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手持ちカメラで撮影したときの手ぶれを補正する

Adobe Premiere Proのワープスタビライザーエフェクトを使用して、ビデオ撮影に伴うカメラの手ぶれを補正します。

このサンプルファイルは、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材です。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。使用されている「The Eli Faunt Band」は、実在の組織、製品、サービス、クリエイティブ作品を示すものではありません。

映像を補正することにより、手持ちカメラで撮影した際に自然に生じる目障りな手ぶれを軽減させることができます。

まずは「エフェクト」ワークスペースで、ワープスタビライザーエフェクトをタイムラインパネル内の対象のクリップにドラッグします。プログラムモニターに、エフェクトがバックグラウンドで分析されていることを示す青いバーが即座に表示され、続いて補正が発生していることを示すオレンジのバーが表示されます。

「編集」ワークスペースに切り替え、Shift + 5キーを押して、エフェクトコントロールパネル内のワープスタビライザーエフェクトの設定を確認します。クリップを再生します。「スタビライズ」の下にある「結果」はデフォルトで「滑らかなモーション」に設定されています。「滑らかさ」の割合を調整し、必要な量の補正を実現します。50%~75%の範囲で試し、効果があるかどうか確認してください。固定カメラによる撮影の場合は、「結果」を「モーションなし」に設定します。

クリップの補正機能がよく理解できるよう、「境界線」セクションの「フレーム」オプションを調整します。デフォルトでは、補正のエフェクトのエッジを隠すように、表示倍率が自動的に上がります。「フレーム」を「スタビライズ、切り抜き」に設定し、画像のスケールを維持しながらクリップの周囲に黒い境界線が表示されるようにします。「スタビライズのみ」にすると、映像を補正するためにそのフレームの必要な動きが表示されます。

映像が十分に補正されたら、スケールと位置の設定を変更してキーフレームを設定できます。見る人の注目を集め、シーンへの関心を高めることができますので、ご活用ください。

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Adobe Stock提供元

VisualEntity

2023年5月24日

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