1つのシーケンスを別のシーケンスに挿入する、シンプルながらパワフルな編集ワークフローです。
このサンプルファイルは、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock素材です。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
学習内容:シーケンスをソースクリップとして使用する
シーケンスのネスト化とは
シーケンスを別のシーケンス内に配置することをネストと呼びます。これにより、ネストされたシーケンスを1つのクリップとしてエフェクトと編集を適用できるため、シーケンス内の複数のクリップを個別に変更しなくて済みます。
ネストされたシーケンスは引き続き編集できます。
ネストされたシーケンスに変更を加えると、それが配置されたメインのシーケンスも動的に更新されます。
シーケンスのネスト化
タイムラインの「ネストとしてまたは個別のクリップとしてシーケンスを挿入または上書き」ボタンが選択されていることを確認します。
シーケンスを別のシーケンスにネスト化するには、以下のようにクリップをシーケンスに追加する場合と同じ編集テクニックを使用します。
既にシーケンス内にあるクリップから、ネストされたシーケンスを作成する
新しいネストされたシーケンスに含めるクリップを選択します。
選択したクリップを右クリックし、「ネスト」を選択します。
新しいシーケンスの名前を入力して、「OK」をクリックします。
現在のシーケンスで選択したクリップが、新しくネストされたシーケンスに変わり、プロジェクトパネルに表示されます。
ネストされたシーケンスを開き、編集する
ネストされたシーケンスは通常の編集可能なシーケンスのため、以下のとおりダブルクリックで開くことができます。
プロジェクトパネルでシーケンスをダブルクリック
タイムラインでネストされたシーケンスをダブルクリック
シーケンスのコンテンツを別のシーケンスに編集する
タイムラインの「ネストとしてまたは個別のクリップとしてシーケンスを挿入または上書き」ボタンが解除されている場合は、シーケンスを別のシーケンスに編集すると、個別のクリップとして追加されます。
ヒント: 1つのシーンのすべてのクリップをシーケンスに入れて、それをメインシーケンスのソースクリップとして使用します。そうすることで、シーケンスでの映像素材の活用方法が広がります。