iPhoneのカメラフィルターでスマートフォンのスナップをレベルアップさせる
あらかじめ用意されている9つのiPhoneフィルターをカメラアプリから使用し、写真に華やかさを加えましょう。見た目をさらにカスタマイズしたい場合は、Photoshop Lightroomに移動し、50以上のフィルタープリセットから好みのものを選択できます。また、Photoshop Expressにアクセスして、スタイリッシュなオーバーレイを適用し、写真のコラージュを作成することもできます。
フィルターとエフェクトでiPhoneの写真を強化する
AndroidやiPhoneなど、スマートフォンのカメラは驚くほどの進化を遂げています。それぞれのカメラアプリには、いろいろな機能が備わっています。例えば、iPhoneの新モデルに備わっているポートレートモードでは、デジタル一眼レフで撮った被写界深度の浅い写真のような効果を再現できます。
SNSに投稿するための自撮り写真を気軽に撮る場合でも、あるいはビジネスシーンで高画質の写真を撮りたい場合でも、カメラのエフェクトとフィルターを使えば、スマホ写真を瞬時に引き立て、すばらしい見た目に仕上げることができます。
iPhoneで写真にフィルターを追加する
写真に変化を加えたいとき、iPhoneにプリロードされたフィルターを使用すれば、追加のソフトウェアをダウンロードしなくても、写真にクリエイティブな要素を加えることができます。これらは、基本のフィルターで十分に編集でき、それ以上のカスタマイズを必要としないインスタント編集に最適です。
iPhoneのカメラアプリには、写真にさらなる魅力を加えるための9種類のフィルターがあらかじめロードされています。ユーザーは、カメラアプリで写真を撮影しながらフィルターのライブプレビューをテストしたり、写真アプリで過去に撮影した写真にフィルター効果を加えて確認したりできます。フィルターは、iPhone 11、11 Pro、XR、XS、およびそれ以前のモデルで使用できます。
iOS 16を使用しているiPhoneでフィルターを適用するには、以下の手順に従ってください。
iPhoneのカメラアプリでフィルターを使って写真を撮る方法
- カメラアプリを開きます。
- 写真モードまたはポートレートモードを選択し、次の操作をおこないます。iPhone XS、iPhone XR以降の場合：画面上部の上向き矢印をタップします。
画面の下部近くに5つのアイコンが付いた黒いバーが表示されます。右端にある、3つの交差する円のアイコンをタップします。
iPhone X以前の場合： 画面上部にある、3つの交差する円のアイコンをタップします。 - スライダーと、フィルターの小さなプレビューが表示されます。フィルター間をスワイプし、フィルターの1つをタップすると、その名前とライブプレビューが表示されます。
- フィルターを選択したら、スライダーの下のシャッターボタンを押して写真を撮ります。
既に撮影した写真にフィルターを追加する方法
- 写真アプリを開きます。
- 写真ギャラリーをスクロールし、編集したい写真を選んでタップします。
- 画面の右上隅にある「編集」をタップします。
- 画面の下部にあるフィルターアイコン（重なり合った3つの円）をタップします。
- スライダーと、フィルターの小さなプレビューが表示されます。フィルター間をスワイプし、フィルターの1つをタップすると、その名前とライブプレビューが表示されます。
- フィルターを適用するには、「完了」をタップします。
- フィルターやその他の変更を削除するには、「キャンセル」をタップします。
デフォルトの写真フィルターとそれらがもたらす効果
写真にクールなブルーの色調を加えたい場合も、ドラマチックなノワール調でビンテージ感を演出したい場合も、iPhoneに備わっている9つの無料写真フィルターを使用すればうまくいきます。各フィルターを簡単に見ていきましょう。
- ビビッド： コントラストを高めます
- ビビッド（暖かい）： 黄色がかったビビッドフィルターを適用します
- ビビッド（冷たい）： 青みがかったビビッドフィルターを適用します
- ドラマチック： シャドウを強調し、ハイライトを下げます
- ドラマチック（暖かい）： 黄色がかったドラマチックフィルターを適用します
- ドラマチック（冷たい）： 青みがかったドラマチックフィルターを適用します
- モノ： ベーシックな白黒になります
- シルバートーン： 影の濃い白黒になります
- ノアール： コントラストの高い白黒になります
Photoshop Lightroomでフィルターとプリセットを試す
場合によっては、iPhoneのデフォルトのフィルターでは期待どおりの仕上がりにならないこともあります。また、さらにいくつかのオプションを検討したい場合もあるかもしれません。写真をもう少しカスタマイズしたい場合や、もっと多くの選択肢からフィルターを選びたい場合は、Photoshop Lightroomを使用して、iPhoneから直接編集することもできます。
アドビアプリの写真フィルター
Photoshop LightroomとPhotoshop Expressは、写真フィルターを適用するために使用できるモバイル写真編集アプリです。iPhoneおよびiPadの場合はApp Storeから、Androidデバイスの場合はGoogle Playストアから入手できます。
Lightroomのプリセットを使用して写真をカスタマイズする
50種類以上の高品質なプリセットにアクセスして、iPhoneで撮影した写真にフィルターとして適用できます。Lightroomには、デスクトップバージョンとモバイルバージョンの両方が付属しています。また、これらはクラウドを介して同期されます。Lightroomにアップロードした写真にはどのデバイスからでもアクセスできるので、ノートパソコン、スマートフォン、iPadで写真を簡単に編集できます。
Lightroomプリセットの場所
Lightroomライブラリから写真を選択するか、カメラロールから写真をアップロードするか、アプリ内カメラで写真を撮影します。写真の下部にある編集メニューバーを右にスクロールし、「プリセット」を選択してオプションを参照します。カラー（ビビッド、マット、ブライトなどの色相変更フィルター）を含む9つのカテゴリと、ポートレート、スタイル、被写体の3つのプレミアムプリセットカテゴリがあります。
Lightroomのプリセットを編集して独自のプリセットを作る
デスクトップまたはモバイルで独自の編集を適用し、画面右上にある3点アイコンをクリックします。「プリセットを作成」をタップし、編集内容にフィルターとしての名前をつけて保存すると、Lightroomで他の写真にもそのプリセットを使えるようになります。作成したカスタムプリセットは、「プリセット」の下の「ユーザープリセット」という新しいカテゴリに表示されます。
ソフトウェアをスムーズに実行できる環境を維持する
カメラの機能とアプリがいつでも正しく動作するように、オペレーションシステムを常にアップデートするようにしましょう。iPhone 6より以前のiPhoneで使える最も新しい iOS は iOS 12です。より新しいモデル、たとえば iPhone X、iPhone 11、iPhone 12などの場合は、iOS 14以降のものを使用します。アプリも常にアップデートするようにしておけば、いつでも新しい機能を使うことができます。
Photoshop Expressで写真のスタイライズや合成をおこなう
iPad、iOS、Android用のPhotoshop Expressを使えば、高度な編集をすばやく実行したり、魅力的な写真コラージュを作ったりできます。
写真へのフィルターとしてルックスを適用する
このアプリには「ルックス」というフィルタースタイルのツールがあります。画面の最下部左から2番目のアイコンをタップすると、ルックスのカテゴリを参照できます。「基本」、「チャーム」、「ホワイトバランス」、「ポップカラー」、「デュオトーン」などを選択できます。ルックスを追加したら、スライダーバーを使って強度を調整できます。
自分だけの「ルックス」を保存したり、コラージュを作成したりする
独自の調整を適用した後には、「自分のルックス」の左側にある「＋」アイコンをタップして、カスタムルックスとして保存することができます。また、写真ページで「コラージュ」をタップすると、ユニークなコラージュフィルターを使用して、アレンジメント内のすべての写真にスタイルを一度に適用することができます。
オーバーレイ
ルックスの右側にあるアイコンをタップすると、オーバーレイを使用することができます。これは編集済みの写真の上に、調整可能なスティッカーとして使うことができます。カテゴリには、「光漏れ」、「ボケ」、「宇宙」、「水彩」、「煙」、「ネオン」、「デュオトーン」、「フィルム効果」、 「きらめき」など様々な選べるエフェクトが揃っています。スライダーバーを使えば、オーバーレイの強度を調整できます。
写真を瞬時に変身させましょう
スマートフォンの写真コレクションに磨きをかけたい場合は、フィルターで深みを加えることで、ギャラリー全体を変身させることができます。例えば、シャドウを強調して印象的なコントラストをつけたり、クールな青いトーンで写真を涼しげに見せたりすることができます。写真のスキルは不要です。