チュートリアル記事

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複数のメディアにデジタルデザインを作成する方法

Illustratorで複数のメディア用にデジタルデザインを作成しましょう。

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効果的なデジタルコンテンツには、あらゆるメディアに対応したデザインにすることが必須です。Illustratorにはバナー広告、ソーシャルメディアアート、webサイトのグラフィックスなどの作成すべてに対応する、ピクセルパーフェクトなデザイン環境が整っています。Illustratorは、.SVGの書き出し、ピクセルグリッド、再利用可能なシンボルなど様々な機能を備え、柔軟で自由度の高いデザインを作成できます。

プロジェクトにプロの視点を追加

プロがデザインしたテンプレートを参考に、新しいプロジェクトを開始すれば、クリエイティブなプロセスを効率的に開始できます。Adobe Stockには便利で参考になる多彩なテンプレートが多数あります。Adobe Stockは、Illustratorの新規ドキュメントウィンドウから直接、またはstock.adobe.comからアクセス可能です。

成功への確かな足がかり

デザインの使用目的を事前に把握しましょう。デジタルデザインは出力先のメディアが多岐にわたるため、Illustratorでは新規ドキュメントの設定時に、用途を選択できます。「web」または「モバイル」を選択すると、カラーモードが画面表示用にRGB(赤、緑、青)、測定単位はピクセルに設定され、デジタルデザインに特化した様々なプリセットサイズが表示されます。

アートボードを使用して複数のデザインとバージョンを追加

必要な個々のデジタル販促アイテムをアートボードで定義すれば、すべてをひとつのドキュメントで作成できます。アートボードはそれぞれ特定のアイテム用にサイズ変更でき、アートボード間でアセットを移動し、コンテンツを共有することも簡単にできます。

グリッドでアートワークの正確性を維持

デジタルアートワークは、ピクセル単位の正確性が必要です。プロパティパネルで、グリッド表示をオンにしましょう。さらに「グリッドにスナップ」機能を有効にすれば、アートワークがグリッドに揃い、正確で統一的な配置ができます。

ヒント: アートワークをラスター形式(.PNGなど)で書き出す場合は、プロパティパネルでピクセルプレビューをオンにします。これで、アートワークをラスタライズ(シェイプとパスをピクセルに変換)した画像をプレビューできます。

シンボルを有効活用

よく再利用するデザイン要素は、シンボルパネルでシンボルとして保存しましょう。その後に、コピー(インスタンス)をドラッグ&ドロップします。これで、元のシンボルに変更を加えると、ドキュメント内のすべてのインスタンスに反映されるため、デザインの編集、微調整、仕上げにかかる時間を大幅に節約できます。


2023年5月24日

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