晴れた日の撮影:最適なISO設定

晴れた日の写真撮影で、ISO、シャッタースピード、絞りがそれぞれどのように作用しあうかを理解しましょう。

ISOは、カメラの光に対する感度を表します。ISOは、シャッタースピードと絞りとともに、写真の露光量を決める三大要素です。

シャッタースピードと絞りは、カメラが取り込む光量に影響します。一方、ISOは、レンズのその光に対する感度に影響します。この3つの基本機能を組み合わせることにより、カメラの周囲環境への反応をコントロールできます。これらの仕組みを理解できれば、環境に左右されずに優れた写真を撮れるようになります。

ISOの基本

各カメラには、異なる範囲のISO値があります。ISO値は、ISO速度と呼ばれる場合もあります。ISO値を上げるほど、写真は明るくなります。最も低い値が「基本ISO」で、ほとんどのほとんどのデジタル一眼レフカメラの基本ISOは100か200です。通常は、画質を最高にするためにこの基本ISOに設定して、絞りとシャッタースピードを調整してレンズの入光量を決めます。

晴れた日のISOルール

明るさが十分にある場所での撮影では、ISOは基本的に低くしておく方がいいでしょう。カメラの光への感度が高すぎると、写真がぼやけたり、色が飛んだりしてしまいます。

ISOを低く設定したら、サニーF/16ルールとも呼ばれる、日中基本露出 (BDE)に従うのが理想的です。このルールでは、レンズ絞りをf/16に設定し、シャッタースピードの分母を選択したISO値に設定します。

この晴天時のルールに従うと、ISO100の場合は、シャッタースピードは1/100、絞りはf/16となります。晴れた日に正面から光を当てて撮影する際には、通常は、このルールで撮影すると露出が最適になります。

レンズについてさらに詳しく学ぶ

レンズと光の相互作用についてさらに詳しく学び、**Adobe Lightroom**で編集を試して、作品のビジュアルに応用できるようになりましょう。