オブジェクトの周囲や内側にテキストを回り込ませる様々な方法を確認しながら雑誌レイアウトを作成します。
このサンプルファイルには、このチュートリアルの練習目的でのみ使用可能な、Adobe Stockの素材が含まれています。このファイルの利用条件については、フォルダー内のReadMeファイルを参照してください。 Adobe Stock には、商用利用可能なロイヤリティフリーの画像とビデオが1億点以上あります。 1ヶ月の無料体験期間中 は画像を10点までご利用いただけます。
学習内容:様々な種類のテキストの回り込みをコンテンツに適用する
テキストの回り込みを適用する
テキストを回り込ませるオブジェクトを選択し、プロパティパネルでテキストの回り込みオプションを適用します。
「境界線ボックスで回り込む」オプションを使用すると、コンテンツフレームに沿ってテキストを回り込ませることができます。「オブジェクトのシェイプで回り込む」オプションを使用すると、フレーム内のオブジェクトのシェイプに沿ってテキストを回り込ませることができます(画像の場合)。
オフセット値を編集する
テキストの回り込みを適用した状態で、テキストの回り込みの境界からテキストまでの距離をプロパティパネルで変更できます。この距離をオフセット値と呼びます。
ヒント: デフォルトでは、正の値を指定すると距離が長くなり、負の値を指定すると距離が短くなります。
テキストの回り込みのために画像の境界を準備する
画像の境界内でテキストを回り込ませて、画像のその部分を透明にするために、画像を半分に分割して、その一方にテキストの回り込みを適用します。
画像を選択した状態で、バウンディングポイントをドラッグして画像の半分を隠します。
編集/コピーを選択し、編集/元の位置にペーストを選択して、上にコピーを重ねます。
反対側のバウンディングポイントをドラッグして画像のもう半分を表示し、元のバウンディングポイントをドラッグして画像の反対側を隠します。
画像を並べ替える
画像の半分(テキストの回り込みを適用する側)をテキストの背面に移動して、テキストが見えるようにします。そのためには、プロパティパネルの「重ね順」ボタンをクリックし、「背面へ」を選択します。画像がテキストの背面に移動するまで数回繰り返します。
画像の境界内でテキストを回り込ませる
背景を透明にして画像の境界内でテキストを回り込ませるために、「オブジェクトのシェイプで回り込む」をクリックしてテキストの回り込みを適用します。
テキストの回り込みのその他のオプションを表示するために、ウィンドウ/テキストの回り込みを選択してテキストの回り込みパネルを開きます。
テキストの回り込みパネルで輪郭オプションを選択して、テキストの回り込みの境界が画像の端に沿うようにします。通常は、「エッジの検出」から始めることをおすすめします。このオプションを使用すると、画像の端が自動的に検出されます。
「反転」が選択されていることを確認してください。これにより、テキストが画像の境界の外側ではなく内側に表示されるようになります。
オフセット値を設定する
テキストを画像の端から遠ざけたり、画像の端を越えて表示させたりするには、テキストの回り込みパネルまたはプロパティパネルでオフセット値を変更します。
ヒント: ここでは「反転」が選択されているため、負の値を指定するとテキストと回り込みの境界の間の距離が長くなり、正の値を指定すると短くなります。
画像を透明にする
画像が選択された状態で、プロパティパネルで「不透明度」を0に変更します。