アドビとアクセンチュア、企業のコスト削減、効率化、成長促進支援のための新たなコンテンツ サプライチェーン サービスを発表
※当資料は、2023年3月21日(米国太平洋時間)に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
【2023年3月22日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)とアドビ(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、マーケターがコンテンツ サプライ チェーンの価値を引き出すための支援として、アドビの統合コンテンツ サプライチェーン ソリューションを活用した新たなサービスを発表しました。このサービスを活用するマーケターは、これまで以上に効果的なコンテンツを制作・配信することで、パーソナライズされた顧客体験を大規模に展開できるようになります。
「Adobe Summit 2023」で発表されたこの新サービスは、アクセンチュアのプロセス改善、変更管理、およびマーケティングにおける経験と、アドビが提供する包括的なクリエイティブおよびエクスペリエンス アプリケーション群を組み合わせることで、コンテンツの状況を評価し、最適化が十分に進んでいる領域の特定を可能します。データを活用し新たな効率性と作業手法を獲得することで、マーケティング組織のコスト削減が可能になるため、クリエイティブと財務の改善を図ることができます。
顧客の嗜好が急速に変化し、チャネル、市場、フォーマットが急増する中、マーケターは、ブランドに命を吹き込み、パーソナライズされたダイナミックで最適なコンテンツを効率的に制作するという課題を抱えています。アクセンチュアの調査結果(英語)によると、グローバルリーダーの95%が、顧客が変化するスピードは自社のビジネスよりも速いと考えています。アクセンチュアとアドビはともに、コンテンツへのアプローチを変革させることで、マーケターが不確実性の中でもより俊敏かつ適切なコンテンツを提供できるよう支援していきます。
アクセンチュアのアドビ ビジネス グループ リーダーであるジム ラロンデ(Jim LaLonde)は次のように述べています。
「コンテンツ制作のスピードが加速するにつれ、真のビジネスインパクトをもたらす魅力的な顧客体験を提供するためには、各アセットに適したコンテンツ、フォーマット、チャネルを特定する必要があります。アドビのテクノロジーと当社のサービスを活用し、両社の人材、ツール、一連のタスクを結集したこの新しいサービスにより、我々のお客様は業界を問わず、世界中でコンテンツを効果的に計画、制作、管理、配信できるようになります。」
アドビのビジネスデベロップメント パートナー担当バイスプレジデントであるジャスティン メリケル(Justin Merickel)は次のように述べています。
「デジタルエコノミーは、コンテンツによって活性化します。アクセンチュアと当社の協業によって、量と種類の両面において顧客が期待する効果的でパーソナライズされたコンテンツを提供できる、高度なコンテンツ サプライチェーンを構築するサービスを開発しました。今後2年間でコンテンツ需要は5倍になると予想されており、両社は今後も、マーケターがコンテンツ サプライチェーンを変革し、測定可能なビジネス成果を促進できるよう取り組んでいきます。」
アクセンチュアは、自社のコンテンツをさらに効率的に管理できるようにするために、より広範なマーケティング変革の一環として、コンテンツ サプライ チェーンのサービスとテクノロジーを試験運用しています。その結果、アクセンチュアのマーケティングおよびコミュニケーション チームは、キャンペーン パフォーマンスの透明性を確保し、ビジネス優先事項との整合性を高めるだけではなく、予算とリソースの追跡能力を向上させました。また、この試験的な取り組みにより、オーディエンスの嗜好に基づき、コンテンツを関連するキャンペーンに合わせて、適切なチャネルで配信するための新たなインサイトを得ることができました。
アクセンチュアのチーフ マーケティング コミュニケーション責任者であるジル クレイマー(Jill Kramer)は次のように述べています。
「当社が目指す幅広いマーケティング変革の一環として、コンテンツ制作のモジュール化アプローチにおいてアドビと協業することで、作業時間とコストを削減し、クリエイティブチームが最善を尽くすべき業務に集中できるようにしました。当社の変革は、マーケティング組織がクリエイティビティを発揮しながら、お客さまに魅力的な体験を提供し、パーソナライズされたコンテンツをより迅速かつ大規模に制作・配信できることを示す良い例です。」
さらにアドビは、アクセンチュアと協業のもと自社のマーケティング業務の変革にも取り組んでいます。アクセンチュアは、アドビのB2Bマーケティング組織が、Adobe Real-Time CDPを活用することで、パーソナライズされたマーケティング キャンペーンの配信を拡大できるよう支援しています。Adobe Experience Cloudのアプリケーション全体で使用するために、複数のソースにまたがるデータを実用的なプロファイルに統合することで、顧客により価値の高いエクスペリエンスを提供する際の運用の複雑さを軽減できることを期待しています。
アクセンチュアとアドビは、2023年3月21日から23日にラスベガスで開催される「Adobe Summit 2023」において、アクセンチュアのブース(ブース番号、619)で新サービスとテクノロジーを紹介します。コンテンツ サプライ チェーンの詳細について知るには、3月22日午後2時30分(米国太平洋夏時間、PDT)から行われる、アクセンチュアCIOのペネロペ プレット(Penelope Prett)、エンタープライズ&インダストリー テクノロジー担当グローバルリーダーのエマ マクギガン(Emma McGuigan)、アクセンチュアテクノロジー マーケティング リーダーのエリーゼ コルニーユ(Elise Cornille)による講演セッションS708「コンテンツベロシティ(英語)」にご参加下さい。
アクセンチュアは、アドビとの長年にわたるパートナーシップのもと、比類なきエクスペリエンスを生み出し、顧客の成長を加速させてきた証として、このたびのAdobe Summitにおいて「Global Adobe 2023 Digital Experience Partner of the Year」を受賞しました。加えて、アクセンチュアは、南北アメリカ、アジア太平洋(APAC)、ヨーロッパ、中東及びアフリカ(EMEA)、西ヨーロッパでも「Adobe 2023 Digital Experience Partner of the Year」に選出されました。
■アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリードする企業や、行政機関をはじめとするさまざまな組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡大させ、また市民サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して目に見える成果を圧倒的な規模とスピードで創出しています。アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導する738,000人もの社員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。また、テクノロジーが変革の成否を分ける時代において、世界中のエコシステムパートナーとの緊密な連携を図りつつ、業界ごとの比類のなき知見、専門知識や、グローバル規模のデリバリー能力を最適に組み合わせながらお客様の変革を支えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、インダストリーX、アクセンチュア ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションやアセットを活用して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う文化や、360度でお客様の価値創造を図ることで、長期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、自らの成功の指標としています。
アクセンチュア株式会社の詳細は http://www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
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