企業が外部とのコラボレーションを進める上で、セキュリティを強化することは重要事項です。しかしながら、社外に対してファイルを共有するというちょっとしたプロセスでも、安全かつシンプルに実現するのは意外と困難です。

文書デジタル化の進展により、現在では年間数兆のPDFが作成されており、そのうち数億がAdobe Acrobatでファイル共有されています。また、メールでやり取りされるファイルタイプの40%以上はPDFとなっており、PDFをベースとした共同作業が加速しています。ビジネスにおける文書ファイルのデファクトスタンダードであるPDFを正しく活用することは、企業のセキュリティ向上に大きく貢献します。

Adobe AcrobatはPDF作成・編集ツールとして様々なセキュリティ機能を実装し、PDFを安全に取り扱うことが可能となるツールです。本セッションでは、Adobe Acrobatを活用した脱PPAPをするための具体的な方法や、MPIP(Microsoft Purview Information Protection)などを活用したPDFへのセキュリティ設定プロセスの自動化・高度化など、社外との文書業務全般のセキュリティを向上する方法をご紹介をいたします。