リンクまたは添付ファイルを送信して文書のレビューやコメントを他の人に依頼
受信トレイの管理は、ストレスの多い作業です。作成した文書に関する複数の人からのフィードバックをトラックしようとするときはなおさらです。戻ってきたコメントに回答したり、まとめたりするうちに、すぐに手に負えなくなります。
Acrobatの「レビュー用に送信 」によって、プロセス全体が効率化されます。リンクを送信するか、文書を添付すると、ほとんどすぐに更新を確認できます。いつ文書を開いたか、またはいつ注釈が付けられたかをトラック し、複数のフィードバックソースを一箇所に集約します。AcrobatはDocument Cloud を使用して、コミュニケーションのギャップを埋め、コンテンツが整理された状態を保ちます。
電子メールで匿名リンクまたは公開リンクを送信するか、パーソナライズされた招待状を1人または一度に複数に送信するオプションがあります。AcrobatまたはPDFMakerを使用する他のアプリ(Microsoft Wordなど)で直接注釈を入れてもらうためにファイルを送信することもできます。「Acrobat/作成してレビュー用に送信 」(Windows)または「注釈用に送信 」(macOS)を選択します。レビュー担当者は、レビュー文書へのリンクが含まれる電子メールの招待を受け取ります。依頼メールに含まれているリンクをクリックするか、「レビュー 」ボタンをクリックすると、PDFがwebブラウザー内で開きます。そのままブラウザーで表示することも、PDFをAcrobat ReaderまたはAcrobat Proで開いて注釈を追加することもできます。
リンクを送信して、いつユーザーがファイルを表示またはダウンロードしたかをトラックします。引き続き、Acrobat内で手動で注釈を追加することもできます。「ファイルのレビュー 」を使用して注釈と書き込みをトラックします。
Windowsでは、「ファイルを追加 」をクリックして文書を準備します。コンテンツを追加したら、「リンクを取得 」パネルを展開し、「リンクを作成 」をクリックして、文書をクラウドにアップロードしてリンクを生成します。macOSでは、右上の「このファイルへのリンクを共有 」ボタンをクリックし、共有リンクを生成します。
PDFを電子メールの添付ファイルとして送信できます。Windowsでは、「電子メールに添付/webメール 」を選択するか、「デフォルトの電子メールアプリ/続行 」を選択して適切なプログラムを起動します。macOSでは、右上の「ファイルを電子メールで送信 」ボタンをクリックし、「デフォルトの電子メールアプリ 」または「webメール 」での送信を選択します。
「webメール 」を選択した場合は、ドロップダウンメニューで自分のアカウントを追加して、「続行 」をクリックするだけです。ポップアップウィンドウが開くので、目的に合ったアカウントを使用してプロセスを完了できます。
ファイルをレビューしてもらう人を招待し、注釈の追加、他の人への書き込み、またはレビューの完了をトラックします。レビューの期限を設定するには、「期限を設定 」ボックスをオンにしてから、「送信 」ボタンをクリックします。
電子メールの件名を追加する
メッセージを追加する
期限を設定する
Document Cloud経由で送信するか、「リンクを取得 」を選択して匿名webリンクを生成する
添付ファイルとして送信する
文書をレビュー用に送信すると、PDFがレビューバージョン のファイルに切り替わります。注釈ツールまたは@mentionを使用して、他のレビュー担当者に直接コメントできます。すべての参加者を表示したり、そのレビュー状況を確認したりできます。新しいレビュー担当者を追加することもできます。拡張レビュー機能では以下もおこなうことができます。
レビューリンクをコピー: 他のレビュー担当者に手動で送信する
レビューの共有を解除: 招待を受けた人のレビュー権限を取り消す
レビューを削除: ファイルとそれに関連するすべての注釈をDocument Cloudからすべての参加者に対して永続的に削除する(元に戻せない)
Acrobatの「レビュー用に送信 」オプションを使用すると、生産的なコミュニケーションが実現し、受信トレイに電子メールが溢れることがなくなります。使い慣れたレビューツールのおかげで注釈のフォーマットに一貫性がもたらされ、便利な送信オプションによりレビューが一箇所に収集されます。これらのツールを利用すると、クライアントや共同作業者などとのコミュニケーションがスピードアップします。