オフホワイトは機能的な色

オフホワイトが「オフ(無効)」なのは名前だけです。オフホワイトを使って、デザインを魅力的に仕上げる方法をご紹介します。

オフホワイトとは「ピュア」ホワイトとは異なる白の色相を指します。オフホワイトには、エッグシェル~バニラまで幅広い白が含まれます。では、オフホワイトは本当に「色」と言えるのでしょうか?オフホワイトは、色彩の_グループ_と考えると良いでしょう。オフホワイトのグループを活用すると、デザインに柔軟性を持たせることができます。オフホワイトとされるホワイトの種類と、クリエイティブなプロジェクトへの取り入れ方を詳しく見ていきましょう。

オフホワイトはどんな色?

オフホワイトは「白のグループ」を指すので、単一の16進数コードはありませんが、グループには、アイボリー(#FFFFF0)、ホワイトスモーク(#F5F5F5)、スノー(#FFFAFA)が含まれます。RGBでは、16進数F5F5F5はR:245、G:245、B:245になります。

オフホワイトを使った美しい配色

色彩の中間的なグループであるオフホワイトは、ほとんどどの色とも合います。ただし、ピュアホワイトと合わせると汚く見えるので、避けてください。

オフホワイトを使った配色を考えているときは、使おうとしているオフホワイトから透けて見えるアンダートーンを見て、それを補完する色を選びましょう。例えば、スモーキーホワイトとネイビーを合わせると、航海の雰囲気が出せます。一方、より黄味の強いアイボリーとマルーンを合わせると、温かみのあるロマンチックな効果を作れます。また、少しくすんだクリーム色は、パステルカラーとの相性が抜群です。

オフホワイトを有効活用

自分だけの配色センスを磨き、プロジェクトを次のレベルに引き上げるのに役立つグラフィックデザイン向けリソースをチェックしましょう。ロゴやアイコンから、イラストやポスター作品まで。Adobe IllustratorPhotoshop、**InDesign**を使って制作できるものをご覧ください。