イラスト:Yulia Vus
企業の社会的責任
Adobe for All
アドビは、お客様の多様性とアドビを取り巻く世界に対応するために、グローバルな社員の採用の拡大と雇用の促進に取り組んでいます。
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アドビでは、人は評価され、受容されていると感じるとき、よりクリエイティブで、革新的になり、活躍する可能性が高まると信じています。アドビは、多様な社員の採用、インクルーシブな職場環境の整備、パートナーのエコシステムの動員を通じて社外に影響を与えることに継続的に取り組んできた成果に自信を持っています。
多様な採用活動と育成
多様でインクルーシブな労働力を育成するという当社の取り組みには、歴史的に過小評価されてきたコミュニティ向けの教育とキャリアパスの開発が含まれます。
キャリアパスの構築
アドビは、Adobe Digital Academyなどのグローバルプログラムや、インドのSheSparksなどの地域的な取り組みを通じて、中途採用や再入社を目指す個人をサポートしています。
Adobe Digital Academyでは、キャリアスイッチに対する研修機会を提供すると共に、ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン、データサイエンス、ソフトウェアエンジニアリング、デジタルマーケティング分野でのキャリアをスムーズにスタートさせるための経験やノウハウを提供しています。2016年3月に設立されたこのアカデミーは、General Assemblyと提携して、プログラム修了者の99%がアドビやその他の企業でフルタイム職に就職できるよう取り組んでいます。このアカデミーは、300人を超える候補者に奨学金と生活手当を提供し、スムーズに転職できるよう支援してきました。詳細を見る
アドビのインド国内サイトでは、画期的なSheSparksインターンシッププログラムによって、一度退職した女性がスムーズにフルタイム職に復帰することができます。2019年に設立されたこの6か月間のブリッジプログラムは、復職する女性プロフェッショナルに研修、役割別のメンター、支援コミュニティ、影響力の大きい業務で成長する機会を提供します。詳細を見る
社員育成への投資
アドビの社員育成プログラムは、社員が潜在能力を最大限に発揮し、その過程で互いにサポートし合うことを支援します。アドビのグローバルおよび地域的な取り組みは、キャリアの初期段階の社員から最も経験豊富な専門家まで、あらゆる人を対象に設計されており、過小評価されているグループの有望な社員の知名度とキャリアの向上を促進することに重点を置いています。
これには、女性のリーダーシップスキルの習得に役立つAdobe Leadership Circles、社員が会社全体でつながりを構築し、メンターを見つける方法を提供するWomen's Executive Shadow Program、アドビでリーダー的な人材を育てるための四半期ごとに「必要なときに学ぶ」方式の研修であるAdobe Leader Experienceが含まれます。
また、アドビでは、米国のMcKinsey Connected Leaders Academy、EMEAのWomen in Tech Forumキャリアコーチングプログラム、APACのWomen Emerging Leaders Programなどの取り組みを通じて、過小評価されているマイノリティ(URM)の成功を支援しています。
マイノリティを支援する機関との連携
アドビは、歴史的黒人大学(HBCU)およびヒスパニック系教育機関(HSI)との連携によって、22,000人以上の学生に、ハイテク業界やクリエイティブ業界に就職するためのメンターシップやキャリア開発の機会を提供しています。
社員のやる気を引き出す
アドビは、社員のつながりを構築し、キャリア開発を強化して、リーダーシップの役割を拡大するために、社員の育成および開発プログラムを提供しています。
公平な報酬への取り組み
アドビは、分析、透明性、プロセス改善に投資して、公正な報酬への取り組みを推進しています。2023年、男女同一賃金をグローバルに維持し、米国では、過小評価されているマイノリティ(URM)出身の社員は、米国の非URM出身の社員の1ドルの収入に対して99.35セントを得ています。アドビは米国のすべての求人の給与範囲も公開しています。
仕事と暮らしをサポート
アドビは、健康、教育、家族生活への福利厚生を通じて、社員の仕事以外の生活をサポートしています。アドビは、LBGTQ+コミュニティを支援するために福利厚生を充実させ、女性の健康保険給付を拡充し、世界中で育児休暇給付の強化を継続して導入してきました。総合的な福利厚生プログラムの詳細をご覧ください。
つながりを構築
アドビは8つの社員ネットワークを通じて、インクルーシブで、やる気を引き出す職場環境を育んでいます。それぞれがコミュニティの構築、インクルージョンの強化、そして過小評価されているグループの発展の推進に役立ちます。
業界全体で多様性を推進
アドビの非営利コラボレーションに対するグローバルなアプローチは、人材、製品、慈善活動にもとづいています。
Equity and Advancement Initiative(平等・促進イニシアチブ)を通じて非営利団体を支援
2022年に、Adobe FoundationはEquity and Advancement Initiative(EAI)を立ち上げました。このイニシアチブは、アドビの優れた部分を活用した企業慈善活動のグローバルプログラムであり、財団の助成金、社員の寄付とボランティア活動、アドビ製品へのアクセス、プロボノサポートを通じて、非営利団体を支援します。
アドビは、EAIを通じて、ビジネス内およびコミュニティ全体で公平性とインクルージョンを推進するという当社の取り組みに賛同する11のクラス最高の人種および社会正義団体と協力しています。このプログラムでは、10,000人を超える社員が学習、寄付、個人的なボランティア活動に参加しています。
パートナーシップへの投資
アドビは、その認知度を高め、影響力を拡大するために、DEIへの取り組みを製品、パートナーシップ、サプライヤーに積極的に取り入れています。アドビは、National Alliance on Mental Illness(全米精神障がい者家族会連合会)、CEO Action for Diversity & Inclusion(ダイバーシティとインクルージョンのためのCEOアクション)、Parity.org、Institute for Corporate Productivityなどの団体と協力してその活動を促進しています。
さらに認知度と影響力を高めるために、サプライヤーダイバーシティプログラムへの投資を継続することにより、過半数所有企業として認定され、社会的少数集団の起業家によって運営されている企業をアドビの購買戦略に含めるよう努めています。