チュートリアル記事

初級

5 分

テキストから魅⼒的なイラストをすばやく⽣成

Illustrator の「生成ベクター」は、アドビの生成 AI モデルである Adobe Firefly を搭載した、従来のグラフィック制作の概念を大きく変える機能です。簡単なテキストを入力するだけで、リアルで編集可能なベクターグラフィックをすばやく生成することができます。まずは下の動画で⼀連の制作⼯程を確認してください。

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アプリを操作しながら学ぶ

※本チュートリアルは、Illustrator バージョン29.2.1で制作しています。

 

本チュートリアル内で使用する主な機能
生成ベクター

 

⼿順

1. テキストプロンプトを⼊⼒する

2. ⽣成されたバリエーションから選択する

3. 他の種類の⽣成を試す

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テキストプロンプトを⼊⼒する

Illustratorを起動し、メニューの「ファイル」→「新規」から新規ドキュメントを作成します。

ドキュメントが開いたら、「オブジェクト」→「生成ベクター(Beta)」を選択して専用の画面を開きます。

生成ベクターパネル内にある「コンテンツの種類」から 「被写体」を選択します。「被写体」は、背景なしのベクターグラフィックが生成されます。

「プロンプト」フィールドに、生成したいベクターの説明をテキストで入力します。ここでは「バイクに乗ったオオカミ、キャラクター」と入力します。入力ができたら「生成」ボタンをクリックします。

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⽣成されたバリエーションから選択する

数秒後にベクターのいくつかのバリエーションが生成され、最初のバリエーションがアートボード上に配置されます。

コンテキストタスクバーの矢印(< >)をクリックしてバリエーションをプレビューし、好みのものを選択します。または、プロパティパネルのバリエーションの中から好みのものを選択することも可能です。

結果に満足がいかない場合は、再度「生成」ボタンをクリックすると、バリエーションが追加されていきます。

※プロンプトから生成されるコンテンツは、サンプルと同じモノが作成されることはなく、生成を行う都度 新しいコンテンツが作成されます。

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他の種類を試す

「生成ベクター(Beta)」では、3つの種類のイラストが生成できます。

さらに、「生成パターン」機能を用いるとパターン状のイラストを生成することもできます。種類を切り替えて試してみましょう。

 ・シーン :被写体と背景を含めたシーン全体を生成します。

 ・アイコン : 背景のないごくシンプルなベクターグラフィックを生成します。


「オブジェクト」→「パターン」→「生成パターン(Beta)」
 ・パターン : 元になるアートワークをタイリングして繰り返しのパターンを生成します。

同じテキストプロンプトでも、種類を変更することで、用途に応じたさまざまなベクター要素を生成することができます。

「生成ベクター」 を使用すれば、デザインやイラストの経験がない方でも魅力的なベクターグラフィックをわずかな時間で作成できます。生成されたベクターは商用利用も可能。拡大縮小しても画質は鮮明なままなので、小さなグッズのデザインから巨大な広告の制作まで、幅広くご利用いただけます。ぜひ、お試しください。


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