Adobe Premiere Rushでカラー設定を編集します。
このサンプルファイルには、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材が含まれています。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
学習内容:カラーパネルの「編集」タブにある「基本」と「詳細」のコントロールで、カラーを強め、画像をシャープにし、ビネットを追加する
補正後のカラー設定はプリセットとして保存できます。
基本プロパティを編集する
シーケンスでクリップ上に再生ヘッドを置き、カラーパネルを開いて「編集」タブを選択します。
「基本」セクションで、コントロールスライダーを移動して、ハイライト、シャドウ、色かぶり補正、自然な彩度などのプロパティの設定を調整します。
詳細プロパティを編集する
カラーパネルの「編集」タブにある「詳細」セクションで、「色あせたフィルム」のスライダーを動かし、色あせたフィルムのような色合いをビデオに適用します。
画像をシャープにするには、「シャープ」のスライダーを右に動かします。
ビデオにビネットを適用する場合は、ビネットの「適用量」と「ぼかし」を調整します。
設定のオンとオフを比較する
カラーパネルの一番上にある「カラー設定をオフにする」をクリックして、基本と詳細コントロールによる補正を適用する前と後のクリップを比較します。
初期設定に戻す
基本と詳細のコトンロールは、それぞれのリセットボタンをクリックすることで、互いのセクションに影響を及ぼすことなく、個別に初期設定に戻すことができます。
カスタマイズしたカラー設定を保存する
カラーパネルの「編集」タブで基本または詳細のコントロールを調整した後、カスタマイズした設定内容をユーザープリセットとして保存することができます。
詳細オプション(…)で、「プリセットを作成」を選択します。新しいプリセットに名前を付けて「保存」を選択します。新しいプリセットは、カラーパネルの「プリセット」タブの一番下にある「ユーザーのプリセット」に表示されます。
保存したプリセットを他のクリップに適用する
新しいプリセットを適用するには、シーケンスから別のクリップを選択して、カラーパネルの「プリセット」タブの一番下にある「ユーザーのプリセット」から新しいプリセットを選択します。
ヒント: 「彩度」ではショット全体のカラーを強めたり弱めたりしますが、「自然な彩度」を使えば、肌の色を維持しながらカラーの強さを調整できます。人物の顔をクローズアップする場面では、「彩度」ではなく、「自然な彩度」を使用してみましょう。
インストラクター
Adobe Stock提供元
2023年5月24日