Anil Chakravarthy(アニール チャクラヴァーシー)

デジタルエクスペリエンス事業部門代表

デジタルエクスペリエンス事業の代表であるアニール チャクラヴァーシーは、SaaSとしては世界最大規模であり、カスタマーエクスペリエンス管理(CXM)カテゴリーのリーダーでもあるアドビのデジタルエクスペリエンス事業のビジョンと業務を推進しています。また、アドビのワールドワイドフィールドオペレーションも担当しています。

 

アニールは、2020年1月にアドビに入社し、数十年におよぶ製品イノベーションや業界に関する専門知識を役職に活かして、Adobe Experience Cloudの戦略、製品管理、エンジニアリング、およびマーケティングを主導しています。データおよびインサイト、コンテンツおよびコマース、カスタマージャーニー管理、ならびに広告に関するソリューションを備えたAdobe Experience Cloudは、あらゆる規模の企業のB2BとB2C両方のデジタルビジネスを支援します。Adobe Experience Cloudの基盤となっているAdobe Experience Platformは、業界初のCXM専用プラットフォームで、パーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスをリアルタイムで大規模に提供することができます。

 

アニールはワールドワイドフィールドオペレーションを統括しながら、グローバルのエンタープライズセールス部門およびカスタマーサクセス業務を主導し、デジタルトランスフォーメーションが実現できるよう各ブランドを支援しています。

 

アドビに入社する前、アニールは、エンタープライズクラウドデータ管理のグローバルリーダーであるInformaticaで2015年から2020年までCEO(最高経営責任者)を務めました。Informaticaでは、会社をクラウドおよびサブスクリプションサービスに変革することに成功しました。アニールは、2013年9月にエグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)としてInformaticaに入社し、製品開発、製品管理、および製品マーケティングなどを担当しました。

Informaticaに入社する前、アニールは約10年間にわたってSymantec Corporationで指導的な役割を果たしました。Symantecでは、情報セキュリティ担当エグゼクティブバイスプレジデントとして、データ損失防止、電子メールおよびwebセキュリティ(オンプレミスおよびクラウド)、マネージドサービス、トラストサービス、認証など、幅広い製品ポートフォリオのエンジニアリング、製品開発、および運用を監督しました。さらに、アニールは、Endpoint Protection、Mobile Security and Management、Encryption、Storage and High-Availability、India Product Operations、Enterprise Global Consultingなど、多くの製品グループも主導しました。

 

Symantecに入社する前、アニールはVeriSignでエンタープライズセキュリティサービス向けの製品管理を主導しました。アニールは、McKinsey & Companyでキャリアをスタートさせ、そこでシリコンバレーにあるBusiness Technology OfficeのE-Business Practiceの共同リーダーに抜擢されました。

 

アニールは、インド工科大学バラナシ校でコンピューターサイエンスとエンジニアリングの技術学士号を取得しています。また、マサチューセッツ工科大学で理学修士号と博士号を取得しています。現在はAnsys社の取締役を務めていますが、以前はSilicon Valley Leadership Groupの取締役も務めていました。



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