既存のリソースに描画する場合は、Substance 3Dアセットライブラリに数千点ものすぐに使えるマテリアルが用意されており、Substance 3Dのいずれかのアプリに直接読み込み、パッケージデザインの反復作業や視覚化をすばやくおこなえます。Substance 3D Stagerを使用すると、リアルな視覚化のために下地(紙、プラスチック、ゴムなど)にもとづいてマテリアルが適用され、レンダリングボタンを押すと完璧なショットが得られます。
あるいは、マテリアルを独自に作成することもできます。例えば、Vizooや3D Systemsなどの既存のマテリアルスキャナーを使用して、参照マテリアルからデータをキャプチャし、Substance 3D Designerでこのデータから3Dマテリアルを構築できます。このマテリアルはそのまま使用することも、さらに編集して、構成要素の変更やまったく新しい特性の追加もできます。
Substance 3D Samplerを使用して独自のデジタルマテリアルを作成することもできます。マテリアルサンプルの写真を撮影し、画像をSamplerに入力するだけで、3Dマテリアルに変換されます。マテリアルの特性は必要に応じていつでも変更でき、これらのマテリアルと追加のエフェクトをレイヤリングするのも容易です。
照明とコンテキストを使用したパッケージのテスト
Substance 3D Stagerによって、様々な照明の状態をシミュレートし、デザインと視認性を向上させることができます。自分で照明環境を読み込むかキャプチャすることも、背景画像を読み込んで、「画像から環境を設定」機能で自動的にそれらの画像の照明と遠近感を3Dモデルに合わせることもできます。コンテキスト内でデザインを表示し、必要に応じて評価できます。