サニー16:晴れた日に合ったカメラ設定

明るい日差しの中で素敵な写真を撮るためのシンプルなルールを学んで、適したカメラ設定を理解しましょう。

晴れた明るい日は、屋外撮影にぴったりだと思うかもしれませんが、実はそうではありません。強い光は、ハイライトを明るくしすぎ、深い影を作り出します。でも、晴れた日に適したカメラ設定知っていれば問題ありません。「サニー16」ルールに従うだけで大丈夫です。

「サニー16」ルールとは?

「サニー16」ルールはとても単純で覚えやすい内容で、次の基本手順3つで構成されています。

絞りをF/16に設定します。これが、ルール名の由来です。

ISOを適度に低く設定します。

シャッタースピードを設定したISO値に合わせて調整します。

例えば、絞りをF16に、ISOを200に設定した場合、シャッタースピードは1/200にします。また、写真が暗すぎる場合は、ISOを400に、シャッタースピードを1/400に設定する、といった具合です。

影に注意

その名の通り、「サニー16」ルールは直射日光がある環境向けのルールです。葉の下など、陰影の多い環境で撮影すると、写真の影が暗くなりすぎてしまうでしょう。その場合には、他の設定はそのままにして、絞りをF/5.6に上げます。

「サニー16」は、試し撮りの出発点として最適です。これらの設定で最初の一枚を撮ってみて、満足いかない場合は微調整してみましょう。

晴れた日の写真の編集

もし、カメラ設定がぴったり合っていなかったとしても、心配はいりません。Adobe Photoshop Lightroomを使えば、写真の明るさと影を簡単に編集できます。

Lightroomの新機能「Color Grading」なら、デスクトップ、モバイルの両方のデバイス上で、シンプルなカラーホイールコントロールを使用して、シャドウ、ミッドトーン、ハイライトを調整できます。また、Lightroomプリセットをダウンロードして使用すれば、写真の編集をさらにスピードアップできます。

太陽の恩恵が感じられる写真

**Lightroom**を使えば、明るく晴れた日の写真の魅力をさらに輝かせることができます。