写真家向けガイド:カメラの絞りとアイリス

露光量を調整したり、背景の鮮明度を上げたいときなどは、カメラの絞りとアイリスを操作します。

写真の仕上がりを良くするためには、撮影の際、色々な露光量と鮮明度を試します。これは、通常、絞りとアイリスで調整します。

絞りやアイリスは、明るさや被写界深度をコントロールしますが、2つにはいくつか違いがあります。以下に、その違いを説明します。

カメラの絞り

カメラのレンズをよく見ると、後ろの方に穴(絞り)があります。これは絞りと呼ばれ、カメラに入射される光量と、写真の被写界深度を操作するものです。

絞りはF値で測定され、様々な効果を生み出します。絞りを開くと、次のような効果が得られます。

被写界深度を浅くする

被写体を鮮明に写し、際立てる

露出または明るさを上げる

絞りを絞ると、次のような効果が得られます。

被写界深度を広くする

被写体と背景両方を鮮明に写す

露出または明るさを下げる

カメラのアイリス

アイリスは、カメラレンズの外側にあるリングで、絞りそのものを調整するために使用します。また、アイリスは、F値と、そのF値で取り入れられる光量を記録します。

アイリスを低いF値に設定すると、絞りが開き、光量が増えます。光量を減らし、絞りを絞るには、アイリスを高いF値に設定します。

写真撮影中に露光量と被写界深度を調整するには、アイリスを使用してカメラの絞りを調整します。調整を忘れたり、上手くできていなかったとしても大丈夫です。撮影後に多機能な写真編集ソフトを使用したり、役に立つ撮影ヒントを参照したりして、露光量を調整しましょう。

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