チュートリアル記事

初級

5 分

Adobe Dimensionで環境のカラー、ライト、反射を設定する

Dimensionでパーフェクトな製品画像とデザインサンプルを作成します。カラー、ライティング、反射など、環境の設定は簡単にカスタマイズできます。

学習内容:反射効果、ライティング、カラーを調整して、シーンの背景をカスタマイズする

環境はDimensionの各シーンの構成要素です。環境には、背景、ライティング、グランドプレーン、オブジェクトの周囲の空間が含まれます。環境に加えた変更はグローバルに適用され、シーンに含まれるすべてのオブジェクトに影響します。

背景を編集する

  • 環境を選択する

  • 背景スウォッチをクリックする

  • カラーピッカーでカラーを選択するか、画像を設定して背景として使用する

レンダリングプレビュー

レンダリングプレビューを有効にして、ソフトシャドウ、反射、発光マテリアル、深度など、高度なレンダリング効果を確認します。

グランドの反射を追加する

  • 環境を選択する

  • 「グランドプレーン」オプションを有効にする

  • 「反射の不透明度」と「反射の粗さ」を調整して、様々な種類のグランド反射効果を適用する

3Dシーンでライティングを設定する

Dimensionでは、現実の環境を模した物理ベースのレンダリング(PBR)を使用します。このレンダリングでは、ライティング、マテリアル、カメラのすべてが最終的な外観に影響します。Dimensionで利用可能なライトの種類:

  • 環境光:シーン全体を包み込み、すべてのピクセルから光を内側に投影する360度球形のパノラマ画像。シーンに一度に使用できる環境光は1つだけです。

  • 指向性ライト:一方向からの光のみを照らしますが、複数のライトを追加して組み合わせれば、ライティングのカスタム設定ができます。

  • また、マテリアルに発光プロパティを加え、マテリアル自体が光を放つ設定も可能です。発光マテリアルはオブジェクトの上に配置することができ、3Dシーン上に表示されます。