Dynamic Linkを使ってPremiere ProのクリップをAfter Effectsに送り、ビデオに愉快なフェイススワップ(顔入れ替え)エフェクトを加え、Media Encoderを使って直接YouTubeなどのソーシャルメディアサイトに公開する方法を説明します。
After Effectsの合成ツールを活用するには、Premiere Proでrj-face-swap.prprojを開きます。次に、Shiftキーを押しながら、clip1.mp4とclip2.mp4の2つのビデオクリップを選択します。最後に、ファイル/Adobe Dynamic Link/After Effects コンポジションに置き換えを選択します。After Effectsが開き、リンクされた新しいコンポジションが作成されます。
clip2の男性の顔をclip1の女性の体と腕でマスクするために、RocketJumpでは、Keylight、パペットツールおよびロトスコープを使って2つのレイヤーを1つに合成し、フェイススワップ(顔入れ替え)エフェクトを作成しています。
次のRocketJump Film Schoolチュートリアル(23分)を再生するか、 RocketJump webサイトのチュートリアル(英語) をご覧ください。
エフェクトが完成したら、コンポジションを保存します。
Premiere ProのAfter EffectsのコンポジションにリンクされたビデオクリップがDynamic Linkにより瞬時に反映されます。
After Effectsでビデオで書き出したり、Premiere Proのシーケンスでレンダリングしたりすることなく、そのままリンクされたAfter Effectsのコンポジションを再生することができます。
注意: RocketJumpの手順を実習していない場合は、Premiere Proファイルの「RJ-face-swap-final」タブに切り替えると、After Effectsのコンポジションが読み込まれた更新後のファイルを再生できます。
RocketJump Film Schoolのアニメーションロゴなどのクリップを追加できます。ファイル/読み込みを選択し、RJFS_LOGO.mp4ファイルを選択します。選択したファイルがプロジェクトパネルに表示されます。
RJFS_LOGO.mp4をドラッグして、タイムラインのAfter Effectsコンポジションの右側に配置します。
タイムラインを再生して、完成したビデオを確認します。
ビデオをYouTubeに直接書き出すには、ファイル/書き出し/メディアを選択します。
「パブリッシュ」タブで下にスクロールしてYouTubeの設定を表示し、YouTubeのアカウント情報を入力します。ビデオのプライバシー(プライベート、一般、非公開)を設定できます。
「メタデータ」をクリックし、作成者、説明、タイトルおよびキーワードを入力します。
「キュー」をクリックするとMedia Encoderが開き、キューパネルにプロジェクトが表示されます。緑色のキューを開始ボタンをクリックしてビデオを出力し、YouTubeに直接公開します。