アンバーカラーで作品を輝かせる
写真やイラスト、デザインの中でアンバーと他の色を組み合わせる方法を学びましょう。
アンバーは、カラーホイールの中ではイエローとオレンジの中間に位置する、明るく暖かみのある色です。アーティストやデザイナーは、常に色使いによって狙った意味合いを表現しようとするものですが、アンバーは暖かみや幸福感を表すことが多く、さらには作品に輝きを与えることもできます。アンバーやその他の色を効果的に取り入れる方法を学び、イラストやデザインコンセプトに活かしましょう。
色としてのアンバーの意味
アンバーは、幸福、活力、自信などを表し、また信号に用いられることからもわかるように、ときには安全を意味します。デザインのベースカラーとして、アンバーは開かれた心地良い雰囲気を作り出します。アクセントカラーとして用いると、気分を高め、支えとなってくれる、頼もしい感じのする色です。
16進コード:#FFBF00
RGB値:255、191、0
色調のバリエーション
アンバーは、イエロー(#FFFF00)とオレンジ(#FFA500)の中間に当たる色のため、もちろんこの2色とは近い関係にあります。その他のアンバーに類似する色としては、タンジェリン(#F28500)やフリージア(#F6C324)が挙げられます。
アンバーとよく合う色
プロジェクトの中ですぐに試せるカラーコンビネーションをご紹介します。
ロイヤルブルーとアンバーはどちらも明るくエネルギーに満ちた色です。また、この2色は互いに補色関係にあります。アンバーの暖かみはロイヤルブルーのクールな色味と好対照を成し、ダイナミックで注目を惹きつける効果を生み出します。
ディープブラウンとアンバーはオーガニックな色調を作り出します。相性の良さは、アンバーの名前が樹脂に由来することからもわかるでしょう。作品に落ち着きと安定感を与えたいときには、この組み合わせを試してみてください。また、この2色は秋の雰囲気や季節の移り変わりを思い起こさせる色でもあります。
デザインにさらなる活気を加えたいときには、アクアカラーをアンバーに合わせてみましょう。大胆で陽気なこのコンビネーションは、ファンキーで鮮烈な印象をもたらすと共に、レトロな風味も感じさせることができます。
80年代から活躍するロックバンド、311は「アンバーの色はエネルギー」と歌っています。これが恐らくアンバーについてのベストな表現でしょう。この暖かみのあるカラーで、デザインプロジェクトに輝きを与えましょう。デザインをさらに目立たせる新たな方法を見つけましょう。
ロゴやアイコンからイラスト、ポスターまで、Adobe Illustrator、Photoshop、**InDesign**を使って作成できるものを見てみましょう。