サンプルファイルを使って、角丸の長方形を描画および編集する方法について説明します。
Photoshopでedit-rounded-rectangles.psdファイルを開きます。ワークスペースの右側にレイヤーパネルが表示されます。表示されていない場合は、ウィンドウ/レイヤーを選択して開きます。レイヤーパネルで「Background 」レイヤーをクリックします。
ワークスペースの左側にあるツールパネルで、長方形ツール を選択します。ツールパネルが表示されていない場合は、ウィンドウ/ツールを選択して表示します。ワークスペースの上部にあるオプションバーで、「塗り」に白を選択します。これにより、長方形が白でべた塗りされます。「線」には、「カラーなし」を選択します。
明るい青色のガイドが表示され、これに合わせて長方形を配置できます。左上でガイドが交差している位置にカーソルを置きます。この角をクリックし、右下の角までドラッグします。マウスボタンを放すと、長方形ができあがります。
長方形を描画すると、属性パネル が自動的に表示されます。表示されていない場合は、ウィンドウ/属性を選択して開きます。属性パネルで、今描画した長方形の角の半径を変更します。角の半径に「65 px」と入力します。すべての角を連携させるリンクアイコンがデフォルトで選択されているため、入力した値が長方形のすべての角に適用されます。
属性パネルで、シェイプの線や塗りを変更できます。線カラーアイコンをクリックします。表示されたスウォッチパネルで水色を選択して、長方形の線にカラーを適用します。線幅を「15 pt」に変更して、線を太くします。
既に描画されている長方形を編集するには、まずその長方形を選択する必要があります。ツールパネルからパスコンポーネント選択ツール を選択するか、キーボードのAキーを押します。「Rectangle - Location」レイヤーをクリックすると、このレイヤーが編集できるようになります。
パスコンポーネント選択ツール使って、場所アイコン(水色の正方形)をクリックします。属性パネルで、すべての角の半径を「17 px」に変更します。
画像内のほかの長方形を選択して、ライブシェイプの属性をいろいろと変更してみましょう。属性パネルのリンクアイコンをクリックして、各角の半径にそれぞれ異なる値を入力します。リンクアイコンをクリックすると、角の半径を個別に変更するか、まとめて変更するかを切り替えられます。