リフレクション撮影に合ったカメラ設定
リフレクション撮影に適したカメラ設定を使用して、「メインの被写体とその反射」という2つの被写体を1枚の写真におさめる方法を学びましょう。
反射して映った光景(特に水面に映ったもの)を撮影する際に、ディテールをぶれさせず綺麗に撮るには、特定のカメラ設定が必須です。そのため、リフレクション撮影では、適切なカメラ設定を使用することがとても重要になります。
適切なカメラ設定で1枚の写真に2つの被写体を収める
リフレクション撮影とは、被写体とその反射にピントを合わせて、同じ写真に収めることです。次に、その使用方法を説明します。
絞り 絞りはF11〜F16の間で、被写界深度を深くして、被写体とその反射に同時にピントを合わせて撮影します
シャッタースピード 風に吹かれる木々や、通りすぎる船が立てる波が含まれる光景を撮影する場合、動きによるブレを防ぐため、1/125以上の速いシャッタースピードが適しています。または、遅いシャッタースピードで反射光を飽和させ、波紋を平らにすることで、よりドラマチックな写真を撮ることもできます。
ISO シャッタースピードを速くしたい場合は、ISO感度を上げて、カメラの光に対する感度を上げます。長時間露光の撮影では、飽和しすぎないようにISOを低く設定します。
撮影環境に応じて、ホワイトバランス設定で色を調整できます。ほとんどの写真家は、リフレクション撮影では、空の色に深みを出し、光に温かみをだすためにホワイトバランスのプリセット「昼光色」を選択します。
写真編集ソフトで調整
リフレクション撮影に適したカメラ設定をすることに加え、強力な編集ツールを活用すれば、完璧な写真を作成できます。Adobe PhotoshopやLightroomなどの写真編集ソフトでカラー、シャープ、コントラストを調整して、素敵な写真の魅力をさらに引き立てましょう。
あらゆるスキルレベルの写真家向けの写真撮影のヒントはこちらから。**PhotoshopとLightroom**を使って、印象深いリフレクション写真を作成する様々な方法があります。