アドビ、Adobe Fireflyを搭載した最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリの一般提供を開始
- Adobe Fireflyの生成AI機能と、アドビのクリエイティブツール機能を搭載した最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリの一般提供を開始、Adobe Fireflyの機能がデスクトップ版(web版)とモバイル版アプリを横断して利用可能に
- Adobe Expressが、「テキストから画像生成」、「生成塗りつぶし」、「テキスト効果」、「テキストからテンプレート生成」といったAdobe Fireflyの生成AI機能をモバイルデバイス向けに初めて提供
- TikTokやInstagramといったSNSへの増え続ける需要に対応するため、Adobe Expressが、デスクトップ版(web版)とモバイルを横断した制作やコラボレーションの効率化を実現し、クリエイティビティと生産性を向上
※当資料は、2024年4月18日(米国時間)に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳版です。
【2024年4月19日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリの一般提供を開始したことを発表しました。これにより、何百万人ものコンテンツクリエイターはAdobe Fireflyの生成AI機能を、場所を問わず利用できます。オールインワンのAIコンテンツ作成アプリであるAdobe Expressを使えば、SNS投稿から動画、チラシやロゴにいたるまでのアイデア出し、デザイン、共有を、誰もが素早く簡単に行えるようになります。昨年だけでも作成されたクリエイティブコンテンツ数が前年比で倍以上を記録しており、今後も世界中の何百万人ものユーザーがAdobe Expressでこれまでにないほど多くのコンテンツを生成することが期待されます。
アドビのAdobe Expressおよびデジタルメディアサービス担当シニア バイス プレジデントであるゴビンド バラクリシュナン(Govind Balakrishnan)は、次のように述べています。
「Adobe Expressは、Adobe Fireflyの生成AI機能をデスクトップ版(web版)とモバイル版アプリ、両方に直接搭載しています。デジタルコンテンツやTikTok、Instagram、X、Facebookなどのソーシャルプラットフォームを通じて、アイデアや情熱、ビジネスを促進するために、記録的な数のユーザーがAdobe Expressを利用することをうれしく思います。」
業界をリードするアドビのクリエイティブツールとAIをあらゆる場所ですべての人に
最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリは、アドビが提供する写真、デザイン、ビデオ製品ならびに生成AI機能をオールインワンのコンテンツエディターとして集約しており、誰もがwebとモバイル両方で最高品質のコンテンツを制作することができます。マーケターは、新製品を発表するための説明動画を作成したり、複数のSNS向けにブランドに沿ったソーシャルキャンペーンをデザインしたりすることができます。中小企業のオーナーは、美しいロゴや魅力的な名刺のデザイン、オンライン販売用のデジタルチラシの作成、写真や動画の編集、TikTokやInstagramなどSNS用にコンテンツの投稿予約の管理ができます。学生は、学内のソーシャルイベントを宣伝するためのInstagramリールや、学校のプロジェクト用のGIFやアニメーションの作成、リアルタイムで履歴書の編集ができます。クリエイティブプロフェッショナルは、Adobe IllustratorやAdobe PhotoshopでデザインしたアセットをAdobe Expressに簡単に取り込んで、クライアントのeコマースビジネスを支援するためのSNS投稿を素早く作成することができます。
Adobe ExpressはAdobe Fireflyの生成AI機能を搭載しており、スキルに関係なく複雑な作業をシンプルに行えるのが特徴で、ユーザーにいつでもスピードと手軽さを提供します。「テキストから画像生成」、「テキスト効果」、「生成塗りつぶし」、「テキストからテンプレート生成」などの生成AI機能を使って、簡単なテキストでプロンプト入力するだけで、魅力的な画像やデザインを瞬時に生成したり、人物やオブジェクトを挿入、削除、置換したり、ポップな見出しを作成することができます。また、「音声でキャラクターを動かす」や「字幕を自動生成」などのAI機能により、複雑な処理をワンクリックで自動化できます。
Adobe Expressモバイル版アプリの最新機能
最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリは、外出先でのコンテンツのアイデア出し、作成、公開を加速する、使いやすい機能を多く提供します。
- 動画編集:テンプレートをベースに、動画クリップ、画像、音楽を組み合わせることができます。アニメーションを追加し、リアルタイムに高精度で編集もカスタマイズも可能なキャプション(日本語を含む100以上の言語に対応)を瞬時に生成することもできます。ビデオタイムライン、レイヤータイミング、4Kビデオ機能のサポートにより、SNSファーストの動画をどこからでも簡単に作成できます。
- 「テキストから画像生成」:Adobe Fireflyの生成AI機能を使って新しい画像を瞬時に生成できるので、プロジェクトの新しい素材をすばやく作成できます。
- 「生成塗りつぶし」:簡単なテキスト入力で、人物やオブジェクトなどを挿入、削除、置き換えができます。
- 「テキスト効果」: 生成AIを使ってテキストに装飾やスタイルを追加することで、注目を集める見出し、コピー、メッセージを作成できます。
- 「テキストからテンプレート生成」: SNS投稿、チラシ、ポスターなど、さまざまなアウトプットのために、シンプルなプロンプトで編集可能なテンプレートを生成できます。アドビのフォントコレクション、Adobe Stock画像、生成された画像、またはユーザー自身の画像を活用できます。
- コンテンツとテンプレートの拡充: 数十万点以上の魅力的な動画テンプレートや複数ページテンプレート、28,000以上のAdobe Fonts、何十万ものAdobe Stock動画、ミュージックトラック、デザインアセットにアクセスできます。
- クイックアクション:画像や動画の編集、サイズ変更、背景の削除、QRコードの生成、動画のトリミングなどといった便利な機能をワンクリックで利用することができます。
- 投稿予約: TikTok、Instagram、Facebook、PinterestなどのSNSへの投稿を、すばやく簡単に計画、プレビュー、スケジュール設定できます。
Adobe Expressの勢いとパートナーエコシステムの拡大
Adobe Expressは、かつてないほど多くの場所で、より多くのユーザーに提供されています。アドビは今年初め、TikTok Creative Assistantとの初の統合を発表し、優れたTikTok動画のアイデア出し、作成、最適化をこれまで以上に迅速かつ簡単にAdobe Express上で行えるようにしました。アドビはまた、ChatGPT Plus加入者が利用できるカスタムGPTのコレクションを増やす一環として、Adobe Express GPTを導入しました。また、クリエイター向けeコマースプラットフォームをリードするKajabiとの新しいパートナーシップにより、Kajabiクリエイターは、クリエイティブワークフローを中断することなく、優れたコンテンツを生成・編集できるようになります。
Creative Cloud加入者のためのモバイル向け統合ワークフロー
Adobe Expressモバイル版は、Adobe Creative Cloudアプリを補完する補助ツールでもあり、追加のデバイス上で動作することにより、Adobe Creative Cloudユーザーは外出先でもコンテンツを作成、編集、およびコラボレーションすることができます。Adobe PhotoshopやAdobe IllustratorのクリエイティブアセットにAdobe Expressから直接アクセスし、編集や作業を行うことができ、アプリやワークフロー間で常に同期するリンクファイルとして埋め込むこともできます。Adobe Creative Cloudの加入者は、Adobe Expressのすべてのプレミアム機能をデスクトップ、web、モバイルで利用できます。
提供開始時期
最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリは、日本語を含む世界中の多くの言語で、AndroidおよびiOSデバイスで無料から利用できます。対象デバイスについては、こちらをご覧ください。AndroidユーザーはGoogle Playストアから、iOSユーザーはApp Storeから最新バージョンのAdobe Expressモバイルアプリをダウンロードできます。
新規ユーザーの方は、こちらから Adobe Expressアカウントにご登録ください。Adobe Expressモバイルアプリの詳細については、こちらをご覧ください。
■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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