太陽をデザインに

ディテールを加える

太陽に個性を与えましょう。

「私は物に顔を描くのを好みます。それにより、顔が無いときより個性が出てきます」（アリスン・コール）

頬やソバカス、眉毛など、思いつくものは何でも加えてみましょう。サングラスなどのアクセサリーを付けると、よりユーモラスになります。インスピレーションが必要なら、友達や家族の顔を参考にして、人間的なタッチを加えるとよいでしょう。

設定を決める

太陽の位置も考えます。青空を背景にすると素敵なコントラストになり、星を散りばめれば宇宙観を表せます。背景の色も変えてみて、太陽と最も合う色を見つけます。

夏の太陽を思い浮かべる

「私は暖色を使います。黄色やオレンジなどを使い、暖かみを出します。それが太陽のイメージだからです」（モーガン・ディーズ）

太陽の色は、典型的な黄色やオレンジより幅広い色で表されます。色相環を使って、自分の太陽にはどの暖色が合うのか決めましょう。太陽のイラストで使用する色にアクセントやハイライトをうまく加えるには、互いに近い色を選択します。太陽と背景の色は、良いコントラストを生むような効果的な色を選びます。

「デザインを始めたばかりの人の場合、色がどのように作用しあうのか理解することが重要です。例えば、ピンクの上にオレンジを重ねる場合、互いにブレンドし合わないように、オレンジをかなり暗くする必要があります。それにより、ページから飛び出るような太陽を表現できます」（モーガン・ディーズ）

どのような色を使っていいかわからないときは、Google やAdobe Stock で、日中や夜間のシーンを検索し、自分の絵と似た画像を探します。

太陽のイラストの場合、完璧に仕上げるための方程式のようなものはありません。アートで大切なのは探求であり、太陽のデザインも例外ではありません。

「典型的な太陽を思い浮かべた時のアイデアを保ちつつ、それをどんどん、抽象化させてみてください。突き詰めて行けば行くほど、最初のデザインとは全く違う、面白い太陽を描くことができます」（アリスン・コール）

Adobe Frescoで太陽を描く

イラストの形式が何であっても、Adobe Frescoには、太陽を生き生きと描くためのあらゆるツールが揃っています。水彩ブラシを使えば、まるで絵画のような太陽になり、ピクセルブラシならベクターで太陽を作成できます。ロゴや背景のデザインを作成するのであれば、ベクターのイラストが最適です。ベクター画像はどのようなサイズにも調整できるので、アイコンやロゴ、その他のデザインに柔軟に対応することが可能です。

ピクセルブラシの色々な設定を試して、「テクチャード」を使って太陽を一層リアルに、完全な形にしましょう。1800種類以上のデジタルブラシが揃っている上、多くのオプションをダウンロード（ カイル・T. ウェブスター コレクション、またはAdobe Photoshopからお気に入りをインポート）することで、太陽への想像力は無限に広がります。