iPad版Adobe Acrobatがいつの間にか大きな進化を遂げて、とても使いやすくなっていることをご存じですか? このチュートリアルでは、人気 YouTuberのamity_sensei がiPad版Adobe Acrobatを手軽に使いこなす方法を紹介します。ぜひ動画とともにご覧ください。
iPadで撮影したスクリーンショットをすぐにPDF化することができます。特に、WebページをPDF化するときに、その威力が発揮されます。
手順
SafariでWebページを開き、Apple Pencilで端から上にスワイプし、「フルページ」をタップします。
Webページ全体を1枚のPDFとして書き出しすることができます。
iPad版Adobe Acrobatのすごいところは、ここからです。
スクショPDFの文字と画像をすぐに編集することができます。
手順
ボタンをタップし、「Acrobatに読み込み」を選択すると、iPad版Adobe AcrobatでPDFが開きます。
右下の青い ボタンをタップし、「PDFを編集」を選択します。
「編集」機能を利用すると、画像や文章の段落をドラッグして移動したり、段落の文字サイズを調整することも可能です。
PDFに配置された画像が気に入らない場合は、差し替えることができます。
ドキュメント上の好きな場所へ、直接iPadのカメラまたは写真を選んで配置することができます。
手順
画像をタップで選択して、「削除」をタップします。
上部の ボタンをタップし、「写真から追加」を選びます。
iPad内の写真またはアルバムから好きな画像を貼り付けられます。
画像のサイズを調整し、好きな位置にドラッグして位置を整えることもできます。こうした操作はこれまでデスクトップ版でしかできないと思っていませんでしたか?ちょっとした文字や画像の編集であれば、モバイル上でも十分に作業ができるようになっています。
WebページのスクショPDFには画像がたくさん使用されています。そんな時に心配になるのがファイルサイズ。PDFをメールで送信したいとき、ファイルサイズが大きすぎて送れない!ということ、ありますよね。でもiPad版Adobe Acrobatなら簡単に解決できます。
手順
右上の をタップして、メニューを開き「コピーを送信」をタップし、「”ファイル”に保存」を選択して、好きな場所に保存します。
をタップして「ホーム」画面を開いて、最近使用したファイルの一覧で、スクショPDFのファイルサイズを確認します。ここでは22MB以上あるファイルだということが確認できました。メールボックスを圧迫しないよう をタップして、メニューから「PDFを圧縮」を選択します。数秒で圧縮が行われ、1.1MBまで下がりました。
ここでは、amity_senseiが執筆したIllustratorのチュートリアル本の制作過程で、出版社との誌面デザインの確認作業をPDFで行った例を挙げています。
デザイナーから送られてくるPDFをamity_senseiがチェックし、画像のサイズや文字の配置、色などの変更依頼をする際に、Adobe Acrobatを使用することで、元データが無くても、PDF上で見出しや画像を直接編集し、効率的に変更を依頼することができました。
amity_senseiのワークフローは、企画書や契約書の制作時にも応用できるので、誰にでもオススメです。例えば、メールで送られてきたPDFの企画書をシームレスにiPad版Adobe Acrobatで開いて編集することができます。
Acrobatで開き、右下の をタップして、「PDFを編集」を選択します。
その他の便利機能として、amity_senseiはこんな機能もオススメしています。
ドキュメントクラウドに保存すれば、いつでもあらゆるデバイスからアクセスできる。
パスワードを設定して、PDFを保護できる。
以上、amity_senseiによるiPad版Adobe Acrobatのオススメ使用方法はいかがでしたか?
Adobe Acrobatをご利用いただくために、大きく2つのプランを提供しています。
・Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
・Adobe Acrobat単体プラン
Adobe Acrobat単体プランでは、以下の2通りのプランを用意しています。
・Acrobat Pro
・Acrobat Standard
Adobe Acrobat Proは、ファイルの比較や、印刷工程の細かい設定ができるため、DTP作業に関わる方にオススメのプランです。
詳細は、 Adobe Acrobatのプランと価格 のページからご覧ください。
モバイル版アプリの操作性も益々進化し、格段に使いやすくなっています。是非お試しください。