デジタルロトスコープで動画の要素を合成
アニメーターや編集者も使用するロトスコープ処理を使えば、不要なオブジェクトを削除したり、動く要素を映像素材内に挿入したりすることができます。アニメーションや実写映像の合成時にクリップを効率的に組み合わせる方法をご覧ください。
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オブジェクトを背景から分離
マットを作成して、オブジェクトを背景から分離できます。要素上でストロークを描くだけで、ロトブラシツールが前景と背景を区別します。
不要なオブジェクトを置き換える
コンテンツに応じた塗りつぶしを使用すれば、キーフレーム間の面倒な編集を回避できます。邪魔なオブジェクトをマスクするだけで、他のフレームから取得された新しい画像ディテールに置き換えることができます。
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動画編集時のロトスコープの操作方法
After Effectsでのロトブラシツールの使い方を学んで、あなたのVFXレパートリーにロトスコープを加えましょう。
選択する
ロトブラシツールを使用して、自動的に削除するオブジェクトを選択します。
調整する
ペンツールを使用して、手書きでオブジェクトの周りにくっきりと線を引きます。
仕上げをする
マットのエッジのぼかしを増減させて調整します。その後、不透明度、サイズ、またはコントラストを調整します。
さらに洗練させる
髪の毛などの複雑なエッジについては、エッジを調整ツールを使用し、マスクがオブジェクト上に正しく配置されているかどうかをフレームごとに確認します。
アドビアプリとの連携を簡素化
After Effectsでロトスコープなどの特殊効果を個々のクリップに追加した後は、Adobe Creative Cloudの他のアプリにそれらを簡単に移動して、プロジェクトの編集を続けることができます。
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ロトスコープを使ったクリップの読み込みと書き出し
After EffectsのプロジェクトをDynamic Link経由でPremiere Proにエクスポートすることで、アプリケーション間の中間レンダリングを省略できます。
アプリケーション間でのプロジェクト共有
Adobe Illustrator、Photoshop、XD、Character Animator、Premiere Proでプロジェクトを作成した後、それらをAfter Effectsにシームレスにインポートできます。
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次のチュートリアルでロトスコープを実践
After Effectsのロトスコープを使って作成できる様々なビジュアルエフェクトを実際に試してみてください。
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