が登壇  

 

 

【2021年10月26日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発:アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)本日、世界最大のクリエイティブ カンファレンスAdobe MAX 2021開催いたしました。Adobe Creative Cloud主要アプリケーション大幅なアップデート併せ、新たなコラボレーション機能導入により、学生、ソーシャルメディアクリエイター、クリエイティブプロフェッショナルなど、世界中の何百万人ものユーザークリエイティビティ新次元へと解放するイノベーション数々を発表いたしました。

 

Adobe MAX 2021では、アドビ人工知能(AI)機械学習プラットフォームであるAdobe Sensei搭載したAdobe Creative Cloud主要アプリケーション大幅にアップデートされたほか、Frame.io買収による動画制作プロセス加速化および、3D強化と没入型体験おけるオーサリング機能を追加しました。また、「Adobe Creative Cloud カンバス」「Adobe Creative Cloud スペース」いった、Adobe Creative Cloudでのコラボレーション機能のお披露目および、Adobe Photoshop web版、Adobe Illustrator web版発表いたしました。

 

また、アドビ主導するコンテンツ認証イニシアチブ(Content Authenticity Initiative)一環として、Adobe Photoshopコンテンツ クレデンシャル(Content Credentials)機能導入しました。これは、コンテンツ制作した人のプロフィール編集履歴作品に埋め込むことで、クリエイター作品の作者として確実に認知されるようにする機能で、希望する人は誰でも利用できます。このコンテンツ クレデンシャル機能は、NFTマーケットプレイスでも表示されるようになります。さらに、アドビ運営するソーシャルプラットフォームあるBehanceサブスクリプションモデル導入し、自分の作品をプレミアムコンテンツとして公開し、有料サブスクリプションとして対価得ることができるようになりました。

 

アドビCreative Cloud担当エグゼクティブ バイスプレジデントCPO(最高製品責任者)スコット ベルスキー(Scott Belsky)は、次のように述べています。「クリエイティビティは、新しい働き方合わせて進化しています。アドビは、ユーザークリエイティブ可能性最大化するコラボレーション機能、さらに拡充したAI搭載機能数々、そしてWebファーストアプリケーションを、Adobe Creative Cloud新たに導入します。Adobe Creative Cloud製品とサービス再構築することで、チーム結びつけ、新しいクリエイティビティ方法可能にし、クリエイターたちのキャリアさらに強化します」

 

 

クリエイティブなイノベーションの解放

 

アドビは、Adobe Creative Cloud主要アプリケーション最新版に、Adobe Sensei搭載した新機能導入し、継続的イノベーション通じてクリエイティビティ未来ついて定義します。Adobe MAX 2021発表された新機能うち、主なものは下記のとおりです。

 

  • Adobe PhotoshopAIを搭載した3つの「ニューラルフィルター」Photoshopデスクトップ版追加し、Photoshop iPad版ではCamera Rawファイルサポート。

 

  • Adobe Lightroom/Adobe Lightroom Classic機械学習応用パワー精度強化した「マスク作成」機能、「おすすめプリセット」、「コミュニティリミックス」機能。

 

  • Adobe Premiere Pro「音声テキスト化」機能の強化と、Adobe Sensei搭載した「リミックス」機能(ベータ版)。   

 

  • Adobe After Effects「マルチフレームレンダリング」よるプレビューレンダリング高速化と、Adobe Senseiを搭載した「シーン編集の検出」機能(ベータ版)追加。

 

  • Adobe IllustratorIllustrator デスクトップでは「新しい3D効果マテリアル機能」Adobe Substance 3Dマテリアルへのアクセス可能なり、Illustrator iPad版ではAdobe Sensei搭載「ベクタライズ」機能(テクノロジープレビュー)追加。

 

  • Adobe Character Animator作成者身体全体の動作からアニメーション作成できる、Adobe Sensei搭載の「ボディトラッカー」機能を追加。

 

  • Adobe Substance 3D Adobe Illustrator、Adobe XD、Adobe Stockおける3Dコンテンツエフェクトならび機能の統合が強化され、新しいAdobe Substance 3D Modeler(プライベートベータ版)アプリSubstance 3D Collection加わり、未来のエクスペリエンス創造における、3D含む没入型テクノロジー重要性実感できるようになりました。

 

  • Adobe Fresco描画レイヤーアニメーションレイヤー変換してモーション追加する「モーションアニメーション」機能、新しい「遠近グリッドガイド」機能、カラー自由に試行錯誤できる非破壊的調整レイヤー追加。

 

 

協調型クリエイティビティの実現

 

Adobe MAX 2021では、クリエイティブチームデバイス場所を問わず、複数のデバイススクリーン横断しながら関係者リアルタイムコラボレーションできる、Webフル活用したクリエイティブ未来を一足先お披露目いたしました。    

 

  • Frame.ioFrame.io買収より、Adobe Premiere ProおよびAdobe After Effectsと、Frame.ioレビュー・承認機能組み合わせ実現しました。これにより、クリエイティブプロセス根本的加速させる強力コラボレーションプラットフォーム完成します。Frame.ioクラウドネイティブプラットフォームは、ビデオ制作のプロセス関わるすべて関係者から安全かつエレガントフィードバック収集する方法あり、クリエイティブプロセス効果的貢献できるようになります。

 

  • Adobe Photoshop web版(パブリックベータ版)Adobe Illustrator web版(プライベートベータ版)何百万人もの個人、チーム、関係者Web上でクラウドドキュメントブラウズ、共有、コメントできる、ブラウザベースエクスペリエンス提供します。Adobe Creative Cloudサブスクリプション契約者ならAdobe Photoshop web版プロジェクト共同作業者としてクイック画像編集レタッチならび調整おこなうことができたり、またAdobe Illustrator web版プロジェクト共同作業者として必要なデザインツール編集ワークフローアクセスすることができます(ベータ期間中機能が限定されます)。

 

  • Adobe Creative Cloud スペース(プライベートベータ版):チーム間コラボレーション促進するための共有デジタルスペースで、プロジェクト必要なあらゆるものをすべて1つの場所に置くことで意思決定簡素化します。このAdobe Creative Cloudスペースには、プロジェクトファイル、ライブラリ、外部リンク含まれおり、チーム誰もが「いつでも、どこでも、誰とでも」アクセス可能なり、クリエイティブプロジェクト最初から最後まで進めることができます。Adobe Creative Cloudスペースは、Adobe Creative Cloudデスクトップアプリならびweb版通じて、PCとモバイルデバイスからアクセスでき、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Fresco、Adobe XDプロジェクト利用が可能です。

 

  • Adobe Creative Cloud カンバス(プライベートベータ版):クリエイティブな作品のレイアウト、視覚化、レビューまでをすべてリアルタイムに、ブラウザだけで完結できるアプリケーションで、チームコラボレーション新次元へと引き上げます。Adobe Creative Cloudカンバスには、シェイプ、テキスト、画像、ステッカーほか、Adobe Creative Cloudアプリからリンクされたドキュメント配置することができます。リンクされたドキュメントクリックするだけで対応するアプリオリジナル開き、誰もが素早く編集加えられます。

 

また、Adobe Photoshop用の新しいWorkfrontプラグインは、コンテキスト沿ったコラボレーション可能にします。Adobe Photoshop組み込まれたWorkfrontアップデート画面で、クリエイター作業中プロジェクト関連するタスク課題確認したり、コメント投稿・閲覧したりすることができます。  

 

 

クリエイターのキャリアの強化

 

アドビクリエイター作品の収益化サポートします。クリエイターは、Behanceプラットフォーム上で自分の作品をプレミアムコンテンツとして公開し、有料サブスクリプションとして対価を得ることができるようになりました。共有するコンテンツクリエイター完全にコントローでき、サブスクリプションへの入り口Behanceプロジェクトページライブストリーミングページ自然な形で組み込まれます。また、Behance掲載済みのプロジェクトどれでも、いつでもサブスクリプション専用指定できます。クリエイターは、アドビプラットフォーム手数料支払うことなく、自身のサブスクライバーから収益を100%得ることができます。  

 

 

フェイク情報に対抗するための「コンテンツ認証イニシアチブ (Content Authenticity Initiative)」

 

コンテンツ認証イニシアチブ (CAI)立ち上げてから2年を経て、アドビコンテンツその帰属を含めた来歴情報を実装するテクノロジー提供開始します。コンテンツ認証イニシアチブ基づいて開発されたコンテンツ クレデンシャル (Contents Credentials)機能まずAdobe Photoshop導入し、コンテンツ帰属情報含めた来歴を記載し、誰もが確認できるようになります。この機能は希望すれば誰でも利用でき、クリエイター身元、編集内容、写真撮影された時間場所など、画像関するコンテンツ詳細な来歴作品埋め込んで表明することができます。

また、作品の作者が正当に認知されることを確実なものとするために、コンテンツ クレデンシャル機能NFTマーケットプレイスにも接続し、より明確作品帰属情報表示されるようにしています。また、Adobe Stockからダウンロードする画像には自動的コンテンツクレデンシャル添付されるようになります。

 

 

「すべての人に『つくる力』を」を発揮できる祭典

 

Adobe MAX 2021には、渡辺直美 (お笑い芸人)、佐藤可士和(クリエイティブディレクター)、 響太朗(映像監督、写真家)各氏はじめ、多方面活躍するクリエイター起業家参加しています。また、グローバルからホセ アンドレス(Jose Andres)、リズ アーメッド(Riz Ahmed)、ザジー ビーツ(Zazie Beetz)、ブライアン クランストン(Bryan Cranston)、アーロン ポール(Aaron Paul)、ヘンリー ゴールディング(Henry Golding)、ケイシー ネイスタット(Casey Neistat)、ティルダ スウィントン(Tilda Swinton)、ヤング サグ(Young Thug)、クロエ ジャオ(Chloe Zhao)、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)各氏参加しています。さらに、エミー賞受賞したコメディアンプロデューサーキーナン トンプソン(Kenan Thompson)氏が、Adobe Labs開発中最先端テクノロジー舞台裏紹介するセッション「MAX Sneaks」ホスト務めます。

 

Adobe MAXでは、400以上セッションラボ、29時間のグローバルコンテンツご用意しており、参加者インスピレーション学びの機会を提供します。

 

基調講演視聴、グローバルセッションへの参加、志を同じくするクリエイターたちとのネットワーク構築ため、ぜひmaxjapan.adobe.comご訪問ください。  

「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」ミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験提供できるよう企業・個人のお客様支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上 デスクトップアプリモバイルアプリ、サービス提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書作成、編集、共有、スキャン、署名簡単でき、デバイス関わらず文書のやり取り共同作業安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマース対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験提供を支援しています。これら製品、サービス多くで、アドビ人工知能(AI)機械学習プラットフォームあるAdobe Sensei活用しています。

 

アドビ株式会社米Adobe Inc.日本法人です。日本市場おいては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーション推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

 

アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

 

 

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