アドビ、Experience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長)を支援するコンテンツ サプライチェーン ソリューションを発表
- Adobe Experience CloudとAdobe Creative Cloudを連携させたエンドツーエンド ソリューションが、より多くのコンテンツ企画、制作、配信、分析の時間を短縮するとともに、効率化と大幅なコスト削減を可能にし、成功体験を実現
- 新たなイノベーションにより、コンテンツ制作の簡素化と加速化、オペレーションの最適化、コンテンツとキャンペーンのパフォーマンス向上のための深化したインテリジェンスを提供
- アドビの新たなジェネレーティブAIサービス「Adobe Sensei GenAI」は、マーケターやクリエイティブ制作プロフェッショナルの副操縦士(co-pilot)として統合され、コンテンツバリエーションの迅速な開発を可能にし、エンドツーエンドのマーケティングワークフローを改善
※当資料は、2023年3月21日(米国太平洋時間)に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
【2023年3月22日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、世界最大級のデジタルエクスペリエンスカンファレンスである「Adobe Summit 2023」において、パーソナルな顧客体験を大規模に提供しながら、Experience-Led Growth (エクスペリエンス主導の成長) を支援する包括的なコンテンツ サプライチェーン ソリューションを発表しました。
多くの企業において、効果的な顧客体験へと結びけるためのコンテンツ制作から提供に至るプロセスであるコンテンツ サプライチェーン上で、ワークフロー、チーム、およびシステムなどの連携が取れておらず、分断状態にあることが散見されます。このような状況下でも、コンテンツに対する需要は日々高まっています。最近アドビが行った調査によるとマーケティングならびにCX(顧客体験)リーダーの88%が、コンテンツ需要が過去2年間で少なくとも2倍になったと回答し、約3分の2近くが今後2年間での需要が5倍になると予想しています。このような市場環境下において、多くの企業は、急騰するコスト、収益機会の損失、チームの燃え尽き症候群といった課題に直面すると同時に、真のビジネスインパクトをもたらす魅力的な顧客体験を提供することに苦労しています。
アドビのAdobe Experience Cloudプラットフォーム兼製品担当シニアバイスプレジデント、アミット アフジャ(Amit Ahuja)は次のように述べています。
「コンテンツはデジタルエコノミーの原動力であり、当社はそのコンテンツのプロセスとパフォーマンスの両方を最適化する専門知識と製品ポートフォリオを兼ね備える唯一の企業です。当社の新しいコンテンツ サプライチェーン ソリューションは、ビジネス価値につながる強力な体験の提供を可能にすることで、企業が顧客と人材の獲得方法を変革できるようサポートします。」
世界の大手企業は、魅力的なコンテンツと体験を創出し、顧客への提供を支援できるアドビ製品を信頼し採用しています。企画から制作、配信、分析に至るまでのコンテンツ プロセスに必要となるあらゆる段階で、業界をリードするクリエイティブならびにエクスペリエンスのアプリケーション、統合、サービスのすべてを提供できるのはアドビだけです。アドビが提供を開始する新たなソリューションにより、企業は、顧客が期待する効果的でパーソナライズされた、多様かつ大量のコンテンツを提供できる高機能なコンテンツ サプライチェーンを構築できます。さらに、エクスペリエンス リーダーはオペレーションとコストに関して比類のない可視性とコントロールを得ることができます。
アドビの包括的なコンテンツ サプライチェーン ソリューションは、人、プロセス、テクノロジーをつなぐことで、優れた顧客体験の大規模な提供を可能にし、測定可能なビジネス成果を推進します。
- ジェネレーティブ AI の加速:今後アドビは、新たなジェネレーティブ AI サービスである「Adobe Sensei GenAI」を、クリエイティブならびにマーケティング ワークフローに深く統合させることで、コンテンツ制作をさらに加速させます。顧客が画像、マーケティング コピー、レイアウトの新しいバリエーションを迅速に生成できるようにすることで、クリエイティブ チームとマーケティング チームは、より多くのチャネルでより多くのキャンペーン コンテンツのテスト配信ができます。アドビのクリエイティブジェネレーティブ AI モデルの新しいファミリーである 「Adobe Firefly」 で生成された画像とテキスト効果は、安全に商業利用できるよう設計されます。
- アドビの競争力:アドビのコンテンツ サプライチェーン ソリューションは、Adobe Creative Cloud for Enterprise、Adobe Workfront、Adobe Experience Manager(Sites、Assets、そしてAdobe Experience Platformのセグメンテーションおよびコンテンツプロファイルサービス)、Adobe Express for Enterprise、Frame.io、さらには多様なインテグレーションやサービスによって構成されています。
- 新たなイノベーション:新しいAdobe Experience Managerにより、コンテンツ制作が簡素化され、オーサリング機能を一般的なツールに統合することで、誰もがエクスペリエンス クリエイターになることができます。また、AIを活用したインサイトは、各オーディエンス層が特定のコンテンツや体験に反応する理由といったブランドが知りたい情報の入手を可能にします。新たに発表されたAdobe Express for Enterpriseは、Adobe Experience Managerと統合されたことで、クリエイティビティをより身近なものにし、組織内の誰もが容易にブランドコンテンツの制作、共有、レビューを実現することで、デザインチームへの負担を軽減します。Workfrontの新機能には、マーケティング カレンダーのキャンペーンプランの可視化、予算管理の効率化、コンテンツのバリエーションの自動化、コンテンツがマーケティング目標にどのように貢献しているかの分析、およびその最適化が含まれます。
顧客企業からのコメント
シスコのグローバルデジタルマーケティング&メディア担当バイス プレジデントであるトッド シミズ(Todd Shimizu)氏は次のように述べています。
「アドビとの協業の最大のメリットの一つは、アプリケーションとプラットフォームが常に連携していることです。真の意味での変革、つまり人、プロセス、テクノロジーの変革を目指すことが当社にとって常に必須であり、選考段階で、どのような包括的なコンテンツ サプライチェーン ソリューションを使うかについて悩むことはありませんでした。当社はクラス最高峰を求めており、それはアドビとの協業を意味しました。」
Xfinity Creativeのオペレーション兼ソフトウェア・イニシアチブ担当ディレクターであるエフライム ジェラルド クルス(Ephraim Gerard Cruz)氏は次のように述べています。
「アドビのコンテンツ サプライチェーン ソリューションは、コンテンツ制作と活性化に関わるすべての人々をつなぎ、より迅速に作業ができるよう支援してくれます。その結果、クリエイティブチームは制作に集中でき、経営陣はコスト削減から顧客ニーズに対応する迅速な意思決定を行うために必要なリアルタイムの可視性と戦略的インサイトを得ることができます。」
アドビは、顧客と直接協力してコンテンツ サプライチェーンの構築と最適化を支援するだけではなく、世界トップクラスのコンサルティング会社やメディア企業と提携し、ベストプラクティスとソリューションを提供することで、顧客だけでなく、自社のビジネスも変革しています。
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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