Adobe Character Animatorでは、物理的性質により作品に生き生きとした動きを加えることができます。このチュートリアルでは、アートワークにタグやビヘイビアーを加えて、衝突するオブジェクトや揺れる髪、雨だれ、雨降りなどのパーティクルシステムといった効果を作成する方法を説明します。
タグを追加して、衝突するオブジェクトを作ります。
学習した内容:オブジェクトが衝突するシーンの作成
「ダイナミック」タグおよび「衝突」タグを使用すると、独立グループが、重力の法則にしたがったり、互いに衝突したりします。
「物理的性質」ビヘイビアーのパラメーターを調整すると、風や重力、バウンドなどを変えることができます。
「物理的性質」ビヘイビアーを直接グループに追加すると、シーン内の1つのオブジェクトに固有のルールを設定できます。
ダングルハンドルを追加して、キャラクターのパーツを生き生きと動かします。
学習した内容:キャラクターにダングルビヘイビアーを追加
ダングルハンドルは、キャラクターの動きに合わせてパーツをリアルにはずませたり、揺らしたり、スライドさせたりするための金属球のようなものです。
いずれかの独立グループの原点ハンドルを動かすと、他のアートワークに接続する位置およびダングルハンドルの基点の位置が決まります。
「物理的性質」ビヘイビアーのパラメーター(特に硬さ)を調整すると、ダングルの効果が微調整されます。
雨だれ、雨降りなどや砲弾などのパーティクルを作成します。
学習した内容:
「パーティクル」ビヘイビアーを独立グループに適用すると、パーティクルを連続して降らせたり大砲のように発射させたりすることができます。
「パーティクル」ビヘイビアーで「衝突」オプションを有効にすると、傘に跳ねる雨のように、他のオブジェクトと衝突します。
速度やパーティクル/秒といったビヘイビアーのパラメーターを変更すると、シミュレーションが大きく変化します。