Adobe Photoshopで周辺光量補正を使い、見る人の目を写真の被写体に引きつけましょう。

Photoshopで写真を開きます。練習用の写真を使用するか、自分で用意した写真を使用します。シェイプツールを選択して描画色を黒に設定し、写真内の強調したい部分に描画すると、そのシェイプが新しいレイヤー上に追加されます。この写真では長方形を使用しますが、どれでも好きなシェイプを選択してかまいません。プロパティパネル（ウィンドウ／プロパティ）で「前面シェイプを削除」アイコンをクリックします。

周辺光量を補正するために、シェイプレイヤーを選択したままにしておきます。次に、プロパティパネルでマスクアイコンをクリックし、ぼかしの設定値を増やします。レイヤーパネルでシェイプレイヤーの不透明度を調整すれば、周辺光量を細やかに補正できます。サンプルの写真では以下のように設定しました。

周辺光量補正のカラーと配置を調節して、合成画像を全体的に微調整します。シェイプレイヤーを選択したままの状態でシェイプツールを選択し、画面によくなじむカラーを選びます。移動ツールを選択し、被写体が目立つように周辺光量補正を配置しなおします。

下の写真が最終的な仕上がりになります。いくつか簡単な調整をするだけで、画面の中で被写体が目立つようにすることができました。

この方法を使って、様々な写真の周辺光量を自由に補正してみましょう。