Adobe Creative Residency Community Fund

アドビでは、Creativity for All:すべての人に『つくる力を』を実現し、人々がどこにいても、そのストーリーを伝えるために必要なツール、インスピレーション、サポートにアクセスできるよう、取り組んでいます。アドビは、非常に困難な状況に陥っているクリエイターを支援するために、Adobe Creative Residency Community Fundを創設しました。人々の視野が広がれば広がるほど、世界はより良くなっていくと信じています。

プログラムの概要

この不確実な時代に、人々は学び、対処し、そして社会に対して影響を与えるために、クリエイティブ表現を利用しています。 アドビは、"Creativity for All:すべての人に『つくる力を』"という信念の元、すべての制作を行う人に、ツールやスキル、あるいはイメージ素材などを提供することで、さまざまなキャリアを持ったクリエイターが、自身の創作を継続し、ユニークで多様な世界観を広めていくことを応援しています。 Community Fundの目的は、クリエイターの日々の生活を脅かすような世界のできごとに対し、現在継続している課題に対して優先的に、継続した期間の支援を行うことです。 Fundは、一定の支援を果たした後は、また新たな課題に向き合うことも視野においています。

 

2022年以降、ウクライナが正当な理由のない激しい攻撃にさらされ、罪のない命が悲劇的に失われるのを目の当たりにしてきました。この悲劇が繰り広げられ、当該地域の人道危機の増大と難民の状況悪化の中で、クリエイターをサポートする責任がアドビにはあると考えます。現在、Community Fundの取り組みとして、ウクライナへの不当な侵攻によって直接影響を受けているクリエイターへの支援に重点を置いています。

Community Fundに関する基礎知識

応募の際にプロジェクト提案書を提出する必要はありません。

 

選出された場合、Adobe Creative Residency Community Fundから10,000米ドルが支給されます。応募者はCommunity Fundから支給された資金を合法であれば用途自由に使用できますが、これは、ウクライナ侵攻の影響を受けた受領者にこの紛争期間中に自身と家族を支えてもらうことを目的としています。選考は、応募者のプロフェッショナルポートフォリオと、ウクライナ侵攻による直接的な影響の有無にもとづいて決定されます。

応募のスケジュール

応募書類は順次受け付けられ、審査されます。

応募資格の詳細

Creative Residency Community Fundは、2022年のロシアによるウクライナ侵攻によって直接影響を受けたクリエイターを対象としています。応募資格は次のとおりです。

  • ビジュアルクリエイティブ作品のプロフェッショナルポートフォリオを所有するクリエイター
  • 英語でのコミュニケーションができる
  • 18歳以上である(学歴や経歴は問いません)
  • PayPal口座または本人名義の銀行口座を保有している
  • 次のいずれかに該当する:

    • 2022年のウクライナ侵攻による難民または国内避難民
    • 現在ウクライナに居住している方
    • 上記のいずれかを経済的に支援している方

アドビは、以下の様な作品を制作しているクリエイターの支援に特に関心がありますが、あらゆる種類の作品が対象です。

 

  • ビデオ
  • 写真
  • グラフィックデザイン
  • イラスト
  • プロダクトデザインとインターフェイスデザイン

Creative Residency Community Fundへの応募

よくある質問

応募書類は順次受け付けられ、審査されます。ほとんどの応募者には60日以内に返信しますが、応答までの時間は状況によって異なる場合があります。

いいえ、Community Fundに応募できるのは一度だけです。

Creative Residency Community Fundの対象となるには、次の条件を満たす必要があります。

  • ビジュアルクリエイティブ作品のプロフェッショナルポートフォリオを所有するクリエイター
  • 英語でのコミュニケーションができる
  • 18歳以上である(学歴や経歴は問いません)
  • 米国からの送金を受領可能な銀行に本人名義の銀行口座を所有している
  • 次のいずれかに該当する:
    • 2022年のウクライナ侵攻による難民または国内避難民
    • 現在ウクライナに居住している方
    • 上記のいずれかを経済的に支援している方

はい。ただし、Community Fundに応募できるのは一度だけです。Creative Residentsプログラムには何度でも応募できます。Creative Residentsプログラムの修了生には、Community Fundへの応募資格はありません。 

Community Fundは進行中のプログラムです。

受領者の審査には、デザイン、写真、アートなどの様々な領域におけるスキルと知識によって提出物を評価する各分野の専門家と、本社のCSR(企業の社会的責任)チームがあたります。審査員の独自の判断により、応募者の作品の優秀さ、アドビのコアバリューに対する同調性、応募者数、および利用可能なファンドの額にもとづいて受領者を選出します。選出がアドビまたはCommunity Fundに関するマイナスイメージにつながる可能性があると判断した場合、またはアドビ単独の判断にもとづくその他の理由で、通知後であっても再検討をおこなったうえで、受領者の資格を剥奪することがあります。受領者は、助成を受けることにより、助成に起因するあらゆる請求および責任について、アドビおよびその取締役、役員、および社員を免責することに同意するものとします。

 

審査委員会は、デジタルの要素を含むすべてのビジュアルデザイン分野からの候補者を対象とし、次の分野に重点を置いています。

  • ビデオ
  • 写真
  • グラフィックデザイン
  • プロダクトデザインとインターフェイスデザイン(UI/UX)
  • イラスト

ご質問がある場合は、creatres@adobe.comにお送りください。注意:毎年大量の問い合わせがありますので、アドビのwebサイトで回答していない質問についてのみ返信いたします。

Masha Foya

アーティスト、Adobe Creative Residency Community Fund助成金受領者

 

Mashaは、ウクライナを拠点とするイラストレーターで、逐語的な表現から脱却し、アートを通じて感情を伝える新しい方法を独自のスタイルで模索しています。Mashaはキーウ工科大学で芸術を学びました。

心、おどる、デジタル


課題解決の向こうにあたらしい明日を創りだす。

アドビのクリエイティブ・デジタルトランスフォーメーション