機体にロゴを配置してマスクを作成
サンプルアセットの「tutorial_05.ai」を開きます。
ロゴを機体の上に配置し、機体の白い部分をクリックしてコピーし(Mac:command+CまたはWin:control+C)、前⾯の同じ位置にペーストします(Mac:command+FまたはWin:control+F)。
その状態でShiftキーを押しながらロゴを選択し、右クリックメニューから「クリッピングマスクを作成」を選択すると、機体の形でロゴをマスクすることができます。
オブジェクトの重なりを確認する
現在、右図のように3つの機体のオブジェクトが重なっている状態です。
ロゴのサイズと位置を調整する
(C)のオブジェクトが選択されている状態で、右クリックメニューから「選択クリッピングマスク編集モード」を選択し、ロゴの⼤きさや位置を調整します。⼤きさと位置が決まったら、右クリックメニューから「編集モードを解除」を選択します。
一番下にある機体(A)を選択し、塗りを「なし」にします。続けて、一番上の機体(C)を選択し、右クリックメニューから「重ね順>最背⾯へ」を選択します。
窓を追加する
機体のオブジェクトをすべて選び、ショートカットキー「command + 2」(Mac)または「control + 2」(Win)でロックをかけます。
「楕円形ツール」でshiftキーを押しながら正円を描きます。shift + optionキーを押しながら右へドラッグして複製を作り、さらにショートカットキー「command + D」(Mac)または「control + D」(Win)で12回繰り返しコピーします。
右端の窓を選択し、ドアの近くまで右に移動します。窓すべてを選択し、コントロールバーの「⽔平⽅向中央に分布」をクリックすると、窓の間隔を均等にすることができます。
その他のチュートリアル
デザイナー、有馬 智之さんの作品を使ったロゴデザインシリーズの続きをご覧ください。
アートディレクター/デザイナー
有馬 智之
1985年生まれ。2009年、日本デザインセンター入社。コンピューティングとタイポグラフィを軸に、グラフィック、Web、UI等複数の領域におけるアートディレクションとコンサルティングに従事。著書に「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」(星海社)がある。