新しいAdobe Expressコンテンツスケジューラーのご紹介

本日、Adobe Expressの新機能を発表します。この機能は、ソーシャルメディアを活用している多くのユーザーから寄せられたご要望に応えるものです。質の高いソーシャルメディアコンテンツを公開する方法に苦慮しているという話をよく聞いていました。コンテンツ作成用アプリ、いつどこに投稿するか計画するためのアプリ、さらに様々なソーシャルプラットフォームに実際に公開するためのアプリなど、複数のアプリを使用する必要があったのです。

アドビのユーザーは、スムーズなソーシャルコンテンツのワークフローを求めているだけでなく、ソーシャルメディアの活用方法を学ぶ意欲も持っています。ソーシャルメディアをうまく活用するには、戦略、計画、ベストプラクティスが必要ですが、それらは必ずしも直観的だったり、わかりやすかったりするわけではでないことを知っているからです。アドビは、高品質のコンテンツを作成から、計画、プレビュー、ソーシャルメディアへの公開までを一箇所でできるようにすべきだと考えます。

今日から皆さんはAdobe Expressコンテンツスケジューラーをお使いいただけます。ここからがスタートです。

ContentCalがコンテンツスケジューラーとなって、Creative Cloud Expressに新登場

Adobe Expressは、クリエイター界への支援に深く関与し、誰でも従来より簡単にオーディエンスを獲得し、コンテンツ、製品、サービスを収益化できるように取り組んでいます。ソーシャルメディアでうまく存在感を示すには、オーディエンスが共感するコンテンツや目立つコンテンツの制作が不可欠です。

12月にアドビはContentCalの買収を発表しました。これはクリエイター界で奮闘する個人、フリーランス、小規模企業の経営者を支援する取り組みの一環となるものです。買収前のContentCalは、ソーシャルメディアとコンテンツマーケティングを代表するソリューションであり、ソーシャルメディアの公開を自動化することで、ユーザーは創作に集中できました。ContentCalがアドビに加わってからは、Creative Cloud Expressチームがその技術と経験をアプリに統合するために懸命に取り組んできました。

ソーシャルスケジュール設定機能の第一弾として、Creative Cloud ExpressのコンテンツスケジューラーContent Schedulerを本日公開します。これはあくまで第一弾であり、今後、さらに多くの機能を追加しますが、今利用できる機能は、以下のとおりです。

計画: コンテンツのドラフトから完成までを支援するツールで、ソーシャルメディアのテーマ、トピック、キャンペーンを作成し、計画します。ドラッグ&ドロップで作成できるカレンダーで、ソーシャル投稿の間隔を確認し、管理できます。

スケジュール: オーディエンスの目に留まり、できるだけリーチが拡大するように、最適なタイミングでコンテンツを公開するように設定します。

プレビュー: スケジュールされた各ソーシャル投稿をプレビューモードで表示し、投稿が公開されたときにフォロワーに表示される画面を正確に確認します。

公開: Instagram、Twitter、Facebookへの投稿を一箇所で公開することで、時間を節約できます。ワークフローを合理化することで、複数のサービスに登録しなくてもプロジェクトを完了できるため、コスト削減にもつながります。

コンテンツスケジューラーの入手方法

コンテンツスケジューラーはAdobe Expressプレミアムプランに付属しています。プレミアムプランの個人ユーザーは、ひとつのカレンダーで無制限に投稿を公開できます。Adobe ExpressアプリとFacebook、Instagram、Twitterのプロフィールをリンクさせることで、1プランにつき最大3つのソーシャルプロフィールに接続できます。

現在、コンテンツスケジューラーの全機能を利用できるのはAdobe Expressのwebアプリに限られますが、今後、サポート対象ソーシャルプラットフォームの追加、パフォーマンスに関するインサイトと推奨、すべての機能のモバイル化など、様々な新機能追加が予定されています。ぜひご期待ください。

引き続き、Adobe Expressの新機能の追加と既存の機能強化に努めていきます。コンテンツスケジューラーの改善点やCreative Cloud Expressに関するご意見がある場合は、UserVoiceのページでお寄せください。まだプレミアムプランをお持ちでない場合は、30日間のプレミアム無料体験で、この新機能をはじめとするAdobe Expressの全機能をお試しいただけます

コンテンツ制作者が予算や品質を犠牲にすることなく、すばやく作業できるこの第一弾の機能はどなたにもおすすめできるものです。ぜひクリエイティビティの発揮にご活用ください。ソーシャルでお会いしましょう。

Adobe Expressを早速試しましょう。

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