提供元:Jeryce Dianingana - Substance by AdobeとBlenderで作成
3D & ARを使ったアート:新しいスタイルを試し、画期的な作品を制作
アドビの3D & ARエコシステムには、創造力を無限大に広げ、次世代のデザインに対応するためのツールがすべて揃っています。
新しいARコンテンツとスタイルを生み出す
膨大なクリエイティブツールボックスのパワー
これらの製品には2Dカンバスの作業環境があり、2Dでの制作を好むデザイナーもいるでしょう。Adobe Dimension、Substance Painter、Adobe Aeroなど、アドビの3D & ARツール群には、PhotoshopやIllustratorと同じ使い慣れたUIが採用されています。
3D化の出発点としては、直観的にモデルを操作できるDimensionがおすすめです。Adobe Stockから多彩な素材を読み込めば、Dimension用に最適化されます。サードパーティ製モデリングソフトウェアのモデルも同様に使用できます。組み立てる手順は完全にアーティストの自由。途中で3DレンダリングをPhotoshopやAdobe Frescoに戻し、必要な加工を施すこともできます。
提供元:Jeryce Dianingana - Substance by AdobeとBlenderで作成
3D体験が豊富なアーティストなら、3DモデルをSubstanceで開き、様々なマテリアルを使ってモデルの外観に多彩な演出を施すことができます。リアルな外観にして、Dimensionのステージシーンに配置すれば、現実環境でデザインがどのように見えるかを確認できます。
また、Adobe Aero(iOS、スマートフォン、タブレット向け無料アプリ)を使えば、さらにデザインを応用し、臨場感のあるAR(拡張現実)体験を作成できます。Aeroは、AR制作のエキスパートだけでなく、はじめてAR制作に挑戦するアーティストにもおすすめの革新的なツールです。現実世界にアートワークを重ねて表示し、観客がその中に入り込んだように感じる没入型体験を作成しましょう。インタラクティブな反応を追加して観客をその世界観に引き込むのも簡単。スクリーンまたはデバイスでパスを描画するだけで、3D素材のモーションをデザインできます。
新しいアイデアを見つける
提供元:Victoria Siemer - Adobe Dimensionで作成。
プロジェクトのコンセプト考案段階のスピードアップにも役立つと、著名なグラフィックデザイナーのPaula Scher氏が3Dテクノロジーの力について次のように語っています。
「創作活動にテクノロジーは欠かせない道具であり… 3D作品の場合はそれが特に顕著です。テクノロジーのおかげで、あらゆることを高速に処理でき、視覚化することにとても役立っています。これまで目に見えない部分は想像するだけでしたが、テクノロジーの力を借りて、まったく新しい方法で不可能を可能にできます」
3Dアーティストは、Substanceでの試行を繰り返す中で作品が失われないか心配する必要はありません。最初のマテリアルとテクスチャは、バリエーションを試した後も維持されています。また、どの時点の操作でもやり直すことができる上に、それに応じて自動的に次のアクションが変化します。
アドビのツールを使ったコンセプチュアルデザイン入門
- Adobe IllustratorまたはPhotoshopで2D要素をデザインします。
どちらのアプリにも対応しているため、必要な2Dコンポーネントの作成に最適なアプリを利用できます。Illustratorは3Dオブジェクトに配置するグラフィックやロゴの作成に最適、Photoshopはブランド画像や既存の写真の編集に適しています。 - Dimensionを使ってデザインを開始します。
Dimensionを使えば、2Dデザインを読み込んだり2Dで作業したりする必要なく、3次元カンバスで容易に新規作成できます。 - DimensionとSubstanceで、3Dをオーサリングし、集合体を作成します。
a) Adobe Stockのテンプレートで作成したモデルを使用するか、Adobe Stockの素材を読み込みます(Dimension用に最適化されます)。または、他のソースからモデルを読み込みます。Dimensionは、OBJ、Autodesk FBX、STL、SketchUp SKPのファイル形式をサポートしています。
b) Dimensionでカラーやマテリアルのプロパティを変更して、様々なアイデアを試します。
c) 3Dのテクニックを活用し、デザインをSubstanceで開き、ニュアンスのあるテクスチャでペイントし、リアル感を高めます。
d) Dimensionに必要なデザインを追加し、完全なシーンを構成します。ライティングやカメラアングルなどを調整します。 - Dimensionから2Dと3Dのファイルを書き出し、共有します。
a) 3D制作物を簡単に2D画像として、または完全な360度デザインとして書き出し、観客が自由に動き回れるようにします。
b) 特定の角度から見たデザインを描き出して、PhotoshopまたはAeroで現実世界でリアルタイムに3D表示するアニメーションのベースとして使用することも、PhotoshopまたはAeroでアニメーションに変換することもできます。
c) Photoshop、Illustrator、Aeroで素材を開き、さらに細部を編集します。または、素材からアニメーションを作成し、さらに全体を仕上げます。
d) 素材をAeroに読み込んで、没入型AR(拡張現実)体験を作成し、現実世界にデザインを重ねて表示します。 - 素材をAeroに読み込んで、AR体験をデザインします。
a) Aeroを開き、空間をスキャンしてサーフェスを定義します。Adobe Creative Cloudから素材を取り込み、空間にシームレスに配置します。
b)「タッチ」などのトリガーを設定し、「スピン」や「バウンス」などのインタラクティブな動作を追加して、体験をデザインします。
c) 作成した体験は容易にプレビューでき、作品をビデオに記録して共有することも、ダウンロードリンクを友人に知らせて共有することもできます。
提供元:Jon Vio、House of van Schneider - Adobe DimensionとPhotoshopで作成