LINE広告とは? LINE広告とは、LINEヤフー株式会社が提供する運用型広告です。約9,600万人にも及ぶ、LINEのMAU(Monthly Active Users:月間アクティブユーザー)に向けて広告を配信できます。また、LINEアプリ内における配信面も以下のように多様で、様々なユーザーへアプローチできます。
▼ 配信面
トークリスト
LINE NEWS
LINE VOOM
ウォレット
LINEポイントクラブ
LINEショッピング
LINEチラシ
LINEクーポン
LINEマイカード
ホーム
LINE Monary
LINE オープンチャット
LINEレシート
LINEファミリーアプリ
LINE広告ネットワーク
トーク一覧画面最上部に位置する「トークリスト」、企業・公式チャンネルのショート動画が楽しめる「LINE VOOM」、最新のホットな話題が読める「LINE NEWS」などの場所に広告を配信できます。
くわえて、高精度なターゲティング・分析機能もLINE広告の特長です。広告出稿後、実際の配信効果を計測できます。それにより、運用の改善がしやすくなり、商品・サービスの認知向上や売上・集客力アップを実現できます。
続いてLINE広告の特長について、さらに詳しく紹介しましょう。
【特長1】幅広い年齢層に届けられる 日本国内におけるLINEのMAUは9,600万人以上と、人口の約7割が利用している試算です。利用ユーザーの男女比が男女性53.3%となっており、男性・女性の利用者がほぼ同程度存在しています。毎日利用するユーザーは男女とも全年代で6割以上にのぼり、若年層〜シニア層を問わず幅広い年代に利用されています(※1)。LINE広告の強みは、こうした圧倒的なシェアを生かした高いリーチ力です。
(※1 調査委託先:マクロミル・インターネット調査 2022年7月実施/全国15~69歳のLINEユーザーを対象/サンプル数2,060 より)
【特長2】認知拡大から成約数向上まで期待できる NTTドコモ モバイル社会研究所の調査(※2023年一般向けモバイル動向調査 )によると、LINEの利用率は他のSNSと比較して最も高いことが分かりました。調査結果では、モバイル端末ユーザーの実に83.7%がLINEを利用しています。そのためLINE広告は、商品・サービスの認知拡大に大きな力を発揮してくれます。また、精度の高いターゲティングが可能なため、成約数(コンバージョン)の向上も期待できるでしょう。
【特長3】少額から手軽に始められて、オンラインで手続きが完結 LINE広告は、開始するにあたって初期費用がかかりません。最低出稿金額の制限もなく、リーズナブルな価格から配信できます。また、アカウント開設から広告配信・支払い設定まで、すべての手続きをオンラインで完結できる点も魅力です。
続いて、具体的な広告の設定手順について確認していきましょう。
LINE広告の設定と始め方 ここからは広告アカウントの開設と設定方法について解説します。
1.LINEビジネスIDの発行とログイン LINE広告を利用するには「LINEビジネスID」の発行が必要になります。
LINEビジネスIDとは、LINEが提供する法人向けサービスの共通認証システムのことです。
まずはオンライン申し込みページ にアクセスし、「今すぐはじめる」ボタンをクリックしましょう。
ボタンをクリックすると、以下のページに遷移します。
「LINEアカウントで登録」または「メールアドレスで登録」を選択しましょう。なお、いずれの方法を選んでも使える機能に差はありません。登録方法による違いは下記のとおりです。
1.LINEアカウントで登録
個人のLINEアカウントと連携してLINEビジネスIDが生成されます。連携した個人アカウントに、作成した公式アカウントが自動で追加されるのが特徴です。こちらを選択すると、プロフィールページ・トーク画面での見え方をすぐに確認できます。
2.メールアドレスで登録(オススメ)
メールアドレスに連携してLINEビジネスIDが生成されます。個人のLINEアカウントと連携したくない場合にはこちらを選択しましょう。なお、LINE広告のアカウント作成では「メールアドレスで登録」が推奨されています。
今回は「2.メールアドレスで登録」をクリックした場合の手順を説明します。ボタンをクリックすれば、メールアドレス入力欄が開きます。
入力欄に登録したいメールアドレスを入力し、「登録用のリンクを送信」をクリックしましょう。クリック後、入力したメールアドレス宛に「登録用リンク」のメールが届きます。メール内にある「登録画面に進む」をクリックし、登録画面にアクセスしてください。
アクセス後は「名前」「パスワード」をそれぞれ入力しましょう。なお、ここで設定する「名前」はLINEのアカウント名ではなく管理アカウントの名称になります。そして「私はロボットではありません」にチェックを入れた後に「登録」をクリックします。
規約を確認し、問題がなければ「同意して次へ」をクリックしましょう。
これでLINE広告の管理画面である「広告マネージャー」にアクセスできます。
2.広告アカウントの開設方法 次に、広告アカウントの開設・設定画面に遷移します。
ここで設定する項目は大きく分けて4つです。
それぞれ「請求先情報」「広告主情報」「商材情報」「基本情報」に分かれています。
入力項目の詳細は下記を参照してください。
▼ 請求書先情報
1. 取引先法人 取引先のLINEがある国を選択します。日本・タイ・台湾から選択可能です。
2. ビジネスタイプ 法人・個人事業主のいずれかを選択しましょう。なお、個人事業主を選択した場合は入力項目が一部変化します。屋号・事業主名・住所を入力しましょう。
3. 法人番号 法人番号を入力します。「法人番号を検索」をクリック後、法人名で検索できるポップアップが表示されます。社名を入力・検索し、候補の中から適切なものを選び「適用」をクリックしてください。クリックすると、法人番号、請求先法人名、および本社の所在地が自動で入力されます。
4. 代表者番号 代表者の電話番号を入力します。
5. 担当者名 担当者名を入力します。
6. 担当者の部署名 担当者の部署名を入力します。
7. 担当者の電話番号 担当者の電話番号を入力します。代表者電話番号と同じ場合は、入力欄直下にある「代表者と同じ」のチェックボックスをクリックしましょう。
8. メールアドレス メールアドレスを入力します。登録時に不備があると、このメールアドレスに事務局からメールが届きます
9. 請求書先名 請求書先名を入力します。
10. 請求書・明細書の言語 請求書・明細書の言語を日本語・英語から選択します。
▼ 広告主情報
1. 広告主正式名 広告主の正式名称を入力します。
2. 広告主ウェブサイトのURL 広告主のウェブサイトURLを入力します。事業・サービス内容が確認できる、企業のコーポレートサイトが推奨されます。このURLは広告アカウント作成後の変更ができませんので注意しましょう。
▼ 商材情報
1. 広告アカウントカテゴリ 広告で使用する商材のカテゴリを選択します。なお、付与された広告アカウントカテゴリーは、審査完了後に変更できなくなりますのでご注意ください。
2. LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムID LINE公式アカウントのベーシックID/プレミアムIDのいずれかを入力します。LINE公式アカウントを開設していない場合は、「LINE公式アカウントを作成」を選択して開設しましょう。公式アカウントの開設手順は以下のとおりです。
「LINE公式アカウントを作成」を選択すると以下のポップアップが表示されます。
「アカウント名」「メールアドレス」「会社・事業者の所在国・地域」「会社/事業者名」「業種」を入力・選択します。その後「確認する」ボタンをクリックしてください。
入力内容を確認する表示に切り替わるので「作成する」ボタンを押しましょう。これでLINE公式アカウント・ベーシックIDの作成完了です。
▼ 基本情報
広告アカウント名 広告アカウントの表示名を入力します。この名称は管理画面でのみ表示され、配信する広告には表示されません。
タイムゾーン 広告の配信・管理に利用する基準時間(タイムゾーン)を選択します。
基本情報まで入力を終えたら、ページ最下部の「作成する」ボタンをクリックします。これで広告アカウントの作成は完了です。「作成する」のクリック後、完了画面に遷移しない場合は未入力の項目がないか改めて確認してみましょう。
3.クレジットカードの登録 広告アカウント作成後、クレジットカードの登録フォームに切り替わります。お手もちのクレジットカード情報を入力しましょう。
4.LINE Tagの設置 一連の設定が完了した段階で、LINE Tagの設定も行っておきましょう。LINE Tagとは広告配信の効果測定に必要なコードのことです。ウェブサイトにLINE Tagを設置することで、どの広告からアクセスがあったのか、広告経由でどれほどの購入があったのかなどを計測できます。
LINE Tagは以下の3種類です。
ベースコード 計測したいすべてのページに設置が必要なコードです。このコードが設置されることによってLINE Tagが機能します。また、ベースコードの設置によってLINE広告経由の流入が確認できるようになったり、リターゲティング配信に利用できる「オーディエンスリスト」の作成も可能になったりします。なお、ベースコードは広告アカウントごとに取得しなければいけません。記述する際は<head>〜</head>内に設置します。
コンバージョンコード コンバージョンを計測するページに設置が必要なコードです。一般的には、商品購入・資料請求などの完了ページに設置します。ベースコードとあわせて設置してください。また、ベースコードが必ず先に読まれるように記述しましょう。
カスタムイベントコード 特定ページにアクセスしたユーザーのラベリング、特定条件におけるオーディエンスの作成に使用するコードです。こちらのコードもベースコードとセットで設置し、ベースコードが必ず先に読まれるよう記述します。
LINE Tagは広告配信前に設置しておくことで、広告の効果を計測できるようになります。そのため、事前に設定を済ませておきましょう。LINE Tagの設定は下記のとおりです。
1. LINE広告のユーザートップ画面から「広告アカウント」のタブをクリック 2.「広告アカウント名」をクリック 3. 左上の「≡」メニューをクリック。画面上部のヘッダーナビが開きます 4. レポートと計測のエリアにある「トラッキング(LINE Tag)」をクリック 5. 遷移先のページからそれぞれのコードを取得 6. 取得したコードを任意のサイトに設置
5.キャンペーンの作成 続いて、キャンペーンの作成を行います。キャンペーンとは、広告を管理するための単位のことです。LINE広告は以下のような3階層のアカウント構造になっています。
1. キャンペーン 広告配信の目的、掲載期間、予算を設定する。
2. 広告グループ ターゲット設定、配信、予算を設定する。
3. 広告 広告名、広告フォーマット、広告コンテンツを設定する。
設定手順は下記のとおりです。
1. 広告マネージャーより「キャンペーンを作成」をクリック 2. キャンペーンの目的を選択 3. 基本情報・掲載期間・任意設定などの項目を入力 4.「保存して広告グループ作成へ」ボタンを押して次の手順に進む
上記の「2」で設定するキャンペーンの目的は、以下8つの項目から選択できます。作成後は変更できないため、広告配信の目的に合致したものを選びましょう。
▼ キャンペーンの目的
1. ウェブサイトのアクセス ウェブサイトへのアクセス数増加を目的としたキャンペーンです。ウェブサイトへのアクセス数を増やしたい方にオススメです。
2. ウェブサイトのコンバージョン ウェブサイトでのコンバージョン数増加を目的としたキャンペーンです。商品購入・資料請求などを増やしたい方にオススメです。この目的を選択すると、コンバージョン数を最大化させる自動入札オプションが利用できます。
3. アプリのインストール アプリのインストール数増加を目的としたキャンペーンです。アプリのインストール数を増やしたい方にオススメです。この目的を選択すると、インストール数を最大化させる自動入札オプションが利用できます。
4. アプリのエンゲージメント アプリのエンゲージメント増加を目的としたキャンペーンです。アプリ内のエンゲージメントイベントを増やしたい方にオススメです。この目的を選択すると、コンバージョンを最大化させる自動入札オプションが利用できます。
5. 動画の再生 動画の再生数増加を目的としたキャンペーンです。動画広告を多くのユーザーに見てもらいたい方にオススメです。この目的を選択すると、「動画の3秒再生数」「100%再生数」を最大化させる自動入札オプションが利用できます。
6.広告グループの作成 広告グループとは、複数の広告を管理するためのパーツのことです。広告グループでは入札価格・予算を設定できます。広告によってターゲティングを切り分けたり、異なる入札方法で配信したりする場合、広告グループを分けて整理しておくと便利です。
広告グループの作成は、下記2つの経路から行えます。
キャンペーン作成ページで必要項目の入力・選択を終えた後、「保存して広告グループ作成に進む」をクリックします。
ユーザートップ画面の「広告アカウント」タブから、広告配信をしたいアカウント名をクリック。その後、広告マネージャーの「広告グループ」タブにある、「+広告グループを作成」をクリックします
下記の手順に沿って、広告グループを作成していきましょう。
広告グループ作成」ボタンをクリック
広告グループ名の入力
配信地域・デバイスの設定
ターゲットユーザーの属性・行動データの設定
入札価格・予算の設定
作成した広告グループを保存
7.広告の作成 最後に、広告クリエイティブを作成します。手順は以下のとおりです。
LINE広告管理画面から「クリエイティブ」タブをクリック
「新規クリエイティブ」を選択
広告素材をアップロード
タップした際の遷移先を設定
なお、LINE広告では「LINEニュース」「トークリスト」など配信面の指定はできません。
一方で、いくつかのフォーマットのクリエイティブを用意し、設定しておくと露出の可能性を高められます。広告運用を行ううえでクリエイティブは重要な要素になるため、様々なバリエーションで画像を作りこみましょう。
静止画・動画別のフォーマットのサイズは下記のとおりです。
▼ 静止画:配信面とフォーマット一覧
▼ 動画:配信面とフォーマット一覧
LINE広告を活用するうえで知っておきたい6つのポイント ここからはLINE広告を運用するコツ、事前に押さえておきたいポイントを紹介します。
課金の発生ポイント LINE広告には下記3つの課金方法があります。
それぞれの特徴を理解しておきましょう。
友だち追加課金 広告をクリックして、新しい友だちが追加されるたびに課金される方法です。友だち数を増やしたい場合、顧客とのエンゲージメントを高めたい場合に適しています。
クリック課金 広告クリックに課金される方法です。商品購入・申し込みなどの具体的なコンバージョンを得たい場合、あるいは熱量の高いユーザーが多い場合に適した課金方法です。
インプレッション課金 広告の表示回数(インプレッション)に応じて課金される方法です。広告の露出に費用が発生しますので、商品の認知拡大を図る場合に適した課金方法です。
適切な課金方法を選択して、無駄のない運用を心がけることがポイントです。
予算の設定方法とポイント LINE広告の予算設定は大きく2種類に分かれます。特徴は以下のとおりです。
キャンペーン予算 キャンペーン単位で予算をコントロールしたい場合に設定するものです。出稿金額が設定した金額を超えることはありません。ただし、キャンペーン配信期間中に配信された広告のキャッシュが広告閲覧者の端末に残っていた場合、キャンペーン配信期間終了後に課金が発生する可能性があります。
日予算 1日単位で予算をコントロールしたい場合に設定するものです。その日の上限予算ではないため、設定金額を超過するケースがあります。
また、キャンペーン予算は「月単位」「全期間」の2つのパターンで設定できます。パターンによって請求内容・請求のタイミングが異なるため注意しましょう。詳しい内容は、キャンペーン予算について のページを参照してください。
指標の基礎知識とポイント LINE広告の管理画面では、広告の配信効果が確認できるようになっています。まずは下記の表を参考に、基礎的な知識を押さえてみましょう。
CPC(Cost Per Click):広告閲覧ユーザーが1クリックするたびにかかる費用
CPM(Cost Per Mille):広告を1,000回表示させるのにかかる費用
CTR(Click Through Rate):広告の表示回数に対して広告がクリックされた回数の割合
CV(Conversion):コンバージョンの数(コンバージョン:広告主が設定する成約の指標)
CPA/CPO(Cost Per Acquisition/Cost Per Order):コンバージョン一件の獲得にかかったコスト
CVR(Conversion Rate):広告をクリックしたセッションのうち、コンバージョンに至った割合
入札:CPC・CPMの上限金額を設定して広告を出稿すること
自動入札:LINE広告においては、AIによる配信対象最適化を経て配信されるもの
手動入札:LINE広告においては、選択した配信対象に配信されるもの
ターゲティング:配信対象のこと(地域・年齢・性別・OS・趣味・関心など)
リターゲティング:一度何らかのアクションを行ったユーザーに向けて広告を配信すること
成果の測定方法とポイント 広告配信前にLINE Tagを設置しておくことで、配信効果を確認できます。具体的にはサイト訪問者数・商品・サービスの購入数などの計測が可能です。
管理画面トップページの「広告アカウント」タブから、広告アカウント名をクリックします。プルダウンリストから計測したい指標を選択しましょう。管理画面右上に位置する日付の項目は、計測したい期間を指定してください。これで対象期間内の効果が確認できるようになります。配信効果の結果をもとに改善を繰り返しましょう。
例えば、リーチ数が多い一方でCTRが低い場合、「ユーザーのアクションを喚起させる訴求が弱い」という仮説が立てられます。こうした場合、改善の手立てとして「クリエイティブの刷新」「ターゲティングの見直し」などの施策が挙げられるでしょう。配信が開始されたら小まめに効果を確認し、つど検証を行っていくことが改善のポイントです。
ターゲティングのポイント ターゲティングとは、配信対象のことで、LINE広告では以下の3つの配信対象が選べます。
オーディエンスセグメント配信:条件に合致するユーザーに向けて広告を配信します。設定できる条件の項目には、ユーザーの年齢・性別・地域・興味・OSなどがあります。
オーディエンス配信:一度何らかのアクション(サイト訪問・商品購入など)を起こしたユーザーに対して、再び配信をします。
類似配信:ソース元となるオーディエンスに似たユーザーを探し、配信します。
配信効果を確かめるために、まずは様々なターゲティングを試してみましょう。
クリエイティブ作成のポイント 最後に、広告運用において重要なクリエイティブ作成に関するポイントを解説します。まずは、LINE広告のクリエイティブは大きく以下の3つの要素で構成されることを覚えておきましょう。
クリエイティブ:広告として表示される写真・イラストなどの素材のことです。印象に残るビジュアルのもの、視認性が高く美しいものなどが望ましいとされます。
タイトル:クリエイティブとセットで表示される太文字のメッセージです。ユーザーの意欲を喚起させるような、キャッチーなフレーズを設定しましょう。
ディスクリプション:タイトルの直下に表示される説明文のことです。クリエイティブ・タイトルで補えない内容を伝えましょう。なお、配信面によっては表示されないこともあります。
上記の3要素を押さえたうえで、作成時は以下の4つのポイントを意識することが重要です。
1.複数のクリエイティブフォーマットを用意する
LINE広告では、複数のフォーマットを用意することが推奨されています。静止画・動画のフォーマットごとに、複数サイズのクリエイティブを準備しておきましょう。
2.タイトルを積極的に改善する
タイトルの印象は語句の順番を入れ替えるだけでも変わります。ユーザーにとってどんな言葉であれば訴求力が上がるかを考えてみましょう。
3.異なる訴求のクリエイティブをいくつか用意しておく
クリエイティブはいくつかのパターンを用意しておきましょう。商品の特徴を押し出したデザイン、リーズナブルさを押し出したデザイン、使用後のメリットを想起させるデザインなど、様々な切り口でクリエイティブを作ってみましょう。より多くのユーザーに訴求するためには、一つの表現だけに留めないことが重要です。
4.目標数値から逆算して作成本数を決める
作成するクリエイティブの本数は、目標とする数値から逆算して決めましょう。例えば、月間予算が25万円・目標CPAが2,500円の場合を考えてみます。まず、月間予算を目標CPAで割ると月間CV数が算出できます。
月間予算(25万円)÷目標CPA(2,500円)=月間CV数(100)
1つの広告につき、月間10件のCVの獲得を目指すのであれば、必要となる作成本数は10本になります。
月間CV数(100)÷ 1広告あたりの月間CV数=10
このようにして作成すべきクリエイティブの本数を事前に割り出しておきましょう。本数の見立てが付くと、配信後の検証・改善を行うスケジュールにも見通しが立てられます。広告運用は一度配信したら終わりではなく、改善が重要です。クリエイティブを作り過ぎたために、改善に手が回らなくなってしまったら広告の運用がうまくいかなくなります。
検証・改善の余地を考慮して、本当に作るべきクリエイティブのみを作るようにしましょう。
とはいえ、LINE広告に適したクリエイティブをどう作ればよいかわからない方も多いでしょう。そこでオススメしたいのが、LINE広告に合った魅力的なクリエイティブをかんたんに作成できる「Adobe Express」です。このAdobe Expressを使えば、誰でもかんたんにオンライン上でLINE広告のクリエイティブ作成ができます。
また、チラシ・ロゴ・動画までも手軽に作成できます。
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【特長1】豊富なデザインテンプレートを用いて、手軽にハイクオリティなデザインを作成できる Adobe Expressの魅力は何といっても豊富なデザインテンプレートです。プロが作成した何万種類ものデザインテンプレートを活用して、すぐに作成を始められます。既存のデザインテンプレートをベースに、文字フォントを変えたり、異なる素材を組み合わせたりすれば、あなただけのクリエイティブがスピーディに作れます。
【特長2】多種多様なフォーマットサイズに対応可能 Adobe Expressでは様々なサイズのデザインが作成できます。静止画はもちろん、動画の作成も可能なので、クリエイティブのバリエーションを広げられるでしょう。
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LINE広告にオススメのデザインテンプレート24選 ここからは、LINE広告のクリエイティブに使える、Adobe Expressのオススメのデザインテンプレートをご紹介します。気になるデザインテンプレートがあれば、ぜひ使ってみてください。