頭部を作る
新規ドキュメントを作成し、「長方形ツール」で、長方形を描きます。
長方形のコーナーにある◉マーク(ライブコーナーウィジェット)の1つを内側いっぱいにドラッグし、すべてのコーナーを角丸にします。
ボディパーツの右半身を描く
「表⽰/スマートガイド」を選択して、ガイドを表示します。「ペンツール」を選択して、以下の手順でボディパーツの右半身を描きます。
・頭部にカーソルをあてると中⼼線が表⽰されるので、その下でshiftキーを押しながら❶と❷をクリック
・shiftキーをはなして❸をクリックし、同時にshiftキーを押しながら上にドラッグ
・optionキー(Mac)またはaltキー(Win)を押しながら❸をクリック
・❶をクリックし、同時にshiftキーを押しながら左にドラッグ
ライブ反射で左右対称の形にする
「ウィンドウ>グラフィックスタイル」からパネルを表⽰します。ボディパーツの右半⾝を選択し、optionキーを押しながら「ライブリフレクト X」をクリックすると、右半⾝が反転コピーされ、左右対称になります。
「ウィンドウ>グラフィックスタイル」からパネルを表⽰します。ボディパーツの右半⾝を選択し、optionキーを押しながら「ライブリフレクト X」をクリックすると、右半⾝が反転コピーされ、左右対称になります。
ダイレクト選択ツールで右半⾝の形を調節すると、⾃動的に左半⾝にも反映されます。
調整が終わったら、「オブジェクト>アピアランスを分割」を選択し、2つの左右対称のオブジェクトにします。次に「ウィンドウ>パスファインダー」からパネルを表示し、「合体」をクリックして1つのオブジェクトにします。
※「ライブリフレクト X」は、「グラフィックスタイル」パネルの右上メニューから「グラフィックスタイルライブラリを開く>追加」で表示できます。
男女のピクトグラムを完成させる
男性のピクトグラムが完成したら、頭とボディパーツを選択し、「option + shift」キーを押しながら右へドラッグして複製します。
複製したオブジェクトを選択し、「回転ツール」(ショートカットキー「R」)で、shiftキーを押しながら右へ180度回転させます。1対の男⼥のピクトグラムの完成です。
その他のチュートリアル
デザイナー、有馬 智之さんの作品を使ったロゴデザインシリーズの続きをご覧ください。
アートディレクター/デザイナー
有馬 智之
1985年生まれ。2009年、日本デザインセンター入社。コンピューティングとタイポグラフィを軸に、グラフィック、Web、UI等複数の領域におけるアートディレクションとコンサルティングに従事。著書に「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」(星海社)がある。