Adobe After Effectsでテキストとシェイプレイヤーを組み合わせて、目を引くアニメーション化されたローワーサードをデザインし、話し手が誰であるかを明確にします。
新しい長方形のシェイプレイヤーを作成し、ローワーサードグラフィックの作成を開始します。塗りのスウォッチをクリックして、色を選択します。線のラベルをクリックして、線オプションから「なし」を選択します。画面の右下でドラッグして長方形のシェイプを描きます。次に、このシェイプをアニメーション化します。
タイムラインでシェイプレイヤーを選択し、キーボードのUキーを2回押してプロパティを表示します。30フレーム進め、サイズのストップウォッチをクリックしてキーフレームを設定し、現在の縦横比を固定アイコンをクリックしてオフにします。再生ヘッドをフレーム0に移動し(Jキーを押す)、高さを0に設定して長方形をたたみます。これにより、シェイプの高さが徐々に増えるようになります。
フレーム30に戻り、横書き文字ツールで人物の名前を入力します。名前をタイトに囲む長方形を描きます。その際に、背景の長方形からはみ出さないようにします。これは、ローワーサードの表示と非表示を切り替えるマスクです。
アニメーションメニューでテキストのアニメータープロパティを追加/位置を選択します。タイムラインで位置のストップウォッチをクリックし、再生ヘッドをフレーム0に移動します。テキストがマスクの下に消えるまで、Y値を右にドラッグします。
人物の肩書もアニメーションで表示します。最後のキーフレームまでジャンプし、テキストレイヤーを複製(CtrlキーまたはCommandキー + Dキー)して、複製したレイヤーのテキストの位置を矢印キーで下に移動します。テキストを人物の肩書に書き換え、フォントとサイズを自由に調整します(肩書は人物の名前のすぐ下に配置します)。次に肩書だけをカバーするよう、新しいレイヤーのマスクの位置とサイズを整えます。
アニメーションを完成させるためにタイムラインに戻り、最初のキーフレームに戻ります(Jキー)。テキストプロパティを開いて(Uキー2回)、アニメーター1を表示し、今度はテキストが消えるまでY値を左にドラッグして上に移動します。
これでプロが作成したようなアニメーション化されたローワーサードを使って、映っている人や物の情報を示せるようになりました。 ローワーサードをテンプレートとして共有し 、エディターがAdobe Premiere Proで使えるようにします。