Adobe Foundationと国立美術館とのコラボレーションにより「Connecting Children with Museums」プロジェクトが実現

【2024年7月16日】

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、社長:中井陽子)は本日、独立行政法人国立美術館(本部:東京都千代田区、理事長:逢坂恵理子、以下国立美術館)とAdobe Foundationとの協同による、「Connecting Children with Museums」プロジェクトの実施を発表しました。夏休み時期の7月から9月にかけて、子どもや子ども連れ来館者のための観覧日など多様なプログラムを、全国(東京・京都・大阪・石川)7施設にて順次実施します。

 

ロゴイメージ

アドビが設立・出資する民間財団であるAdobe Foundationは、世界的に有名な芸術機関と協力し、「Creativity for All:すべての人につくる力を」というアドビのコミットメントを推進しています。その取り組みの一つである「Adobe x Museums」は、美術館がより広い世代へと開かれていくためのクリエイティブプログラムやストーリーテリングをグローバルで支援しています。これまでアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)、イギリスのビクトリア&アルバート博物館(V&A Museum)などとのコラボレーションを行ってきましたが、今回あらたに日本の国立美術館も「Adobe x Museums」に参加することとなりました。2024年からの5年間で世界中の学生やユース1,000万人を対象に、クリエイティビティを世界に広げる創造的なプログラムとリソースをオンラインおよび対面で提供することを目指しています。

 

アドビは、すべての人がクリエイティブであり、あらゆる年齢や背景を持つ人々が、自己表現に必要なツール、スキル、プラットフォームにアクセスし、その可能性を最大限に引き出し、ユニークで多様な視点を世界と共有できるよう、率先して支援しています。この理念に基づき、「Connecting Children with Museums」プロジェクトは、他の来館者に気兼ねなく展示を鑑賞できる「ファミリーデー」や多様な子ども向けプログラムなどを通じて、子どもたちやその保護者を歓迎し、芸術に触れる機会の拡大と、さらなる環境整備やプログラムの充実を目指します。

 

アドビのブランドスタジオでクリエイティブディレクターを務める谷口仁子は次のように述べています。「この度Adobe Foundationを通じて、国立美術館様とともに、Connecting Children with Museumsプロジェクトを開始できることをうれしく思います。本プロジェクトが、小さなお子様や子育て中の方々が美術館を訪れ、人間の持つ創造性について感じたり体験したりする機会につながることを期待しています。アドビはこれからも、人々が創造性を高め、発揮し、世界に変化をもたらすことができるよう様々な支援を行ってまいります。」

 

「Connecting Children with Museums」プロジェクトでは、全国の国立美術館にて、鑑賞ツールの制作・配布や工作ワークショップをはじめ、特別な鑑賞プログラム等の多様なイベントを順次実施していきます。詳細は以下をご覧ください。

 

 

【各館の主な取り組み】

東京エリア

■      東京国立近代美術館

名称:「Family Day こどもまっと」

日時:9 月 21 日(土)、9 月 22 日(日)

  • 子どもや子ども連れ来館者のための観覧日(計 2 日間)
  • 館内探検、対話鑑賞などの子ども向けプログラム実施

対象展覧会:所蔵作品展「MOMAT コレクション」

※館概要

住所:東京都千代田区北の丸公園 3-1

特徴:19 世紀末から今日までの日本美術の流れを概観できる美術館

URL:https://www.momat.go.jp/

 

■      国立西洋美術館

名称:乳幼児連れ来館者向け特別開館日実施プログラム(仮)」

日時:9月中旬~下旬で2日程度を予定

  • 乳幼児連れ来館者のための特別開館

対象展覧会:常設展

※館概要

住所:東京都台東区上野公園 7-7

特徴:主にルネサンスから 20 世紀半ばまでの西洋美術の流れが分かる美術館

URL:https://www.nmwa.go.jp/

 

■      国立新美術館

名称:夏休みワークショップ「手ぶらでブラっと工作室 2024」

日時:8 月 10 日(土)

  • 10 時30分~16 時30分 子どもから大人まで参加できるワークショップ実施

※館概要

住所:東京都港区六本木 7-22-2

特徴:多彩な展覧会を開催する新しいアートの発信拠点

URL:https://www.nact.jp/

 

■      国立映画アーカイブ

名称:「こども映画館 2024 年の夏休み★」

日時:7 月 26 日(金)・7 月 27 日(土)、8 月 2 日(金)・8 月 3 日(土)

計 4 日間

  • 子ども向け特別上映会(事前申込制)
  • 子ども参加型企画、セルフガイド配布など子ども向けプログラム実施

※館概要

住所:東京都中央区京橋 3-7-6

特徴:国内唯一の国立の映画専門機関であり、映画文化の振興拠点

URL:https://www.nfaj.go.jp/

 

北陸・関西エリア

■      国立工芸館

名称:「たんけん!こども工芸館~光と影のヒミツ~」

日時:7 月 21 日(日)、8 月 17 日(土)

  • ワークシート配布、バッジ作りなどの子ども向けプログラム実施

対象展覧会:所蔵作品展「おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展」

※館概要

住所:石川県金沢市出羽町 3-2

特徴:工芸のまち・金沢に誕生した近現代工芸・デザイン専門の美術館

URL:https://www.momat.go.jp/craft-museum

 

■      京都国立近代美術館

名称:「もまっくファミリーアワー」

日時:8 月 3 日(土)

9 時~10 時 子どもや子ども連れ来館者のための特別開館

  • ワークシート配布、お仕事体験など子ども向けプログラム実施

対象展覧会:「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957‒1979」展

「2024年度 第2回コレクション展」、「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」展

※館概要

住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 26-1

特徴:京都を中心とした西日本の近現代美術・工芸が見られる美術館

URL:https://www.momak.go.jp/

 

■      国立国際美術館

 

名称:「こどもまんなか NMAO ファミリー☆デー!」

日時:8 月 25 日(日)

  • 子どもや子ども連れ来館者のための観覧日(1 日間)
  • 子ども連れ来館者が子どもと楽しく使えるたんけんシートなどを配布

名称:びじゅつあーすぺしゃる「いろいろみ~ろ」

日時:8 月 24 日(土)、8 月 25 日(日)

  • 子ども向けを中心に、だれでも参加できるプログラム(事前申込制)実施

対象展覧会:常設展示作品、「梅津庸一 クリスタルパレス」展

※館概要

住所:大阪府大阪市北区中之島 4-2-55

特徴:国内外の現代アートを幅広く紹介、発信する美術館

URL:https://www.nmao.go.jp/

 

*上記以外にも子ども向けプログラムを予定している美術館もあります。詳細及びプログラムの申し込み

各美術館のウェブサイトをご覧ください。

 

 

■「アドビ」について 

アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。

アドビに関する詳細な情報は、webサイトhttps://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

 

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