Adobe Lightroomのライトコントロールを使用して、写真の見えにくいディテールを鮮明にします。
明るさ補正を自動適用
自動で補正を加えるには、 写真を選択して編集アイコンをクリックします。
「ライト」をクリックしてライトパネルを開き、パネル上部にある「自動」ボタンをクリックします。Lightroomでは、機械学習テクノロジーを利用して写真の分析がおこなわれ、スライダーごとに最適な設定が判断されます。
手動で明るさを調整
画像の明るさを手動で調整する場合や、自動補正の結果を微調整する場合は、ライトパネルの6種類のスライダーを使用します。これらのスライダーでは、それぞれ異なる階調範囲を調整しますが、その仕組みはすべて同じです。スライダーを左に動かすと暗くなり、右に動かすと明るくなります。
露光量スライダーでは、写真全体の明るさを調整します。
コントラストスライダーでは、コントラストを強くしたり弱くしたりします。
ハイライトスライダーでは、写真の明るい部分の明るさを調整します。ハイライトスライダーを左に動かすと、明るい領域のディテールがはっきり見えるようになります。
シャドウスライダーでは、写真の暗い部分の明るさを調整します。シャドウスライダーを右に動かすと、暗い領域のディテールがはっきり見えるようになります。
白レベルスライダーは、画像の最明部の値を設定します。Optionキー(MacOS)またはAltキー(Windows)を押しながら、白レベルスライダーを画像に白い点が現れるまで右に動かすと、写真の最も明るい部分が完全に白くなります。
黒レベルスライダーは、黒点、つまり画像の最暗部の値を設定します。左に動かすと、写真のコントラストが強くなり、メリハリがつきます。
すべてのスライダーを操作してみたら、あらためて画像の微調整を続けてください。各スライダーは特定の階調範囲を調整しますが、すべての調整は画像全体に反映されます。