Kendall Plant氏は、白黒画像でカラーチャンネルを分離してカラーグリッチを作成しています。Plant氏がAdobe Photoshopでこの効果をどのように作成しているのかをご覧ください。
Kendall Plant氏は、デザイナー、コンテンツクリエイター、アートディレクターで、自然やストリートフォト、ときには頭蓋骨をもモチーフにしたユニークな作品を制作しています。彼女は、アドビでアソシエイトクリエイティブディレクターとして働いています。
このサンプルファイルには、このチュートリアルの学習内容の練習に使用できるAdobe Stock画像が含まれています。このチュートリアル以外でサンプルファイルを使用する場合には、 Adobe Stock のライセンスを購入してください。このサンプルファイルの使用に適用される利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。
まず画像を準備します。画像のモードがRGBに設定されていることを確認してから(イメージ/モード/RGBカラー)、白黒に変換します(イメージ/色調補正/白黒)。
「Model」レイヤーを新規レイヤーアイコンにドラッグして複製します。
新しいレイヤーをダブルクリックして、レイヤースタイルダイアログでグリーンとブルーのチャンネルをオフにします。
画像を変形するための準備をします。ゆがみフィルター(フィルター/ゆがみ)を選択して、マスクツールでモデルの顔をなぞります。これにより、写真にゆがみを加えたときに顔の部分が除外されるようになります。
属性パネルで「エッジをピンで留める」をオンにします。これにより、ワープブラシを使用したときに画像の端が巻き込まれすぎるのを防ぐことができます。最後に「追加レイヤーのプレビュー表示」をクリックして、加えた変更を適用する前にプレビューできるようにします。
前方ワープツールを使用して、写真を部分的にずらします。キーボードの[ ]キーを使用してブラシのサイズを調整します。主に大きなブラシを使用します。完了したら、「OK」をクリックしてゆがみフィルターを終了します。
次に、ハイライトとシャドウを調整してコントラストを強調します。そのためには、調整レイヤーアイコンをクリックして「トーンカーブ」を選択し、適切なバランスになるまでポイントをカーブに沿って動かします。
効果をなじませるために粒子を追加してから、Shiftキーを押しながらクリックしてすべてのレイヤーを選択し、右クリックして「スマートオブジェクトに変換」を選択します。フィルター/ノイズ/ノイズを加えるを選択し、「量」を調整して「グレースケールノイズ」をオンにします。
カラーチャンネルを分離してレイヤーを変形することで、スタイリッシュな着色効果を作成できます。
注意: このチュートリアルに付属のプロジェクトファイルは練習目的でのみご利用ください。