YouTubeコンテンツの作り方とアイデア

動画コンテンツのアイデアで、興味のあることをYouTube 動画にしてみましょう。あなたの興味や情熱を魅力的なビデオでシェアしましょう。

YouTubeコンテンツの作り方の例としてソファの上でギターを弾く動画を撮影している様子

YouTube チャンネルを始めてみる

20億人以上のユーザーを誇るYouTube では、どのようなジャンルのショート動画でも見ることができます。コンテンツクリエーターになるために必要なアイテムは、iPhone やAndroid などのスマートフォンとGoogle アカウント、そしてシェアしたいという熱意があれば大丈夫です。チュートリアルからリアクション動画、ブルーパーリールに至るまで、YouTubeにはどのようなコンテンツでもアップロードできます。どれだけ視聴者の興味を引くことができるのか、試してみましょう。

 

人気のあるYouTube動画のアイデア

どのようなYouTube動画を投稿すればよいのか分からない場合は、自分が最も見てみたいコンテンツ、ジャンルが何か考えてみましょう。そのジャンルが見つかれば、それにユニークなひねりを加えてみます。どのような動画があったら面白いと思いますか?その題材に自分が興味を持てそうなら、他の人達も多分興味をもつと思います。 

YouTubeコンテンツの作り方の例として絵を描く動画を撮影している様子

Vlog を始める

Vlogは短い動画ブログです。「Vlog は旅のようなものです。何でも気に入ったものでいいのです」と語るのはコンテンツクリエーターのジョシュア・マーティンさんです。自分が考えていること、自分がやっていることが、すべてVlog になります。携帯電話のカメラをオンにして始め動画を撮っていきましょう。

 

最初は自分が想像する視聴者について考え、その視聴者が自分の何を知りたいか考えてみます。まず、短い紹介動画にして、自分が誰なのか、どのような動画をシェアしたいのか、なぜ視聴者に自分のチャンネルに参加して欲しいのかを視聴者に伝えます。キャッチフレーズを1つか2つ、作ってみましょう。「行き詰まってしまい、どこからスタートしていいか分からない時は、とにかく何かを録画してみることです」とマーティンさんは言います。

 

面白いVlog をつくるヒントは編集にあります。経験を積んだユーチューバーは、退屈な部分や何も話していない部分をカットし、アクションショットを中心にしています。視聴者にシェアする体験は、ある平凡な1日かもしれないし、または人生を変えるような冒険の旅かもしれません。いずれにしても、それは自分の旅であり、それを視聴者にも一緒に体験してもらうのです。動画のイントロ部分では、自分のことを紹介し、Vlogで取り扱うトピックに少し触れます。これはマーケティングに最適であり、自分のチャンネルを印象付ける良い方法です。

 

視聴者がどのようなコンテンツを見たいのか、積極的に聞いてみましょう。視聴者はコメントで質問に答えてくれます。それを元に、自分の動画を作っていきます。質問を多く受けた場合は、「よくある質問」または返答の動画を作れば、視聴者に自分のことをもっと理解してもらうことができます。成功しているVlog 作成者が、どのようなコンテンツを作っているのか学びながら、自分らしさも出していきましょう。

 

批評家になる

エレクトロニクス、ゲーム、映画などに詳しければ、新登場のガジェットやゲーム、メディアなどをレビューすることで視聴者を増やすことができるかもしれません。特別な知識がなくても、毎日の生活の中で色々な製品を使い、テレビや映画を見て、音楽を聴きたり、Webサイトや雑誌、本も読んだりしてみましょう。そういった経験を基に何か言いたいことがあれば、それを書いてYouTubeでシェアしてみるのです。製品の機能や特徴を楽しくシェアをして、自分の率直な意見を述べます。また、自分が使わなかった製品についても、なぜそれを買わなかったか説明すると良いかもしれません。

 

視聴者に情報を提供する

ジョシュア・マーティンさんが最初に作成した動画は、所有しているカメラ機材の解説でした。「人は特定のカメラを探していることに気がついたんです。その使用方法とか付属品とかに興味をもっています」とマーティンさんは言います。マーティンさんは、そのアイデアを自分が使っているカメラについての動画シリーズにしました。そして、そのVlog が同じ機種を使っている視聴者が信頼する情報源となったのです。

 

このように持っている知識を駆使して人に何かを伝える 解説動画やチュートリアルを作ることができます。動画の視聴者は、フィナンシャルプランニングから映画ファンの質問まで、あらゆるものに対する答えを探しています。キッチンなど自宅の改装をしているのであれば、キッチンをどのように改装すればよいのか自分の改装例を基に視聴者に情報を提供します。ゲームの達人であれば、他のゲーマー達に、好みのゲームで次のレベルにアップするコツを教えてあげてもよいでしょう。映画の大ファンであれば、最近の人気映画にまつわるこぼれ話を他のファンに教えてあげましょう。

 

YouTube動画を上手く作れるようになりましたら、 YouTube 動画の作り方とシェアの方法についてのチュートリアルを作ることもできます。何かについて深い知識があり、それを楽しい方法でシェアできれば、興味をもつ熱心なファンが登録してくれるでしょう。

YouTubeコンテンツの作り方の例として料理をする動画を撮影している様子

料理動画を作る

レシピや料理動画はYouTubeで大変人気があります。好みの料理の作り方を見せる、玉ねぎの刻み方などの基本を教える、またはざくろの種の取り出し方など料理のテクニックを楽しくシェアしましょう。

 

料理するより食べる方が好きな場合は、料理動画でレビューをしてみましょう。街で最高クラスのレストランや、子供が最も好きなシリアルのランキングを作ってみましょう。近所で売っているフライドチキン・サンドイッチを全部比較したり、健康な食生活を視聴者に紹介したりしてもよいでしょう。

 

ファッションと美容を撮る

ファッションセンスに優れている、または自分のファッションセンスを気に入っているのであれば、そのセンスを視聴者と披露してみましょう。買ったばかりの服やアクセサリーが届いた時に、その箱を開けるところから動画に撮ってみます。現在、流行のスタイルを分析する、または自分のファッションの移り変わりを録画してみます。メークが好きな場合は、新しい化粧品のレビューもよいでしょう。自分の1日を録画してみるのも1つの方法です。

 

ライフスタイルのブランドを作る

YouTube チャンネルには、一度に色々なことを取り入れることができます。Vlog にレビューとチュートリアルをミックスして掲載する、またはライフスタイルやヘルス関連のインフルエンサーとして自分のブランドを確立しましょう。自分の食生活、フィットネスの習慣、身の回りのケアなどを分析し、視聴者にアピールすれば、視聴者の健康をさらに改善する方向に導けるかもしれません。

動画:ジョシュア・マーティン

ミュージックビデオを作る

ミュージックビデオは常にYouTubeの人気者です。ミュージックアーティストは、ライブコンサートの録画から、友達同士の小規模なジャズセッション、本格的に制作されたミュージックビデオまでさまざまなコンテンツをシェアしています。ミュージックアーティストではない場合、好みの楽曲の歌詞動画を作ってみるのもよいでしょう。

 

短編映画を作る

YouTube は映画制作者にとって、視聴者を獲得できる格好のメディアです。作りたい作品がドキュメンタリー、ドッキリカメラ、ホラー映画、可笑しなコメディでも、それをすぐYouTubeでシェアすれば、どのような反応があるか確かめることができます。 

 

撮影を始める

現在どのような場所にいても、そこからスタートしましょう。どのようなタイプの動画を作りたいか決めてから始めます。動画の台本が必要であれば台本を書きましょう。大まかな台本で間に合うようなら、簡単に書き留めるだけで構いません。補正は編集処理で行うのであれば、撮影をすぐにでも始めましょう。

 

下調べをする

ある題材に興味を持ったら、そのジャンルについて調べておくと、以前に誰がどのような動画を作ったのか分かります。「そうすれば、以前作られたコンテンツと同じ内容になったり、同じ話の繰り返しなったりするのを防げます」とマーティンさんは語ります。他のクリエーター達のコンテンツをよく見ることで、自分独自のものが出来上がります。(YouTubeでコンテンツの作り方についての動画を見ると、さらに多くのヒントが得られます。)

 

好みのクリエーターに連絡を取り、アドバイスを得ます。人は自分の得意なことについてなら、喜んで話してくれます。遠慮せずに質問して、ネットワークを作ります。「自分1人で成功する人ばかりではありません。仲間が必要なのです」とマーティンさんは言います。

 

プロセスを大切にする

最初の動画が出来きましたら、すぐにアップロードしないようにします。まず友達や職場の人にシェアして、その意見を聞きます。自分が気づかなかった事を友達やその他の人が指摘するかもしれません。それによって変更、録画し直すことで動画を改善できます。再度、新鮮な目で動画を見直すと、変更すべき点が簡単に見えてきます。

 

マーティンさんが最初の動画を作った時、自分のスキルと機材に関して自信がなかったそうです。「心の中で『とにかく何でもいいから頭の中にあるものを録画して、表現するんだ。全く良くない作品かもしないけれど、最初はこんなものだ』と。一旦、最初の動画を投稿したら、あとは気が楽になりました」とマーティンは言います。

YouTube戦略の一つであるサブスクライブのバナーをつけた画像

舞台裏でのビジネス

どのような動画を作るにしろ、それはコンテンツクリエーターとしての自分のブランドを確立する助けとなります。自分のコンテンツをキャリアにつなげようと考えていて、自分だけのニッチを見つけるには、何回かトライする必要があるかもしれません、自分の動画で成功しているものがあれば、そこから成功のコツを得ましょう。視聴者が見たいものを多く配信して、登録者を増やしましょう。

 

動画のマーケティングからヒントを得て、動画の最後の部分に行動喚起(CTA)を入れましょう。優れた動画を見た後、人はその動画を作った人に対しても敬意を払います。チャンネルに登録するよう頼むだけも、視聴者はボタンをクリックしてくれるかもしれません。

 

登録者、「いいね」、コメントなど、すべてが自分のチャンネルで利益を得ることにつながります。登録を依頼することが、気おくれするのであれば、少し趣向を凝らした行動喚起を考えてみましょう。マーティンさんの場合は、「視聴ありがとうございました。もし、このチャンネルをサポートしていただけるのであれば、あとは何をするかご存知でしょうか」と言って動画を終わるそうです。Adobe Premiere Pro のテンプレートを使って、登録ボタンを示す グラフィックを作れば、毎回、行動喚起をしなくても済みます。

 

利益を得ることを考える前に、コンテンツづくりに全力を尽くしましょう。自分が面白いと思うことを見つけ、それを創っていきましょう。

協力

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