アドビの復処理者
最終更新日:2024年12月5日
Adobe Inc.およびAdobe Systems Software Ireland Limited(以下「アドビ」)は、本製品およびサービスの提供を支援するために復処理者を使用する場合があります。復処理者とは、アドビがアウトソーシングした機能の提供をサポートする第三者組織と、お客様への製品およびサービスの提供を支援するその他のアドビ企業です。このページには、お客様がデータ管理者として活動する際にアドビがデータ処理者として活動する、アドビの現在の復処理者をリストしています。このページで定義されていない大文字の用語の意味は、『アドビの基本利用条件』および『データ処理補遺契約』に明記されています。アドビは、『データ処理補遺契約』に明記されている復処理者の利用に関して変更がある場合には、それを反映させるためにこのページを更新します。更新情報を受け取るには、こちらをクリックしてください。以下で使用される「アドビクラウドサービス」とは、『アドビの基本利用条件』に定義されているクラウドサービスを指し、Adobe Experience Cloud、Document Cloud、Creative Cloudが含まれます。
各復処理者について、以下の情報を提供します。
- 復処理者の名前。
- 関連するアドビ製品。この復処理者を利用するアドビ製品をリストアップします。該当する場合は、当該製品をその高レベルのビジネスクラウド(Adobe Creative Cloudなど)で示します。復処理者が、その高レベルのクラウド内の特定の製品のみをサポートする場合は、該当する特定の製品を示します。
- 説明。 アドビが復処理者をどのように利用するかについて説明します。
- 主要な処理拠点の所在地。復処理者が該当するサービスを提供または納入する主要な処理拠点を示します。主要な拠点とは、(1)復処理者の本社が所在する国/地域、および(2)本社所在国以外に復処理者が主要な処理拠点を持つ国/地域です(復処理者の資料から、その他の処理拠点の所在地情報を入手することも可能)。
クラウドサービスの第三者復処理者
クラウドサービスにストレージおよびインフラストラクチャを提供する第三者復処理者
名前 |
アドビ製品 |
説明 |
所在地 |
Microsoft Corporation |
アドビクラウドサービス(以下を含む)
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Microsoft Azure(Azure)は、Adobe Cloud Services(Experience Cloud、Creative Cloud、Document Cloud)向けのクラウドホスティングサービスを提供しています。また、アドビは、Azure OpenAIサービスの利用を提案し、お客様がそのような機能(Adobe AcrobatのAIアシスタントなど)を利用することを選択したアドビのアプリ / サービス内で様々な機能を提供します。 Azureは、フルサービスのクラウドプラットフォームです。データはMicrosoftのデータセンターに保存されますが、日常的な管理はアドビによって行われます(厳格なアクセス制御プロトコルを含む)。Microsoft Azureがアドビのお客様データにアクセスできる、限られたカテゴリについては、厳格な制御が適用され、すべての処理は技術的かつ組織的な様々な対策の対象となります。 一部のアドビ製品では、お客様はデータセンターの利用可能性に応じて、主要なホスティング場所を選択できる場合があります。各製品で利用できるホスティング場所について詳しくは、Adobe Trust Centerで入手できるセキュリティ概要のホワイトペーパーをご覧ください。 |
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Amazon Web Services, Inc. |
アドビクラウドサービス(以下を含む)
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Amazon Web Services(AWS)は、アドビが各種アプリケーション(Experience Cloud、Creative Cloud、Document Cloudを含む)をホストするためのクラウドホスティングサービスを提供しています。AWSは、アドビによるクラウドベースの製品およびサービスの管理を可能にする、幅広いWebサービスアーキテクチャを提供しています。 一部のアドビ製品では、お客様はデータセンターの利用可能性に応じて、主要なホスティング場所を選択できる場合があります。各製品で利用できるホスティング場所について詳しくは、Adobe Trust Centerで入手できるセキュリティ概要のホワイトペーパーをご覧ください。 |
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Snowflake Computing Inc. |
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アドビはSnowflakeを利用して、Experience Cloud製品の一部において、データウェアハウスおよびデータベースストレージサービスを提供しています。これには、キャンペーンのパフォーマンスに関するビジネスインテリジェンス、様々なKPI追跡ツール、およびセールスレポート機能が含まれます。 |
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Akamai Technologies Inc. |
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Akamaiは、アドビに対してコンテンツ配信ネットワークサービスを提供しています。 |
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Cloudflare, Inc. |
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Marketoは、Cloudflareのグローバルなコンテンツ配信ネットワークを活用して、エンドユーザーに応じてサービスを空間的に分散することで、高い可用性とパフォーマンスを提供できるよう支援しています。 Adobe Developer App Builderの場合、Cloudflareは、アドビのお客様が単一のエンドポイントを通じて統合スキーマを使用して、複数のAPIにわたってデータを照会したり変更したりできるようにしています。このエンドポイントは、Cloudflareによって提供され、ファイアウォール、DDos軽減ツール、レート制限などのCloudflareのセキュリティ製品を使用しています。 インターネット通信にはIPアドレスと限定的なログイン資格情報データが必要であるため、Cloudflareのサーバーログには受信リクエストのIPアドレスが含まれる場合がありますが、そのようなリクエストに関連付けられるその他の識別データは含まれません(アドビはユーザー情報をCloudflare経由でルーティングしないため)。 |
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Box, Inc. |
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Boxは、ファイル転送プロトコルサービス(「FTP」と呼ばれる)を提供して、Adobe Learning Managerのユーザーアカウント間でファイルのアップロードおよびダウンロードを安全に行えるよう支援しています。そのために、名前、ユーザー名、電子メールアドレス、トランザクション情報(データストレージの基本設定に関する情報など)、雇用情報、技術的利用情報というデータカテゴリを処理します。 |
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Fastly, Inc. |
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Fastlyは、一部のAdobe Experience Cloud製品のコンテンツ配信ネットワークサービスを提供し、エンドユーザーの所在地に応じてサービスを空間的に分散することで、アドビのお客様に高い可用性とパフォーマンスを提供できるよう支援しています。Fastlyは、コンテンツ配信ネットワークサービスの限定された範囲の外では、アドビのお客様の個人データに直接アクセスすることはできません(したがって、アクセスできるのは電子メールアドレス、IPアドレス、ユーザー名、ブラウザーやデバイス情報などの技術データとシステムデータに限定されます)。 |
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MongoDB, Inc. |
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アドビは、MongoDBの「Atlas」クラウドサービスを活用しています。このサービスは、(1)構造化コンテンツをお客様のコンテンツリポジトリに保存するため(WorkfrontおよびCommerceのお客様など)、および(2)データ処理とレポート作成をサポートするために必要なメタデータを処理するため(Adobe Analytics、Customer Journey Analyticsなど)に使用されます。 |
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New Relic Inc. |
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New Relicは、様々なアドビツールを提供して、ソフトウェアインフラストラクチャ全体の監視を支援し、テレメトリデータに関するアラートを提供して、アドビが重大な問題を特定できるよう支援しています。New Relicは主に、アドビの技術的なテレメトリデータ(つまりメトリクス、イベント、ログ、トレース)のみを処理します。New Relicは、お客様ユーザーの最小限の個人データを処理します(例えば、CDNログのIPアドレスは、New Relicで、BOTトラフィックおよび不正行為者を検出し、ファイアウォールのルールを更新したりサイトのパフォーマンスを維持したりするために使用されます)。 |
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Databricks |
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アドビは、AWSでのビッグデータ処理のオーケストレーションおよびコンピューティングレイヤーとして、Databricksを使用しています。 |
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Redis Cloud |
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Redis Cloudは、確率的なデータ構造を保存および処理して、強化されたコンピューティング機能を提供します。また、顧客レポートのキャッシュサービスも提供します。 |
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Red Hat, Inc. |
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アドビは、クラウドインフラストラクチャー上でOpenShiftを活用して、サービスのオーケストレーション、スケーリング、管理を行っています。OpenShiftは、Kubernetesを実装したものであり、これによりコンテナオーケストレーション、スケーリング、およびサービス管理が可能になります。 |
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Platform.sh |
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Platform.shは、Adobe Commerce向けの「platform-as-a-service」ホスティングサービスを提供しています。これは、完全に自動化されたクラウドインフラストラクチャーを提供することで、お客様がAdobe Commerceを介してコマースソリューションを開発できることを意味します。これは単一インスタンスアプローチで実行されるので、お客様データが混ざり合うことはありません。 |
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Brightcove |
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Workfront Proof機能の一部として、お客様はビデオをアップロードして、ビューアの設定を調整したり、タイムスタンプ付きのコメントを追加したりできます。このアップロードを容易にするために、Brightcoveは、Zencoder製品を通じてアドビトランスコーディングサービスを提供しています。これは、ビデオをWorkfront内でのプレビュー表示に適した形式で返すために使用されます。Brightcoveは、サービスが要求された場合に、お客様の音声またはビデオの録画へのアクセスを制限しています。 |
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Files.com |
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Files.comは、Adobe Captivate Prime製品のデータ移行と一括読み込みのためのFTPサービスを提供することでアドビを支援しています。これにより、お客様は資料をダウンロードまたはアップロードしたり、プロジェクトファイルの移行を計画したりできるようになります。 |
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Vantage Gatewayは、お客様のビデオアセットおよびアプリケーションプログラミングインターフェイスを使用した処理のためのストレージを提供しています。また、ビデオ、ストレージ、および特定のAPI(お客様自身が設定を管理できるもの)のトランスコードを支援しています。 |
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Aiven Ltd |
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Workfrontは、Azure上でWorkfrontを実行することを選択したすべてのWorkfront顧客向の構造化コンテンツを格納するデータベースとして、AivenのPostgreSQLクラウドサービスを活用しています。Aiven PostgreSQLは、お客様データを格納するWorkfrontのプライマリデータストアです。 |
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クラウドサービスにセキュリティを提供する第三者の復処理者
名前 |
アドビ製品 |
説明 |
所在地 |
Okta, Inc. |
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アドビは、Oktaを利用して、アドビのクラウドサービスへの安全なアクセスを認証します。これはアドビのクラウド機能と統合されており、プロビジョニング、シングルサインオン、アクティブディレクトリ、軽量ディレクトリアクセスプロトコルの統合、ユーザーの一元化されたプロビジョニング解除、多要素認証、およびモバイルID管理を提供します。Oktaは、連絡先情報(名前、電子メールアドレス、電話番号など)、追加の多要素認証要素設定の詳細、お客様がアップロードするコンテンツ(身分証明書やその他のドキュメントなど)、および特定のユーザーがOkta認証サービスの使用時にアクセスしたWebサイトやアプリケーションに関する情報を処理する場合があります。また、Oktaは、デバイスデータ、使用状況データ、メタデータなどの補助データを受け取る場合もあります。Oktaのエンドポイント脅威検知は、アドビソリューションスタック上で実行されます(つまり、お客様の生の個人データへのアクセスは防止されます)。 |
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Splunk, Inc. |
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Splunkは、システムデータの収集を通じて、セキュリティイベントのログ取りと監視を支援します。ログは、アドビのソフトウェアアプリケーションを通じて生成され、アドビが管理するSplunk環境でバグやシステム障害がないか分析され検査されます。Splunkは、アドビの動作環境と設定に関するデータを処理する場合があります。これには、ユーザーインタラクションや、アドビによるSplunkの利用状況に関連するセッションが含まれ、アドビのネットワークおよびシステムアーキテクチャ設定に関する情報にアクセスすることができます。お客様データの観点から、Splunkは検索の件数と種類、エラー、およびアクティブユーザーとライセンスユーザーの人数を処理する場合があります。さらに、Splunkは、ユーザー / お客様を特定できる情報へのアクセスを伴う可能性のあるトラブルシューティングのサポートサービスをアドビに提供しています。最後に、セキュリティ調査、脅威検知、またはインシデント監視の一環として、特定のお客様データ(IPアドレス、名前、連絡先情報など)が処理される可能性もあります。 |
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Crowdstrike Holdings, Inc. |
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Crowdstrikeは、Adobe Operational Security Stack(OSS)の一環として、エンドポイント脅威検知を提供しています。これは、関連するデバイスを検査してサイバー脅威(ランサムウェアやマルウェアなど)を検出し、対応する監視ソリューションです。これは、限られたデータポイント(バイナリ、デバイス、ファイル、システム、ソフトウェアインベントリのステータス、およびその他のデータ)を記録して、悪意のあるアクションであることを示す可能性のある特定のイベントシーケンスを監視します。収集された情報の一部で、ユニークユーザーを特定できてしまう可能性があります。ただし、これはあくまでも可能性の話であり、この監視ソリューションの一環としてお客様の個人データがCrowdstrikeによって処理される可能性は極めて低いと考えられます。 |
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LexisNexis Risk Solutions Group |
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LexisNexis Risk Solutionsは、米国に拠点を置く当社のお客様向けにAdobe Acrobat Sign製品に関連するID検証および認証サービスを提供することでアドビを支援しています。このソリューションは、ルールベースの機械学習アルゴリズムを使用して、不正行為者と正当なユーザーを区別します。これは、名前、電子メールアドレス、IPアドレス、電話番号、輸送先住所、請求先住所、生年月日などの個人データを使用して、IDスコアを生成することによって行われます。 |
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Mitek Systems Inc. |
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Mitekは、Adobe SignのGovernment ID検証サービスを強化します。これは、物理的なID文書からID情報を取得し、写真付きIDを実際の写真と照合して署名者の類似度をチェックすることで、署名者を認証する機能を提供します。Mitekは、名前、国民ID情報(納税者IDとパスポート情報を含む)、および画像を処理する場合があります。 |
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Mitto AG |
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アドビは、認証、承認、および商取引フローのために、お客様にSMSメッセージを送信する場合があります。Mittoは、SMS配信サービスを提供することでアドビを支援しています。これを行うために、Mittoは、名前、住所、および電話番号を利用することがあります。 |
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Telesign Corporation |
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Telesignは、アドビのお客様へのリンクを含むSMSメッセージを中継し、事前定義されたメッセージを読み上げる自動電話音声通話を発信して(SMSメッセージサービスを補完)、アドビにモバイル通信サービスを提供しています。これらのサービスは、Adobe SignおよびBehance製品の機能をサポートするために提供されます。これらのサービスを提供するにあたり、Telesignは、名、姓、住所、電子メールアドレス、電話番号、位置データ、連絡先情報、デバイス情報にアクセスする場合があります。 |
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Twilioは、多要素認証サービスを提供し、ユーザーがSMSメッセージや電話を受信し、ログイン情報を確認できるようにしています。TwilioのSegment製品は、Adobe Frameプラットフォーム全体でお客様データを収集して変換するために使用されます。これを行うために、Twilioは、名前、連絡先の詳細(電子メールアドレスと勤務先電話番号)、勤務の詳細(役職など)以外に、検証対象の認証に関連付けられたデバイスデータ、参照URL、Web閲覧情報などの技術情報を処理する場合もあります。 |
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クラウドサービスに製品機能およびユーザーエクスペリエンスを提供する第三者の復処理者
名前 |
アドビ製品 |
説明 |
所在地 |
Appcues Inc. |
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Appcuesは、アプリ内メッセージング(ツールヒント、ユーザーガイダンス、チュートリアル)を提供し、お客様がAdobe Frameの使用方法を理解できるようにしています。ユーザーのアクティベーションを支援し、よりパーソナライズされたオンボーディングエクスペリエンスを提供するために、Appcuesにデータが渡されます。ユーザーには、ポップアップ、チェックリスト、および製品機能を調べるためのオプションが提供されます。Appcuesは、マーケティングセールスデータ(価格設定の詳細、サブスクリプションデータ、トランザクションデータ)と、限定された個人データ(名前、電子メールアドレスと所在地、ユーザーID、そしてユーザーが選択した場合はフィードバックの詳細など)を処理する可能性があります。 |
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Datadog Inc |
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アドビは、リアルタイムのユーザー監視とログ取りにDatadogを使用しています。Datadogは、ユーザーの視点からアプリケーションのフロントエンドパフォーマンスに関するインサイトを提供することでアドビを支援しています。これにより、同製品はユーザーエクスペリエンスの低下を迅速に検知し、スタック全体にわたるコンテキストを考慮して問題を解決できるようになります。Datadogを通じて、アドビは、読み込み時間がかかるなどの問題を示すメトリクスを視覚化して表示することができます。収集される情報は、個人のエクスペリエンスを分類したものではなく、主にコレートされたメトリクスです。 |
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Sisense Ltd. |
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Sisenseは、Marketo用の特定のプラグインを備えたデータ分析クエリおよび視覚化ソフトウェアツールを提供し、お客様が特定のデータ視覚化分析を生成できるようにしています。お客様は、視覚化のパラメーターを決定し、その際に名前、連絡先の詳細(電子メールアドレス、電話番号)などのユーザーレベル情報と、エンゲージメントデータ(クリック数や開封率などのWeb閲覧情報など)の入力を選択することができます。 |
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SendGrid, Inc. |
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お客様がこのオプションを選択した場合、Adobe Commerceからトランザクションメール(お客様宛ての領収書、ログインメール、その他の管理情報など)を送信するために、SendGridが使用されます。有効にすると、SendGridは特定の情報(電子メールアドレス、IPアドレス、電子メールの件名行など)を処理します。 |
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Speechmatics |
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Speechmaticsは、アドビ製品内で音声をテキストに変換できる自動音声認識ソフトウェアを提供しています。このために、Speechmaticsは、音声データ、名前、個人データに含まれる個人情報を処理する能力が制限されています。 |
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アドビは、Behanceとのライブストリーミングチャット機能を容易にするために、Streamのエンタープライズチャットサービスを利用しています。現在、チャット機能は、ストリーマーがライブ配信している間のみ利用可能であり、お客様が任意で導入できるオプションのサービスです。導入すると、Streamは、名前、電子メールアドレス、ユーザーアカウント情報とともに、問題のチャットおよびビデオに送信された個人情報にアクセスできるようになります。 |
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名前 |
説明 |
所在地 |
Amazon Inc. (Connect) |
Amazon Connectは、お客様の問題をルーティングするクラウドベースのデジタルツールのセットを提供することで、電話およびチャットによるサポートを支援します。これには、電話番号に加えて、通話録音、画面録画、チャットの記録などが含まれます。 |
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BellSystem 24 Inc. |
BellSystem 24は、Adobe Creative CloudおよびDocument Cloud製品のカスタマーケアサポートサービスを日本語で提供することでアドビを支援しています。アドビのカスタマーケアスタッフがお客様のリクエストを迅速に管理できるセルフサービスリソースの提供を支援しています。当社の他のカスタマーケアサポートサービスと同様に、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)やビジネス活動に関する詳細(ルーティングを支援しているサポート問題の状況など)を処理する場合があります。 |
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Concentrix Corporation |
Concentrixは、Adobe SMBC製品全般にわたってアドビのカスタマーケアおよびテクニカルサポートサービスを提供することでアドビを支援しており、これには韓国語と日本語への翻訳サービス(Concentrixの韓国法人であるConcentrix Service Korea Limitedを通じて実施)も含まれます。アドビのカスタマーケアスタッフがお客様のリクエストを迅速に管理できるセルフサービスリソースの提供を支援しています。当社の他のカスタマーケアサポートサービスと同様に、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)やビジネス活動に関する詳細(ルーティングを支援しているサポート問題の状況など)を処理する場合があります。ただし、アドビは、Concentrixによって処理されるすべてのお客様データを引き続き管理しており、Concentrixは当社の明確な指示の範囲内でのみ行動することが義務付けられています。 |
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Genesys Cloud Services, Inc. |
Genesysは、アドビと連携して、米国およびEUにおけるAdobe Customer Careサポートプラットフォームの技術ソリューションを支えています。これらのリソースにより、当社のカスタマーケアスタッフはすべての顧客リクエストに関する完全な情報をリアルタイムに(分析を通じて)確認できるようになります。アドビは「EEAのみ」のサポートオプションを採用しており、これは「EEA」としてマークされたケースは米国のスタッフでは処理できないことを意味します(専門知識を必要とする特定のチケットまたは問題がある場合を除きます。この場合は、お客様の同意に基づくアクセス制御のエスカレーションが導入され、お客様がこの決定を下すことができます)。これはまた、サポートおよび運用の問題にアクセスする必要がある場合にアクセスできるのがEEA地域のGenesys担当者のみであることを意味します。さらに、Genesysが処理するログ内の個人データ(電話番号や名前など)をAdobe Customer Careサポートプラットフォームから除外するための対策も講じられています(つまり、Genesysによって処理される可能性があるのは、お客様のユーザーIPアドレスまたは一意のユーザーIDのみです)。 |
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Hoodoo Digital LLC |
Hoodoo Digitalは、当社のお客様のためにAdobe WorkfrontとAdobe Experience Managerの間にプラットフォーム接続サービスを確立することでアドビを支援しています。Hoodoo Digitalは、基本的にアドビソリューションに特化したコンサルティング会社であり、A/Bテスト、パーソナライゼーション、分析、アセットワークフロー管理などのサービスを提供しています。復処理者として、WorkfrontおよびAdobe Experience Manager製品への接続をセットアップする過程で、限定された一部のアドビお客様データ(名前、所在地、電子メールアドレスなどのお客様ユーザーの詳細と、IPアドレスや一意のユーザー識別コードなどの技術情報など)を処理する可能性があります。 |
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Intercom Inc. |
Intercomは、アドビがコミュニティベースのサポートプラットフォームを提供できるよう支援しています。このプラットフォームでは、ユーザーがアプリ内メッセージングソフトウェアを使用して質問したり問題への対応を問い合わせたりできるため、Frame.ioおよびAdobe Express製品に関連してお客様から寄せられた苦情や問題に対処することができます。Intercomは、お客様が送信したサポートメッセージに含まれる個人データのほか、電子メールアドレス、IPアドレス、およびその他の技術情報にアクセスする場合があります。 |
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Khoros LLC |
Khorosは、コミュニティベースのサポートプラットフォームを提供して、ユーザーが質問したり問題への対応を問い合わせたりできるよう支援しています。Khorosは、メッセージング、チャット、オンラインコミュニティ、ソーシャルメディア管理(これらのチャネルを通じて提起された苦情や問題への対応など)をサポートする顧客エンゲージメントソフトウェアを提供しています。アドビは、Khorosによって処理されるすべてのお客様データを引き続き管理しており、Khorosは当社の明確な指示の範囲内でのみ行動することが義務付けられています。対象となる個人データは、ユーザーの詳細(名前、メールアドレス、役職、所在地など)と内部通信(コミュニティベースのサポートの一環として個々のユーザーが送信するものなど)です。 |
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Merkle, Inc. |
Merkleは、カスタマーケアの専門知識を提供するアドビのソリューションパートナーです。具体的には、Merkury Identity Solution製品との統合を提供することで、お客様がAdobe Experience Cloud製品からよりカスタマイズされたサービスを受けられるように支援しています(これにより、お客様はAdobe Experience Cloudに期待する内容に応じて、独自のインサイト、最適化されたセグメント化、プロファイルの分類を取得することができます)。当社の他のカスタマーケアサポートサービスと同様に、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)やビジネス活動に関する詳細(ルーティングを支援しているサポート問題の状況など)を処理する場合があります。 |
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Microsoft Corporation (Dynamics) |
Microsoft Dynamics 365 Customer Serviceは、顧客エンゲージメント管理をサポートするためにアドビが導入するソリューションです。Dynamicsにより、アドビはチケットの進捗状況を組織的に追跡して、お客様とのサービスレベル契約を確実に実施することができます。多くの場合、お客様は、問題の進捗状況を追跡するための様々な要望を持っています(特に、契約したサポート義務をアドビが果たしているかどうかを評価する場合)。このような理由から、Dynamicsは、主要なメトリクス(チケット量、応答時間、顧客満足度など)に関するレポートと分析を生成してサポート業務に関するインサイトを提供するために導入されています。その結果、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)とビジネス活動に関する詳細(ルーティングを支援しているサポート問題の状況など)を処理する場合があります。ただし、アドビは、Microsoft Dynamicsによって処理されるすべてのお客様データを引き続き管理しており、Microsoft Dynamicsは当社の明確な指示の範囲内でのみ行動することが義務付けられています。 |
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Slack Technologies |
Slackは、サービスリクエスト(バグ、修正、その他の問題に関するお客様からの問い合わせやパートナーからのリクエストなど)の解決を支援しています。これにより、アドビは、受け取ったすべてのサービス問い合わせにケース番号を割り当ててチケットを追跡し、問題が解決するまで追跡できるようになります。優先度および主題に応じてチケットを配布するだけでなく、全体的な解決時間や生産性の急上昇などに関するトップレベルのダッシュボードおよびレポートを提供することができます。アドビのお客様は、様々な方法(電話、電子メール、テキスト、ソーシャルメディアのメッセージ、コミュニティプラットフォームなど)でサポートを求める傾向があります。Slackは、アドビのオムニチャネルルーティングにも役立っており、アドビは様々なチャネルから入ってくるリクエストをフィルタリングし、適切なカスタマーケアサポート機能に送ることができます。このようなサービスを提供するために、Slackは、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)とビジネス活動に関する詳細(ルーティングを支援しているサポート問題の状況など)を処理する場合があります。 |
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SCSK Serviceware Corporation |
SCSK Servicewareは、Marketoのプロフェッショナルサービス向けTier1サービスデスクおよびカスタマーケアとして、コールセンター機能を含むAdobe Experience Cloudのカスタマーサポートサービスを日本語で提供しています。これらのサービスを提供するために、限定された一部の個人データ(名前、電話番号、電子メールアドレスなど)とビジネス活動に関する詳細(アドビと協力して取り組んでいるサポート問題の状況など)を処理する場合があります。 |
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Teleperformance |
Teleperformanceは、日本、香港、台湾市場向けにテクニカルサポート機能(コールセンター機能を含む)とプロフェッショナルサービス(Teleperformance Japan Co. LtdおよびBeijing Interactive CRM Technology Limitedを通じて)を提供し、アドビのカスタマーケアサポートサービスを支援しています。このようなサービスを提供するために、一部の限定された個人データ(名前、年齢、生年月日など)とビジネス活動に関する詳細(アドビと協力して取り組んでいるサポート問題の状況など)を処理する場合があります。アドビは、Teleperformanceによって処理されるすべてのお客様データを引き続き管理しており、Teleperformanceは当社の明確な指示の範囲内でのみ行動することが義務付けられています。 |
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Zendeskは、スケーラブルなカスタマーサービスソリューション(メッセージング、ヘルプセンターの調整、エージェントワークスペース、チケットの統合、問題のルーティング、統合、分析とレポートなど)を提供して、アドビのカスタマーケアサポートサービスを支援しています。このようなサービスを提供するために、限定された一部の個人データ(名前、年齢、生年月日など)とビジネス活動に関する詳細(アドビと協力して取り組んでいるサポート問題の状況など)を処理する場合があります。 |
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以下のアドビ関連会社は、技術サービスおよびサポートサービスを提供して、アドビのクラウドサービスの提供を支援しています。
このリストはどのくらいの頻度で更新されますか?
このリストは、新しい復処理者が追加または削除されるたびに更新されます(通常は少なくとも四半期に1回)。当社の『データ処理補遺契約』に明記されているとおり、アドビは、新しい復処理者の追加について、復処理者の最新情報を申し込まれたお客様に事前に通知いたします。
これらの復処理者にはどのようなセキュリティ対策が適用されていますか?
アドビは、復処理者に対して、こちらに明記している高い水準の技術的および組織的対策を適用しています。アドビは、すべての復処理者に対して契約上の責任を負っており、当社のお客様との契約条件と実質的に同等の条件を復処理者に適用することを義務付けています。さらに、アドビのベンダーリスク評価プログラムは、アドビが管理する物理的なオフィスやデータセンター拠点以外から、アドビの代理としてデータを収集、保存、処理、送信、または廃棄するサードパーティに対する一連の要件です。このリスク評価プログラムはアドビの情報セキュリティ標準に対する各ベンダーの準拠状態を評価し、ベンダーのセキュリティ対策についてリスクベースでのレビューを提供します。この標準について詳しくは、こちらをご覧ください。
特定の復処理者を除外するオプションはありますか?
一般的には、ありません。アドビのサービスは、特定の復処理者の交代や削除が簡単にできないように調整されているためです。ただし、前述のとおり、様々な復処理者が、多数のアドビ製品で多様な機能をカバーしています。お客様が、特定の製品を使用していない場合、お客様のデータは関連する復処理者による処理の範囲外となります。同様に、一部の復処理者は、特定の地域のみでサポートを提供しています(APACでの翻訳サービスなど)。特定の復処理者が、お客様がライセンスを取得している製品およびサービスの範囲内であるかどうかは、上記のリストで詳細をご確認ください。以下に定めるとおり、既存のお客様は、『データ処理補遺契約』の規定に従って新しい復処理者に異議を申し立てることができます。
ここにリストされているすべての復処理者は、私の個人情報にアクセスできますか?
いいえ。上記の復処理者がアクセスできるのは、アドビを支援している特定の機能に必要な限定されたカテゴリのデータに限られています。アドビは、お客様のデータを預かる環境の安全性とセキュリティを強化する取り組みが評価されており、様々な国際業界基準への適合認定を受けています。
EU一般データ保護規則(「GDPR」)第4条における「処理」(「アクセス」や「再構築」などの不正確な概念を含む)および「個人データ」(「識別可能な個人に関連するあらゆる情報」を指す)の定義の広範な内容とその他の同様のプライバシー法を考慮し、当社はサービスを提供するために誰と連携しているのかについて完全な透明性を保つために、この復処理者リストを作成しました。多くの場合(特にデータが暗号化されている場合)、復処理者は、個人データ自体に直接アクセスするのではなく、個人データを含む周囲のインフラストラクチャの要素にのみアクセスできます。コンテンツ配信ネットワークシステムなどの他のケースでは、対象となる可能性のある個人データのカテゴリは、IPアドレスなどの技術情報と、限定的なログイン資格情報データ(インターネット通信に必要なもの)のみです。これらは、他の識別データが関連付けられていない、受信リクエストのサーバーログに含まれる可能性があります。該当するカテゴリは上記のリストに明記しています。
処理は上記の所在地のみに限定されますか?
復処理者が拠点を置く主要なオフィスの所在地を明記しています。それらの企業がさらにサポートオフィスや独自の復処理者を持つ場合もありますが、これらはすべて、当社の契約に規定されているのと同じセキュリティおよび技術的対策と、当社が復処理者に付与する特定の限定されたアクセスパラメーター(例えば、復処理者は、支援している特定の機能に必要な個人データのみを処理できます)に拘束されます。
アドビの顧客には復処理者を完全に拒否する権利がありますか?
はい。当社の『データ処理補遺契約』に明記されているように、お客様が特定の復処理者について審査し拒否するオプションがあります。ただし、サービスが当該復処理者に依存しており、代替者を確保できない場合は、サービスの提供に影響が出る可能性があります。
どのような国際間データ移転保護策が適用されていますか?プライバシー保護の枠組みは使用されていますか?
アドビは、お客様データに対して多数の国際間データ移転保護策を適用しています。これらには、欧州委員会が承認した標準契約条項、セキュリティ認証とフレームワーク、およびデータプライバシーフレームワークなどの特定の国との協定が含まれます。国際間データ移転について詳しくは、『国境を越えたデータ移転』ページをご覧ください。また、当社のセキュリティ認証およびセキュリティフレームワークに関する情報については、Adobe Trust Centerをご覧ください。
中国または韓国に拠点を置く顧客向けのサービスプロバイダーをリストした特定のページはありますか?
はい。韓国および中国向けのサービスプロバイダーのリストは、こちらとこちらでご確認いただけます。このページに記載されている事業体は、アドビの復処理者です(つまり、それらの事業体は、データ処理者として機能するアドビがデータ管理者としてお客様に製品およびサービスを提供することを支援します)。韓国および中国のページに記載されている事業体については、より広範なカテゴリがあり、アドビがデータ管理者として行う独自の処理業務(マーケティング、顧客対応、社内管理、法的支援など)を支援する事業体が含まれます。お客様データの復処理者として機能する中国および韓国の事業体も、サービスプロバイダーのページに記載されています。
日付 |
概要 |
2024年12月 |
それぞれの第三者復処理者を対象に、より詳細な製品説明の情報と関連するアドビ製品のより詳細な内訳を追加するために、リストを再作成、再構成しました。インフラストラクチャをサポートする新規の復処理者の追加と、関連性がなくなったその他の復処理者の削除と統合。 |
2024年4月 |
事業体名(会社名の変更など)と処理場所に関する最新情報に加え、提供されるサービスの説明に詳細情報を追加しました。 |
2023年12月 |
事業体名(会社名の変更など)と処理場所に関する詳細と最新情報に加え、対象となる処理および提供されるサービスに関する詳細情報を追加しました。 |
2023年9月 |
特定の処理場所に関する詳細情報を追加し、提供されるサービスの説明の情報をさらに改善しました。 |
2023年3月 |
事業体名に関する詳細情報(会社名の変更など)を追加し、提供されるサービスの説明に詳細情報を追加しました。 |
2022年12月 |
新しいインフラストラクチャおよびカスタマーサポートの復処理者と、WorkfrontおよびMarketoをサポートする新しい復処理者を追加しました。廃止されたMarketoおよびFrameの機能を支援していた復処理者を削除しました。事業体の名前および所在地に関する詳細を追加しました。 |
2022年6月 |
新しいセキュリティおよびカスタマーサポートの復処理者と、Creative cloud、AEM、Magento、Frameをサポートする新しい復処理者を追加しました。対象外となったホスティングプロバイダーおよび電子メールディストリビューターを削除しました。事業体の名前および所在地に関する詳細を追加しました。 |
2021年9月 |
Adobe.comでの公開リストを運用開始しました(以前は契約書およびAdobe Trust Centerを通じてお客様に提供されていました)。 |