Scott Belsky(スコット ベルスキー)
デザインおよび新興製品担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CSO(最高戦略責任者)
企業戦略および開発をリードし、デジタルメディア事業およびデジタルエクスペリエンス事業でデザインを担当しており、急成長しているいくつかのアドビ新興製品の育成を推進しています。CSOとして、アドビのすべての市場で将来の機会を示し、スタートアップエコシステムにおける投資、エンゲージメント、買収を主導します。アドビのデザインリーダーであり、すべてのアドビ製品について常にハイレベルなデザインに取り組んでいます。また、3D/イマーシブ製品、Adobe Stock & Marketplace、Behanceといった主要な新興製品の開発を主導しています。
この役職に就く前は、アドビのCPO(最高製品責任者)を5年間務め、すべてのCreative Cloud製品の開発を指揮していました。そのリーダーシップのもと、アドビはAdobe Expressをリリースし、PhotoshopやIllustratorなどの主力製品をwebやモバイルプラットフォームに拡張して、3D/イマーシブ製品を生み出しました。また、クリエイターのために属性を保護しデジタルコンテンツの透明性を確保するContent Authenticity Initiative(コンテンツ認証イニシアチブ)を創設しました。
2017年12月にアドビに入社する前は、米国サンフランシスコのBenchmarkでベンチャー投資家をしていました。彼がアドビに在職するのは、これが2回目です。最初は、2012年にアドビがBehanceを買収したときです。そのときはCreative Cloudのモバイルおよびサービス戦略を指揮しました。2006年にBehanceを共同設立し、CEOを6年間勤めました。
長年にわたり、他のプロジェクトでクリエイターおよび投資家のコミュニティを支援してきました。携わってきたプロジェクトには99U、Behanceのクリエイティブシンクタンクとカンファレンス、ベストセラーとなった著書『The Messy Middle』および『Making Ideas Happen』などがあります。
Pinterest、Uber、sweetgreen、Carta、Cheddar、Flexport、Airtable、OpenSea、Ramp、Ro、Periscopeなど、多くの大手企業や機関にも、デザインと製品管理に関する助言をおこなってきました。
コーネル大学で学士号を取得し、ハーバードビジネススクールでMBAを取得しました。コーネル大学の起業家プログラムの諮問委員、ニューヨーク近代美術館の評議会の委員も務めています。
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