アドビ、2021年第4四半期および通年業績と、今後10年間成長戦略概要発表


デジタルメディデジタルエクスペリエンス四半期収益それぞれ初の30億ドル、10億ドル達成、四半期営業キャッシュフロー20億ドル突破

 

 

※米国本社発表の業績プレスリリースはこちらをご覧下さい。

 

【2021年12月20日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2021年12月16日)Adobe(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、2021年度第4四半期および通年(2021年12月3日末日とする)決算発表しました。

 

アドビ会長、社長CEO(最高経営責任者)あるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)次のように述べています。

「第4四半期過去最高業績達成したことによって、通年の収益150億ドル超えました。アドビビジョンや、カテゴリーおけるリーダーシップ、革新的テクノロジー、そして多くロイヤリティ高い顧客基盤より、当社2022年以降順調成長遂げるしょう。」

 

アドビエグゼクティブ バイス プレジデントCFOあるダン ダーン(Dan Durn)は、次のように述べています。

「2021年度優れた財務業績達成することができ、売上急成長よって営業キャッシュフロー70億ドル超えました。当社獲得可能最大市場規模2,050億ドル推計され、業界リードする製品プラットフォーム有するアドビは、今後大幅成長期待できるでしょう。」

 

 

■    2021年度第4四半期の業績ハイライト

  • 2021年度第4四半期の収益は過去最高となる41億1,000万ドル、前年同期比20%増でした。GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、2.57ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、3.20ドル。
  • デジタルメディア分野収益30億1,000万ドル、前年同期比21%増。うちクリエイティブ分野収益24億8,000万ドル、前年同期比19%増。Document Cloud収益5億3,200万ドル、前年同期比29%増。
  • デジタルメディア分野年間経常収益(Annualized Recurring Revenue - ARR)四半期時点122億4,000万ドル拡大し、四半期5億7,100万ドル増加。これには2021年10月7日買収完了したFrame.io全社ARR含まれます。クリエイティブ分野ARR103億ドル拡大。Frame.io全社ARRは、アドビクローズした取引含め、当四半期時点約2,900万ドルでした。Document CloudARR19億3,000万ドル拡大。
  • デジタルエクスペリエンス分野収益10億1,000万ドル、前年同期比23%増。デジタルエクスペリエンス分野サブスクリプション収益8億8,600万ドル、前年同期比27%増。
  • 第4四半期のGAAPベース営業利益は15億ドル、Non-GAAPベース営業利益は18億6,000万ドル。GAAPベース純利益は12億3,000万ドル、Non-GAAPベース純利益は15億4,000万ドル。
  • 営業キャッシュフローは過去最高となる20億5,000万ドル。
  • 四半期末の残存履行義務(Remaining Performance Obligation-RPO)は、139億9,000万ドル、前年同期比23%増。
  • 当四半期中に約160万株を買い戻しました。

 

 

■    2021年度の業績ハイライト

  • 2021年度通年の収益は過去最高となる157億9,000万ドル、前年比23%増でした。
  • 通年のGAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は10.02ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、12.48ドル。
  • デジタルメディア分野収益115億2,000万ドル、前年比25%増。クリエイティブ分野収益95億5,000万ドル拡大、前年同期比23%増。Document Cloud収益19億7,000万ドル、前年同期比32%増。デジタルメディア分野ARR通年19億8,000万ドル増加。
  • デジタルエクスペリエンス分野収益38億7,000万ドル、前年比24%増。デジタルエクスペリエンス分野サブスクリプション収益33億8,000万ドル、前年比27%増。
  • GAAPベースの営業利益は58億ドル、前年比37%増。Non-GAAPベースの営業利益は72億6,000万ドル、前年比31%増。GAAPベースの純利益は48億2,000万ドル、Non-GAAPベースの純利益は60億ドル。
  • 通年の営業キャッシュフローは過去最高の72億3,000万ドル。
  • 当年度中に約720万株を買い戻しました。

 

 

■    2022年度および2022年度第1四半期の財務目標

2022年度および2022年度第1四半期の財務目標は、下記の事項を考慮しています。

  • 外国通貨に対してドル高になること。
  • 第1四半期が2021年度より1週短くなり、13週(通年では53週から52週)となること。1、2

 

 

次の表はアドビの2022年度の財務目標を要約したものです。

 

収益合計

最大179億ドル

デジタルメディア分野のARR(年間経常収益)

純ARRで最大19億ドル

デジタル メディア分野の収益(年間成長率)

最大14%

最大17%(補正後3

デジタル エクスペリエンス分野収益(年間成長率)

最大14%

最大17%(補正後3


デジタルエクスペリエンス分野のサブスクリプション収益(年間比成長率)


最大16%
 

最大19%(補正後3

税率

GAAP: 最大17.5%

Non-GAAP: 最大17%

1株当たり利益(EPS)4

GAAP: 最大$10.25

Non-GAAP: 最大$13.70

次の表はアドビの2022年度第1四半期の財務目標を要約したものです。

収益合計

最大42億3,000万ドル1

デジタルメディア分野のARR(年間経常収益)

純ARRで最大4億ドル2

デジタル メディア分野の収益(年間比成長率)

最大8%

最大17%(補正後3

デジタルエクスペリエンス分野の収益(年間比成長率)

最大11%

最大18%(補正後3

デジタル エクスペリエンス分野のサブション収益(年間比成長率)

最大13%

最大20%(補正後3

税率

GAAP: 最大16%

Non-GAAP: 最大17%

1株当たり利益(EPS)4

GAAP: 最大$2.63

Non-GAAP: 最大$3.35


■    将来的観測、Non-GAAPおよびその他の開示について

プレスリリースは、実際業績大幅異ならせる可能性あるリスクおよび不確実性内包した、事業勢い、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大事業および業績与える影響、市場機会、市場動向、マクロ経済環境状況、顧客成功、収益、営業利益、季節変動、年間経常収益(ARR)、GAAPベースおよびNon-GAAPベース課税率、GAAPベースおよびNon-GAAPベース1株当たり利益、株式数関連する将来観測含みます。実際業績異ならせ得る原因しては、以下挙げられますが、これら限られるものではありません。

 

  • 競争において成果をあげることの失敗
  • 顧客の必要に応える製品およびサービスの開発、獲得、市場投入、提供の失敗
  • 新技術の導入
  • 情報セキュリティおよびプライバシー
  • アドビまたは第三者によって提供されるホステッド サービスに障害または遅延が生じる可能性
  • マクロ経済の状況および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが経済に与える影響
  • サイバー攻撃に関連するリスク
  • 複雑な販売サイクル
  • 当社のサブスクリプションサービスによる収益の認識タイミングに関連するリスク
  • サブスクリプション サービスの更新比率の変動
  • 過去および将来の買収において見込まれた利益達成の失敗
  • 第三者との重要な戦略的取引関係における成果達成の失敗
  • 会計原則および税規則の変更
  • 当社が事業を行っている国々における金融市場および経済情勢の不確実性
  • 多国籍企業におけるその他のさまざまなリスク

 

これらおよびその他リスク不確実性ついて解説関しては、2020年11月27日末日とする2020会計年度アドビ年次報告書(Form 10-K)、および2021年度発行されたアドビ四半期報告書(Form 10-Q)ご参照ください。

 

プレスリリース記載された財務情報は、現時点得られる情報基づいた推定反映したものです。これら数値は、2021年12月3日末日する会計年度ついてアドビ2022年1月提出予定年次報告(Form 10-K)記載される実際業績数値とは異なる場合あります。アドビこれら将来的観測ついて情報更新義務負わず、当面更新意図ありません。

 

GAAP業績とNon-GAAP業績の対応については、本プレスリリース末尾とアドビ社ウェブサイトで説明します。

 

1.   2021年度第1四半期は1週間長かったため、アドビ全社の収益が約2億6,700万ドル増加しました。

2.    2021年度第1四半期は1週間長かったため、デジタルメディア分野のARRが約2,500万ドル増加しました。

3.   2021年度第1四半期が1週間長かったことを反映させ、恒常通貨ベースでの成長率を示すために補正しています。

4.   株式数が2022年度では最大4億7,700株、2022年度第1四半期では最大4億7,900株と想定した場合の目標数値です。

 

 

「アドビ」について 
アドビは、「世界動かすデジタル体験を」ミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験提供できるよう企業・個人お客様支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどため20以上 デスクトップアプリモバイルアプリ、サービス提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書作成、編集、共有、スキャン、署名簡単でき、デバイス関わらず文書やり取り共同作業安全行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソライゼーション、データ分析、コマース対し、顧客ロイヤルティおよび企業長期的成功推進する優れた顧客体験提供支援しています。これら製品、サービス多くで、アドビ人工知能(AI)機械学習プラットフォームあるAdobe Sensei活用しています。

 

アドビ株式会社米Adobe Inc.日本法人です。日本市場おいては、人々の創造性解放するデジタルトランスフォーメーション推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンもと、心にひびく、社会つながる、幸せなデジタル社会実現目指します。

 

アドビに関する詳細な情報は、webサイトをご覧ください。

 

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